【研ぐを学ぶ】
包丁を研ぐ
包丁を手入れする
って難しくて、なかなか敷居の高い事に感じていたから昨日思い切って学びに行きました🎶
私の中でかなりツボだったのは
『包丁を研ぐ時、包丁がいい感じの角度で砥石と触れているかどうか?は研いでいる時の「音」でわかる』
らしい事。
たしかに
「シャッ シャッ」
とキレのいい音が聞こえた瞬間がありました^ ^
(過去に音響屋をしていたほど音が好きなので、この話しにかなりゾクゾクしてました^ ^)
よく目にするステンレスの包丁と
料理人の方が扱うイメージの強い鋼の包丁
この違いは
「鋼は錆びやすく、ステンレスは錆びにくい」
「切れ味は鋼の方がよく、さらに切れ味の良さの持続力も鋼が上」という事。
私はステンレスの菜切り包丁を家から持参して研ぎました
(↑上のまな板に乗っている方の包丁の方です)
包丁の持ち方が安定せず、納得できる仕上がりになるように研げるまでには、時間がかかりそうですが。。。
せっかくなら、刃物の良さを引き出せる人になりたいです。
講習の中での先生の話しでは、
包丁は「管理」ではなく「守り」が必要なんだそう。
なぜなら「管理」は、自分が上の立場という前提。でも相手(包丁)の声を聞きながらケアをする気持ちで、包丁と向き合う事が大事なんだとか。
食道具竹上さんは、包丁コーディネーターの店主のいる珍しいお店。
料理をする人と食道具をつなぐ役目をされているそうです。
店主の廣瀬さんは、プロの料理人にも包丁の研ぎ方や手入れの仕方を教えておられ、お店でも月に2回一般の方も参加可能な、包丁研ぎの講習をされています。
そして、自分では手に負えないレベルの状態の包丁も見事に復活させてくれます。
私は今回研いだ包丁とは別の、鋼の包丁の更生を以前お願いしていて、そちらを今日受け取りました。
切れ味が別人のようにシャープになっています。
道具のメンテナンスもやはり大切ですね😅
プロの凄みが光る仕上がり具合です。
(鋼の包丁の切れ味の良さにテンションが上がり、かつおのたたきを切ってみました(^^))
今手元にあるものを活かして質を高める事も大事かも、と気づいた日でした。
食道具竹上さんHP
https://kyototakegami.com/