こんにちは、北カリフォルニアの通翻訳者Junkoです。
車社会のアメリカ、翻訳や通訳にも自動車に関係ある仕事はたくさんあります。
以前、自動車関連の企業で社内翻訳と通訳をやっていたことがあるからか、自動車のトリセツ翻訳なんていう仕事の依頼もよくあります。それから、自動車保険会社の事故クレームの通訳はほとんど毎日。
どちらも自分が車を運転しないと、正確に訳すことはほぼ不可能。自分が車に乗っているところを想像しながら、英語は日本語に、日本語は英語にしていくわけです。
自動車の取扱説明書の翻訳は、だいたいどの車でも基本は同じなので、自分の車のマニュアルや、ネットで見つけたマニュアルを参考に(最近はPDFでダウンロードできるようになっています)。車の機能が隅々まで書いてあるので(あたりまえか)、説明書を読まない私にはとても勉強になります(笑)。
保険会社の通訳は、自動車事故がどうやって起きたかや、車の損傷部分を説明するのがとてもむずかしい 事故処理の事情聴取は必ず録音され、あとから過失の有無を判断するために使われるので気が抜けません。私はたいてい、ノートに絵や図形を描きながら通訳しています
さて、最近ハワイでレンタカーによる事故がとても多くなっています。ハワイは左ハンドルの右側通行、慣れてないと広いハワイの道路でも事故をしやすいと思います。
一番多いのは、なんと駐車場での事故。日本では駐車するときにバックで入れて前から出ますが、アメリカでは逆。バックで出るのに慣れてないと、思わず他の車にボンっとあててしまう、というわけです。 このような観光客による事故が毎日のように起きているわけですね。
アメリカ国内でレンタカーをする際は、皆さんお気をつけください
*万が一、事故を起こしてしまった場合:
相手の運転免許証番号、保険会社の証書番号、ナンバープレート番号を必ず控えます。携帯で損傷箇所の写真も取りましょう。警察と保険会社に連絡して事故を報告します。安易に謝ってしまうと過失を認めたことになります。相手が何と言ってきても、その後の交渉は保険会社に任せましょう。目撃者がいた場合は、必ず連絡先を入手します。警察も保険会社も、通訳が必要な場合は手配することが義務付けられています。(*アメリカ国内の場合)
車を点検に持って行ったら出してくれた代車、プリウスのレクサス版だそう。
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