イメージの威力を活用せよ | 椿先生!!!どうしましょう?

椿先生!!!どうしましょう?

小学校教員。教員志望者減少の危機感を、教育現場でひしひしと感じています。

問題1:

幅約30センチ×長さ約5メートルの鉄板が床にある。

この上を歩くことができる?

→多くの人はできる。

 

問題2:

ここに高さ200メートルのビルが2つある。

その屋上に立つと下車は米粒ぐらいの大きさに見える。

落ちたら100%死ぬ。

さて、このビルの間にさっきと同じ幅の鉄板を渡したとする。

風はない。そのうえを歩ける?

→たぶん、足が震えて、心臓ばくばくして、無理。

 

でも冷静に考えると求められている身体能力ってまったく同じ。

 

幅30センチの板の上を歩くこと自体って多くの人にとってはそんなに難しくない。

求められているのはただの、直立二足歩行。

 

でも、ビルの上とイメージするだけで、「失敗するかも、死ぬかも」とか「失敗」のイメージが浮かぶ。

そのイメージを強く抱いた瞬間に、実際に身体能力も低下する。

 

これは他の場面でも同様。「失敗するのでは」「笑われるのでは」というイメージが強いと、

例え、人前でのスピーチもうまくいかなくなる。

 

つまり、失敗するイメージをもった瞬間に、身体能力は低下する。

「話す」という基礎的な身体能力も同様。

 

「うまくいかない」「苦手」「いや」何事も同じ。

思った瞬間に能力下がる。

 

だから基本的に、「すきだ」「できる」とプラスのイメージをもつこと大事。

そのように思い込ませる、または思い込むこと大事。

 

まずは声に出して「すき」「できる」と言って暗示をかけよう。