マシンを科学する、第二回目っす!!!お待たせしました^^以前の記事「風邪よ、治れ♪~ちょっと上向き!!~」
で目標が定かでは無いから、「いかに自分のポンコツマシンを今時のナウでヤングなマシン(=35 GT-R)に安く対抗するか!!」っと言う事にしました~^^前回の記事では、適当に空気抵抗を調べただけなので今回は35 GT-Rと比較をし、今のマシンの性能を知ろうと思いまーす!!!
35 GT-Rの実力値!!
まずはリマインドです。。。。空気抵抗算出式は下記参照方!
D=(CD×ρ×V^2×S)/2
D :空気抵抗[N]
CD:空気抵抗係数[-]
ρ :密度[kg/m^3]
V :速度[m/s]
S :前面投影面積[m^2]
前回同様空気温度は20℃、CD値[-]と前面投影面積[m^2]は下記参照方!
35 GT-R CD:0.27 S:2.21(※前面投影面積は自分で算出)
S14 CD:0.34 S:1.88
S13 CD:0.30 S:1.84
S15 CD:0.33 S:1.84(※CD値はFD3S同等とし、前面投影面積はS13同等とした)
FD3S CD:0.33 S:1.81
90 マークⅡ CD:0.34 S:2.16(※CD値は一般的なセダンの値を使用、前面投影面積は自分で算出)
数字だけでは分かりづらいのでグラフにしました^^
CD値(グラフ左)は基本的にオーダーが小さいため変化が分かりづらいが、前面投影面積(グラフ右)は見た目ゴツイ35は大きいね!!もちろんセダン代表の90はかなり大きいww
では実際の空気抵抗を!!
結果を見ると驚き!!!あのゴツイ35GT-Rはかなり空気抵抗に優れている!!これは上のグラフに示しているCD値が優れているからなんだね~!!正直ね、これは最近のマシンには勝てん・・・・・今じゃ、風洞実験やらシミュレーション技術が進んでいるからドンドンCD値は向上しているからね。。。流線形状のFDよりちょっと35 GT-Rが勝っている!!!S13は古いけど、かなり空気抵抗には優れているようだ!!
では実際にどのくらいの差なのかを下記に!!※35 GT-R比
S14 6.6%
S15 1.7%
FD3S 0.1%
90マークⅡ 18.8%
チューニングによって改善できるのは、CD値や前面投影面積。。。次回こそはチューニングによる効果について紹介していきたいと思います・・・・今回は、目標の確認!!GT-Rはやっぱりすごかった、ってことですな~!!
バックナンバー
マシンを科学する 第一回目
空気抵抗を科学する♪~車種違いによる空気抵抗~
※数字等は様々な文献から調査したものであり、実際の数値とは異なる事があります。あくまで参考値であり、計算数値が正しい事を保証するものではありませんのでご了承願います。また本計算結果を参考にチューニングし、不具合があっても責任は持てませんのでよろしく御願い致します。
SHIFT_マシンを科学する