『覚えて欲しくない言葉ほど覚える？』

いつもありがとうございます。

この漢字、読めますか？

「罵る」

あまり使いたくない言葉ですが、

「ののしる」です。

辞書には「ひどい言葉で悪口を言う」と書かれていました。

人から罵られるなんて、あるいは罵ったりなんて嫌ですね。

それが「人」でなくて「鳥」でしたらどうでしょうか？

10年以上前の話ですが、九官鳥にまつわるこんなニュースがありました。

台湾で、九官鳥の鳴き声があまりにうるさいとして通報された飼い主が仕返しに、罵りの言葉を教えたとして訴えられる騒動がありました。

2011年１月11日付の台湾紙「自由時報（Liberty Times）」によると、電気工の男性が、隣人が飼っている九官鳥の鳴き声がうるさすぎると、警察に苦情を申し立てたところ、飼い主の隣人ら5人は、仕返しとして九官鳥に、罵りの言葉を教え込んだそうです。

以後、九官鳥は男性をみるたび、「ほら吹きの間抜け野郎」と鳴くように（しゃべるように）なったそうです。

このため、男性は心理的ストレスを被ったうえ、仕事に集中できずにやけどを負ったと主張し、隣人ら5人を訴えました。

だが、隣人らは九官鳥に罵るよう教えたとの容疑を否定、また、九官鳥と電気工のやけどとの因果関係も認められないとして、男性の訴えを却下しました。

（2011年01月13日AFPより抜粋）

因果関係についてはわかりませんが、九官鳥もなかなかやりますね。

特定の人を見て、特定の言葉をしゃべるのですから、、、。

そういえば昔のデパートの屋上にあるペットショップには、だいたい白色オウムがいました。

当時は犬、猫がまだメジャーではない頃で、当時の花形は「オウム」でした。

でもそのオウムは子供（特に男の子）を見ると、「バカ」、「アホ」と罵っていたことを思い出します。

今考えると、オウムからすれば悪い言葉をしゃべれば「ウケる」ということを知っていたのかもしれませんね。

覚えて欲しくない言葉ほど覚えることが多いので、気をつけましょうね（笑）。

素晴らしい週末になりますように　♪ (^o^)／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（松本壯志　記）

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