こんにちは、北カリフォルニアの会議通訳者、EJ Expert Inc代表のブラッドリー純子です。
最初にお断りさせてください。今回はマニアックな話題です
音取り用に使用しているDigiwaveについて、受講生からよく質問をいただきます。
私の担当する3クラスのうち2クラスには、逐次通訳から同通レベルを目指す受講生が多くパナ同通の環境にも関心が高いのです。
Digiwaveについてちょうど一年前に取り上げた記事がこちら。
読んでもらえると使い方がわかります←毎回説明するのが面倒とも言える。
ブースがない会議の同時通訳で簡易同通機材と連携して使用できる優れものです。
こちらの現場でもこの通り...
左のラジオ送信機で通訳を会議参加者にお届けして
右のDigiwaveの受信機でフロア(話し声)を聞きます。
弊社ではパナの送信機は3台、受信機は100台、Digiwaveのトランスレシーバーは2台、デジタル式受信機は25台を所有しています。
こちらも定期的に行っている企業の会議室。
リモートで参加する方がいる時は備え付けスピーカーの近くに座ります。
こちらは国際会議場のブース内でのDigiwave使用の模様。
会場のPA担当者に言うと大体は音響システムに繋げてくれて壇上マイクの音が直接聞けるように。
こちらもPA(音響技術)の担当者にお願いして繋いでいただきました。
PAの業者さんは様々な種類やサイズや長さのコネクタやケーブルを持っています。
専門分野なので機材のこと色々聞けば教えてくれますよ。
通訳者も基本的な機能は知っておくとイザという時に役立ちます。
万が一PAに繋がらない時は講演者にピンマイクで留めてもらうとか、デジタルがダメならパナガイドに切り替えるとか。
とにかく必ずバックアップのプランを準備しておくことです。
そしてお世話になったPA業者さんにはクライアントに繋げてあげるとか
リンクドインでレビューを残してあげるなど、何か役に立てることはないか考えると尚良いです。
某テック企業本社で会ったPA業者さんに同じ都市で開かれる別の国際会議でまたお世話になったり
横の繋がりも意外と大事✨
通訳者も裏方チームの一員である事を忘れずに行動したいものです。
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