在地球宇宙人
かぶき者 たかふみです。
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先日このような質問をいただきました。
「施術をする際の注意点はどんなことがありますか？」
施術に関わらず、
何かセラピーを提供する側って、
「その人を良くしてあげたい」
という氣持ち、
一種の使命感が湧き起こったりします。
私も、学生時代に修行先の接骨院で
そういう思いを強く持って業務をしていました。
でも、結果的には氣持ちが空回りして、
ミスの連続…といった状況でした。
その経験を持って臨床に出てすぐも、
幾分かその氣持ちはありました。
でも、結局のところ
他人の人生の責任を持つことは出来ません。
どこかで線引きをしなければなりません。
クライアント様が、
こちらのイメージしたようになることが、
全てではありません。
そうなることもあるけれど、
一方ではコントロールすることになり、
『依存』が生まれることもあります。
また、
クライアント様の希望通りになること。
これも必ずしも正しいわけではありません。
様々な関係性がある中で、
人は存在しています。
その人に相応しい、
その人に必然の状態、関係があると思います。
相応しい、必然の状態は、
パッと見でわかることもあるでしょう。
でも、
ほとんどの場合、
コミュニケーションを重ね、
お互いの擦り合わせによって、
相応しい、必然の状態、関係が見つかります。
私は、幼い頃から
「早くテレパシー、エネルギーで
交流出来ればいいのにな。」
と思い続けてきました。
そうやって
コミュニケーションを怠ってきました。
もし
コミュニケーションが取れているときが
あるとするならば、
それは【あるモード】になっているときです。
苦手のままにしておくことは、簡単です。
でも、
今ここに命を持っているのは、
言葉でコミュニケーションを取る世界です。
『目の前の人を喜ばせるために、
何が出来るだろうか？』
この魔法の質問を繰り返し問いかけ、
それに答え続けることで、
私はコミュニケーションの苦手意識が
和らいできました。
余談が長くなってしまいましたが、
「施術をする際の注意点はどんなことがありますか？」
に対する私の答えは、
目の前の人を喜ばせるために出来ることが
必然的に起こることを信じ、
私に出来ることに一点集中することです。
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