夜勤明けで


空腹も限界を超え


牛丼でも、かきこんで帰ろうと


お店に立ち寄り


牛丼大盛り、玉子、みそ汁を注文。


さすがに早い!


頼んでから、一分も経たないうちに


運ばれて来た音符


こちらは、紅しょうが、七味の準備OKだ。


いつでも、空の胃袋に流し込める。






生唾を飲み


食べたい気持ちをグッとこらえて


まずは、玉子を溶く。


カシャ__カシャ___カシャ___。



その時だった!


テーブル席に居座っていた

20代の若いカップルの彼女の方が…


いきなり筆者を指差し!


「あの人、朝から牛丼食べてる~。」

と、呟きながら

ゲラゲラ爆笑し始めた。



ん?

確かに、ほとんどの客は

軽めの朝メニューを食べているが…


別に、牛丼は、朝からでも注文可能だし、

笑われる筋合いは無いかと思われるが??


無視して、頬張った。


(食べて、とっとと帰ろう。)

心の中で、そう呟いていたら…



何が、そんなに面白いのか!?


女は、さらに大爆笑…


彼氏に、

店内に響き渡る大声で訴えかける。

「ねぇ~あの人、朝から牛丼食べている!」

「超ウケるんだけどww」


それに対し、彼は小声で

(やめろよ…。)と、注意する。


そんな彼氏と目が合った。


彼は、「すみません。」と、

目で訴え、

申し訳なさそうに、ペコリと頭を下げたきた。


「いえいえ、気にしてません。」と、

自分も、それに応える。


常識人の彼氏に免じて、

許すことにした。



しかし…


悪びれるどころか…

等の本人は、

涙流しながら、いまだに笑い続けている。

「朝から牛丼を食べること」が、

よほどツボのようだ。



そこへ、


長距離大型トラックのイカツイお兄さんが

来店して来た。


今時、珍しいパンチパーマで…

プロレスラー顔負けの、がっしりした体格…

特に、腕は、太もも位ある…ガーン


そんな強面のお兄さんも、

「牛丼」を注文。



無言で、かきこんでいる。



チラリと、女の方を向くと、

彼女は、平然としていた。



おい!なんだこの差は?

あの恐そうなお兄さんだって、

朝から牛丼食べているぞ!


笑わないんかい?





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

















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