離婚の決め手 | カナダひきこもごも

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カナダ内陸地の風立ちぬ丘に住んでいます。自然と動物と桃が好き。



また一組の夫婦が結婚生活にピリオドを打つことになってしまった。

 

 

旦那さんとは、夫繋がりで、私も一緒に3人でご飯やお茶に行く仲。

 

ただし、奥さんはいつでも不参加。

 

うん?と思うことは多々あった。




 

まず彼女は、うちの韓国人夫と自分が同郷、さらに同大学出身と知り、会うことを拒否した。

 

年齢を非常に気にする韓国社会だから、彼女が年下なこともあって、付き合いが色々とめんどくさかったのかもしれない。

 

でも、うちの夫と旦那さんは結構仲が良い方だったりする。

 

彼女と4人で食事に行けたらどんなに良いか、、。一言挨拶ぐらいしてくれても、、なんて思ってしまったことは正直ある。

 

 

 

 

 彼女は今、4年制の大学の看護科で学んでいて、ガリ勉を地でいくような頑張り屋。

 

が、

 

海外生活が長く、韓国での競争社会を知らない旦那氏のことを 向上心がない、努力が足りない と非常に見下している。

 

彼女は、暇な時間は英文読書とランニングをし、食生活を非常に気にして、必要な栄養素のみを取るといったような生活している。

 

他のことは人生の無駄なのだそうで、他の韓国人との付き合いも一切しない。

 

 

 

 

一方、旦那氏は韓国ドラマやkpop好きで、節約もスイーツも好き、ややアジュンマ(韓国のおばちゃん)寄りなマインドと生活を好む。

 

そんな旦那氏のことを彼女は常に罵倒し、自由を制限してきた。

 

 

 

 旦那氏はよく尽くす。フルタイムで働き、全ての家事をこなし、さらに夜は嫁のためにマッサージまでしてやるという。

 

朝は嫁より早く起き、健康的でセレブモデルのようなブレックファーストを用意する。

 

さながらテレビの中の有名人と結婚できたラッキーマンかのように彼女に尽くしまくる。

 

 

 

 驚くのはこの旦那氏、実はなかなか裕福な家の息子だったりする。

 

兄弟揃って留学生として北米の大学を出ているし、旦那氏で言えば、こちらでカレッジをでる前にオーストラリアで4年制大学もでている。

 

 

 

話の節々から、彼女の性格が浮かび上がる。

 

長くなるので詳細は省くけれど、晴れて彼女が看護師になったら、ティッシュのように旦那氏がポイっと捨てられてしまいそうな雰囲気をひしひしと感じ、、、いつももどかしいと思っていた。

 

が、夫婦のことにうちが口をだすわけにもいかず、ただ悶々としていた。

 

 

 

 旦那氏は夫婦で住むための高級コンドを購入し、家具を買い揃え、生活費もろもろを払い、日本車を買い与えていた。

 

一方、彼女は自分の小さな買い物さえ、学生だからお金がない、と支払いをしないそうだ。

 

韓国はなんでも一緒にするって文化。財布が同じなのはわかる。実家に仕送りをしている生活をしている人も少なくないから、払いたいけど払えない。なんて、申し訳なさそうにしていたらそれもわかる。

 

ところが、彼女の実家にはかなり余裕があるそうで。

 

つい最近も親から数万ドル貰っていたので、自由に使える現金は銀行にある程度はあるはず、、、とのこと。

 

なるほど。だからお互いに年4,5回は韓国に帰っていたんだ。

 

奥さんなんかは、コロナ下の時まるっと一年半、旦那をカナダに残して韓国に住み、オンライン授業を受けていたしね、、、。

 

 

 

 そんな彼が、ついに彼女と別れる決心をした。

 

きっかけは今回韓国に帰る日のこと。

 

旦那氏が全ての家事を終え、できる限りの料理を作ってストックし、さあ出かけるぞって時に、彼女がさも当たり前かのように一言。

 

 

 

「ねえ、生活費ちょうだい!」

 

 

 

 

その言葉に、彼は「いい加減にしろよ!」とついにキレたと言っていた。

 

 

 

 

意外なことが離婚の決め手になったように感じた。

 

今までのことがちりも積もれば、、、となり、一気に爆発したのかもしれない。





残念だけど、初めから彼女側には愛はなかったのではないかと思われる。彼女には一緒になりたい理由があったのかもしれない。


そして、この彼女。


離婚が決まった今も「卒業までは友達みたいにこのまま一緒に住もう」と言って、未だ家から出て行かない。


彼女が出て行かなければ、今月、旦那氏の母がソウルから駆けつけるそうだ。


元嫁、追い出しのために。


ドラマの気配がして、、、怖い。

 

 


 

 

——

 

何か写真、、

 

 

流行りのカフェへ。ここはわたしは2度目はないな😇

 

 

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彼女から離れることができたら、旦那氏はきっと幸せになれると思うの。幸せになってほしい。