学生時代ガソリンスタンドで
バイトしたいた頃＿＿＿ 。
そこは、茶髪、ピアス一切禁止でして、
金髪に、イメチェンしたばかりで…
勤続年数も長いし、
他のガソスタは、赤だの
黄色だの…染めている店員もいるし！
「ワンチャン
貰えるのでは
」
と思って、いつものように、
しれっと
「おはようございます。」
挨拶して登場しましたら…
マネージャー（店長）が、金髪の筆者を見て
いつもなら君付けで、
呼ばれるのに…
その時は、鬼の形相で、
名前を呼び捨てして
言った台詞が…
「久保退場」
久保というのは、筆者
サッカーでいう、レッドカード
一発退場でした。
（他店は、カラー大丈夫なのに…
なんでウチは、こんな頑なに、
ウルサイんだぁ
金髪なんてファッションじゃないか！
考えが方が古いんだよ
仕事は絶対ちゃんとヤルし！！
何の支障もないのに…）
まるで、逆ギレするように、
心のなかで、そう呟きながら、
ロッカールームに戻り、
帰り支度をしていたら…
マネージャーが追いかけて来て、
「帰るの？」
「はい…。」
マネージャーは、おもむろに
自分の財布を取り出し、
五千円札を差し出されました。
になっていたら…
「黒染めのスプレー買って来なよ。」
「退場」＝「帰れ」の意味かと
思っていたので…
まさか！髪を黒くしてまで、
このままバイト出されるとは
思っておらず
最寄りのドラッグストアで、
黒スプレーを買って、
他の従業員に、白い目で見られ、
きまづい中、出勤しました。
あの当時は、十代で若かったこともあり、
「社会」、「会社組織」のことなんて、
微塵も、解らなかったです。
例えバイトでも、
そのお店の看板を背負って、
働いている以上、金髪の店員が一人でも
居たら、看板を汚してしまうことになります。
美容師等、あらかじめヘアカラーOKな職種を除き
【会社の秩序】
【社会人としての自覚】
を学びました。
あの時の黒スプレーは、
マネージャーの自腹かと思われます。
なぜ身銭を切ってまで、
「帰れ！」と言って帰さなかったか？
