ペンキ塗り | カナダひきこもごも

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カナダ内陸地の風立ちぬ丘に住んでいます。自然と動物と桃が好き。

年末、我が家はコンドの一室を購入し引っ越した。


床暖房がついていたのは嬉しいサプライズだった。とは言っても、なんせ中古物件だから、住んでみると、色々気になって直したいところがでてくるでてくる。


前の住人は、壁にいくつかの穴を開けたまま出て行ったので、引っ越す前に、まず壁を埋めつつ、塗り直そうということになった。


前住人は、壁に小さな箱状のものをいくつか飾っていた。出る時にそれを取っ払って行ったんだけど、穴はそのまま残して行ったのよね。



前住人が飾っていた箱のようなものと、出っ張った天井。





壁を埋めるのは難しいことはなくって、でもめんどくさい。ドライウォールという塗装方法で穴を埋めて乾かし、仕上げにサンディングをする。それを約20か所、、、。


問題はペンキ塗りだった。


我が家の天井はところどころ壁が飛び出ていて、サイズ的に恐らくそこにセントラルヒーティングだとか、床暖房のパイプやシステムが入っているんだと思う。これが作業を困難にした。


以前、違う住まいでもペンキ塗りはしたことがあるので、今回もできるだろうと高を括っていたのが悪かった。うまくいかなかったし、日数的な問題もあったので、結局、コストがどうのと渋る夫を説得して、業者に頼むことにした。こうなることはなんとなく想像できた。わたしゃ初めから業者にお願いしたかったよ。


ところで、壁の色を業者に相談した時、

「僕は腕は良いけど、そういう(色を選ぶような)センスはないんです」と言っていた彼だった。


しかし、出来上がった壁は散々。


どういうこっちゃ〜。


何本もペンキの刷毛が埋まったまま。液体がたれた跡があったり、塗る場所がはみ出ていたり、おまけにペンキをバスタブで洗ったらしく、バスタブが汚れているし、水溶性だとかいうペンキは少し詰まっていた。


極め付けは、ゴミをすべてパティオに残していった。


そんな彼は、値段も決して安くはないのに、いかに手間がかかり、通常以上の努力したかというアピールを忘れずに帰って行った。


嗚呼、プロフェッショナリズムとは、、、。


その後、支払いの際にはワイフを連れてきたので、その場で出来についての文句が言えなかったという夫。女の前で恥をかかすわけにはいかないと夫は言っていたけどね、それを見越して連れてきたであろうところに彼の性格が伺えるような、、、。現金を受け取った後は電話にも出なかった。


アジア人に頼むと、技術が良くて、仕事が丁寧で、値段もやや良心的。そんな神話が崩れた瞬間だった。





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あまりにも酷いので、アフターサービスをお願いすることにした。(電話を2,3回したらやっと出たみたい)