海外へ出てみる!(その2) | カリフォルニア 会議通訳・翻訳会社 EJ EXPERT代表のブログ ザ・トランスレーター

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40歳過ぎて専業主婦からプロの同時通訳者と起業家に転身。会議通訳の仕事、翻訳や通訳スキルの習得、通訳翻訳会社の経営、独自のプロ養成コースなど、北カリフォルニアはシリコンバレーを中心に発信しています。

こんにちは、北カリフォルニアの翻訳者そして通訳訓練生のJunkoです。

夏休みに突入しすでに子供疲れが・・・。そこで今日は朝8時から夕方6時まで日帰りのサマーキャンプに行ってもらいました合格

さて、「海外へ出てみる」の記事その2でございます音譜

語学のスペシャリストとして仕事をするなら、ぜひ本場で学ぶことをおススメします。

それがたとえ短期留学であっても。

たとえば出版翻訳をしていて「感謝祭」のシーンがあったとします。人々にとってどんな意味があるイベントなのか、誰がどんな格好で集まるのか、食事や飲み物はどんなものが出されるのか、家の中はテーブルはどんな風に飾られるのか、どんな匂いがするのか(感謝祭には独自の匂いがある)など。

もうひとつ例をあげるなら、産業翻訳に大手チェーン店の「Kマート」のニュースが出てきたとします。店舗はどんな規模なのか、どんな客層の人が買い物に来るのか、どんな地域にあるお店なのか、どんな商品をいくらくらいで提供しているのか、店員の愛想は、など。

いくらグーグルで検索をかけても出てこない情報はたくさんあります。

頭で、辞書でしか理解していないこと本

それを体験から知っていること虹

このふたつでは訳文のクオリティが全然違ってくる


と思うんです。

翻訳や通訳は、単なる言葉から言葉への変換作業ではなく、文化や習慣もひっくるめたコミュニケーションの橋渡し作業です。

体で知っていれば作業がグーンとラクになるし。

語学で生計を立てなくても、職場で英語を使うとか、海外と取引してるとか、そういった場合に英語圏の人の生活習慣、文化、考え方、メンタリティなんかを知ってるのと知らないとでは大きな違いがあると思います。

もちろん語学力にも差が出ることは間違いなし。

日本にいる英語ネイティブは、日本人にわかりやすい英語を話してくれます。日本人慣れしてる方が多いんですね。海外に出て「英会話に一生懸命通ったあの日々は何だったのか」と愕然とした方もいるはず。

若い頃留学したかったと言う方も読者の中におられますが、まだまだチャンスはありますビックリマーク

最近は子連れ留学もブーム(?)らしいし、実際に還暦近くなって留学された方もいてすごいと思います目

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