連日ライブなんてやるの何年ぶりだろう。
体力大丈夫かしら。
なんて考えながらスタートしたこの11月の4日連続ライブ。
心配や不安は、充実が見事に消してくれて、しっかりとやりきることができました。
こうして歌えることの有難みを感じながら過ごした4日間の最終日のことを書きます。
1日目~3日目はこちら↓
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2023/11/25(土)
最終日は、以前サロメの唇でお世話になったことのある西木屋町のBAR Carole Kingさんでのツーマンライブです。
ツーマンのお相手は、7年ぶりの再会となる杉野明日香ちゃん。
自分の地元であること、明日香ちゃんとの久しぶりの再会、ノスタルジックな空気感のイベントになるであろうというイメージも込めて「Nostalgie」とタイトルをつけました。
私はこの日をとーっても楽しみにしていました
明日香ちゃんの歌声は、ナチュラルでいて繊細で美しくて、本当に素晴らしい。大好きです。
2年程前まで産休・育休でしばらくライブ活動をお休みされていたけれどその後再開されたことを知って、いちファンとして嬉しくて、今日はCDではなくて生歌が聴ける!ということでワクワク。
リハーサルでその歌声を聴きいたとたんから、心の琴線に触れるような、、感動を説明する言葉が他になかなか見つからないような、、とにかく何も考えられないくらい聴き入ってしまいます。
お店がオープンすると、幼馴染みや同級生を含め地元の知人友人、そして家族も来てくれました。
一気にアットホームな雰囲気に。
ライブの一番手は明日香ちゃん。
ギターの弾き語りで、ご自身のオリジナル曲をじっくりと歌われました。
楽曲も歌唱も素晴らしい。
聴いていると、ひと言ひと言に心を優しく掴まれるようで、さっきまでドライアイだった私の目も一瞬で潤います
その横で店主のトムさんが「格好良い…」と、何度も呟いていました。
聴けて良かった。今日お誘いできて良かった。
のちに私のお客様たちも皆口をそろえて、明日香ちゃんのライブが素敵だったと言っていました
そして私の出番です。
小ぢんまりとしたお店で、タムケンさんのアコーディオンは生音。
ライブには、4日間の千秋楽のような気持ちで挑みました。
挑むとは言っても構えるようなことは全くなくて、連日充実のライブを重ねた最終日らしく、なんというか、、素の自分でライブができました
知人友人が多いということも大きな理由だとは思うけれど、自分としては準備期間から考えると様々なチャレンジや壁もあった中、ずっと前向きな気持ちを切らさず毎日ライブができて、有り難い気持ちいっぱいのまま締めくくれることが嬉しかった。
ライブ中その一瞬ごとを大切に、歌う。
自分にとっての理想のステージに少し近づいた感覚を得られました。
MCも随分弾んでしまい、タムケンさんのアコーディオン解説のミニコーナーも長めになってしまい、予定よりもたくさん時間を使ってのライブとなり、お客様たちはみなさん笑顔で、自分にとっては意味深いステージとなりました。
3人でも1曲「赤い花 白い花」を演奏しました。
終電が迫り、名残惜しい気持ちでお見送り
(またきっと、一緒にライブさせてください!)
その後、京都の友人とタムケンさんと私、3人で打ち上げをしました。
明日は新幹線に乗るだけだし、今日こそ飲むぞ!!と思っていたけれど、さすがに疲れが出たのかお酒はほどほどで食事(主にたこ焼き)をいただいて、3人でしみじみと語り合ったりして、解散しました。
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タムケンさんとはまだ一度もライブをしたことがない時点で「関西ツアー3日間お願いします」と演奏をお願いして、アコーディオンで歌ったことのない私と、歌謡曲/ニューミュージックの演奏経験があまりないタムケンさんとで、短期間でたくさんの曲を合わせて、そうしてるうちに関西ツアー前日のライブも決まり、4日連続となったこの期間。
事前に2人で練習をする時間は、曲数に対してそう多くは取れなかったけれど、細かい部分でも気になれば伝えて、丁寧に考えたり音を作ってきたりしてくれて、本当に感謝。
見習わせてもらったり勉強させてもらったり、学びも多くいただきました。
久しぶりの連日ライブについて、久しぶりにシリーズ形式でブログを書きました。
書いている間は、その時の出来事が映像として頭の中にあります。
やっぱり楽しかったな
関わってくれたすべての方、離れたところで気にかけてくれている方々も含め、本当にありがとうございました