読解力 | 椿先生!!!どうしましょう?

椿先生!!!どうしましょう?

小学校教員。教員志望者減少の危機感を、教育現場でひしひしと感じています。

問題:これはどういう「意味」として「読み解け」ますか。

 

「こんにちは。私の名前は、カルロス椿です。」

 

ただの自己紹介じゃないの?

↑とほとんどの人は思う。

 

 

では、こんな言葉がけをされたらどんな風に考える?

 

質問:「こんにちは」って言っているから、だいたい何時くらい?

質問:普通、自分の名前を名乗る時ってどんな状況?

質問:「カルロス椿」っていう名前からはどういう情報が推測される?

 

そういわれると、深く考えない?

 

例えば、こんな考えに行きつくかも。

 

→今は昼くらい。

多分初対面。

椿さんはハーフ?もしくは芸名で活動している?ラテン系と日本のハーフかも!!

 

つまりは、こういう思考をしながら読むことが、「読解」

 

 

実はこういう風に考えながら読ませることで、子どもの読解力は深まるよ。

子どもは、意識して読みとろうとするので、必然的に集中力も高まるし、結果的に知識も増えていく。

 

本の読み聞かせや国語の時間、このような質問、時々投げかけてみてね。