3月2日(土)午前10時30分より、
鈿女本宮椿岸神社にて、30回目の【扇感謝祭(扇まつり)】が行われました
祭典に先立ち、今年が3年に一度の舞年にあたる獅子神御祈祷神事の奉納。
初段の舞と、扇まつりにちなみ扇舞が奉納されました
巫女による浦安の舞。
扇感謝祭の日は神楽鈴ではなく扇を使った舞です。
以下、祭典中に行われた奉納行事です。
尾張知多万歳『地割万歳』
早川伊右衛門社中のみなさん
『日本を愛す(新体詩を舞う)』
佐野扇酔師はじめ舞椿会のみなさん
『祝賀の舞』
おらほの会 / 藤本秀彬社中(宮比椿会)のみなさん
端唄『初春』
西川長秀師(宮比椿会)
最後に30周年を祝ってみんなで舞い納めました。
祭典後は扇供養の焚き上げ式です。
この日はものすごく寒い日で…参列のみなさん凍えておりました
時々風が強くて心配でしたが、数百本の扇や撥などが無事に供養されました。
扇感謝祭、30年。
天之鈿女命さまをお祀りする神社ならではの芸道上達祈願・扇供養のお祭りが始まったのは、
名古屋西川流師範・故 西川長寿先生の御力添えと御縁を頂いたからです。
※第18回扇感謝祭にて 右:西川長寿師 左:西川長秀師
※第20回・扇感謝祭にて、西川長寿師と宮司
残念ながらもう先生はいらっしゃいませんが、その意志を継ぐ西川長秀先生、宮比椿会の皆さまをはじめ、佐野扇酔先生、舞椿会の皆さま、10年前の20周年よりご参列くださっている藤本秀彬先生、藤本流、おらほの会の皆さまのお陰で、毎年賑やかに行われています。
※30回を記念して、宮司より感謝状が贈られました
また全国よりお稽古事で使用した扇などが、毎年たくさん集まります。
その量を見るたび、お稽古を頑張っている方々を思い浮かべて嬉しくなります。
西川長寿先生、今年も見守ってくださっていたと思います。
そんな感謝の思いを込めた素晴らしい30回目のお祭りとなりました。
ご参列の皆様本当に有難うございました