おかげ様で最近はサクラメント、サンフランシスコ・ベイエリアといった車で行ける範囲で通訳の依頼をいただくことが多くなってきました。

サクラメントの州政府機関にて会議通訳
4、5年前に翻訳メインでフリーランスでスタートした当時、将来的には会議通訳の仕事をたくさんできればいいなとは思ってましたが、それがこれほど早く実現するとは思っていませんでした。大昔に社内通訳をした経験がなければきっと難しかったと思います。
当初の予想通り、通訳業は翻訳業の何倍も大変です

でもその大変さも経験と慣れでカバーされる部分も多いと思います。大きな会議の前夜などは緊張して眠れなかった私も最近は図太くなってきたような・・・
と同時に通訳という仕事の責任の重さや複雑さもますますわかってきたような気がします。これは5年や10年でなんとかなるものじゃないなと。自分で満足できるような仕事ができるまで20年30年かかるのではないでしょうか


SFにてマジックミラー越しに3日間の同時通訳、これも特殊な分野でした

一つ一つの仕事の分野がまったく異なるので毎回準備や勉強をしないといけない、考えてみればかなり特殊な仕事かも。
しんどい、レベルが高すぎると思うこともしばしば。それでも続けていられるのは、

じゃなかった、終わったあとの達成感と開放感でしょうか。
そうそう、こんな案件も最近ありました。ウェディングで2日間の通訳。

サクラメントの由緒あるボールルームにて
新郎新婦に向けた友人たちによるジョーク満載のスピーチを通訳。別の意味で大変だったことは言うまでもありません
