それはそれで、良いのかも知れない。まぁ~無責任だけど。
知らんがなといわれそうな話ではあるが。
ダメ人間なら、ダメ人間のまま売れたら良いやん。
それが、逆に希望だったりするよ、ワタシみたいな人間からすると。
ずいぶん前から気になっていたこの本。
カザマタカフミ著『売れないバンドマン』
たまたま、別の本を探しに行った本屋さんで発見し、
5秒後には、手に取りレジに言ってたというね(笑)
そして、家に帰るまで待ちきれず、
そのままフードコートにこもって読んでしまいましたさ(笑)
こういうことしちゃうんだよなぁ~ワタシ。
で、読み終えたら、BLOGに書こうって読みながら思うんだよね。
さて、この本は、
3markets〔 〕(通称:スリマ)というバンドのボーカル、カザマさんのBLOGに書かれていたモノを、
1冊にまとめたもので。
約10年ぐらい前からの文章がまとめられてるという、
ある意味、ダメ人間そしてバンドマンとしての自伝のような気もする本です。
どこを境に、ミュージシャンとして売れてるか、売れてないかという基準はわかんないけど。
基本的には『売れない』ミュージシャンの日々を綴っている感じかな。
そして、徹底的にダメ人間だというかちょいとひねくれた視線で書いてるんだけど。
でも、それが心地良いというか、たぶんワタシもそういうところがあるんだよな~と。
しかも、この本、歴代?!彼女にインタビューしてるのがね。
それもまた、やりおったって思ったさ。
本全体で、歴代彼女へのインタビューがカザマさんのホントの人間性がわかったような気がした。
まぁ~ある意味ひどいところあるけどね(笑)
主観的なんだけど、客観的にご自身をとらえて、書き綴られてるんだけど。
なんというか、ご本人がとにかくネガティブなんだよね。
でも、書いてることは、教室の端っこから冷静に物事を見ているような感覚になるんだけど。
ただ、とにかくひねくれてるというかなんというか、自分に対しても、他人に対しても。
それを、一番身近で違った目線で見せてくれたのが、歴代の彼女さんへのインタビューで。
これがあったからこそ、この本が、ただのBLOG本じゃない感じというか、
「締まったなぁ」って。
ここもそうだけど、BLOGなんて好きなことを書いてるし、
自分の思いの丈をぶつけてることが多くて。
このほんの本編なんてまさしくそうで、カザマさんの思いを、彼の言葉でぶつけてるから。
ぶつけ方がワタシは好きだったんだけど、BLOGじゃないからぶつけっぱなしにされてもなぁと。
なんせ、まとめたものとはいえ、本だし(笑)
彼女さん視点を見られたのも、ほかの方との対談記事があったのも。
違った視点で、カザマタカフミさんという人間を垣間見れたのもこの本の良さかなと。
そう思いながら、そう言えば、カザマさんとは一度だけ話したことがあったなぁ~と。
数年前のちょうどいまごろ(7月)。
カザマさんが大阪に来られて、たまたまそれを見に行ってたときですな。
友人が、すごく好きだったので、その前からも気になってて。
ほぼ、酔った勢いで帰りに話しかけに。
物販とは少し離れたところでお一人でいらっしゃったし。
そんなこと滅多にしないのに(笑)
といっても、
『△△の○○さん知ってます?友人なんですけど彼女からきいて気になってたんです、初めて聞いたんですけど良かったです♪』
「△△の○○さんだよね?知ってるよ、元気かなぁ~」
程度の話なもんで、完全に会話になってない。私が何を言いたいかも謎(笑)