怒る!トランスレーター | カリフォルニア 会議通訳・翻訳会社 EJ EXPERT代表のブログ ザ・トランスレーター

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40歳過ぎて専業主婦からプロの同時通訳者と起業家に転身。会議通訳の仕事、翻訳や通訳スキルの習得、通訳翻訳会社の経営、独自のプロ養成コースなど、北カリフォルニアはシリコンバレーを中心に発信しています。

こんにちは、北カリフォルニアの翻訳者・電話通訳者のJunkoです。

「フリーランスになるとこういうこともあるよ~。」と聞いていた出来事が初めて起こりました。

翻訳の納品をしてしばらくした後、「翻訳におかしい部分があるので料金を支払えない」との初クレームが!

「え~、リサーチにも時間をかけたしそんなはずはない!」と思い、あわてて送られてきたファイル(相手側によって修正されている)を開いて、自分の翻訳ファイルと比較サーチ

そこには原文とは似ても似つかないほど削除・追加された文章が・・・・叫び
どうやらクライアント側の社員がマーケティング用に訳文を推敲してリライトしたと思われます。

数箇所だけではなかったので、例をいくつか抜粋してエージェント(個人)にメールを送りました。クライアント側のリライトした文章がいかに原文とかけはなれているか、こちらが送った翻訳文がいかに原文に忠実であるかを詳しくお伝えしました。

エージェントはこの企業は粗悪と見たのか、この先関わりを持ちたくない様子。私とは長いおつきあいをさせてもらっているからか間違ったことはしないだろうと思ってくれているよう。しかし、申し訳ないけれど、今回は相手側が支払ってくれそうにないとのこと。

幸いにも大きな案件ではなかったのでいい勉強になったと思えますが、しかし!この企業(きちんと海外にも進出している会社です)は、納品をリジェクトしたにもかかわらずその翻訳文をちゃっかり使用しています。

サービスを断って料金を支払わなかったのに、商品を受け取るのっておかしくないか?個人エージェントという弱い立場を利用しているのかむかっ

最近は不況のせいでどこの企業も外注をセーブしていると聞きます。経済が悪化するとこんな不道徳なケースがますまず多くなるのではないか・・・と考えてしまいます。

う~ん、フリーランスって結構厳しい合格

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