穏やかな波の上。
僕はクルーザーに乗りながらバスローブを身に纏う。
空には青い空と白い雲。
その隙間から輝く太陽。
その光は眩しくもどこか優しく海面を輝かせ幻想的な雰囲気を漂わせる。
『まるで宇宙に来たみたいだ』
少しぬるくなったワインを片手に僕は呟く。
ふと誰かの視線を感じた。
目をやるとそこに立っていたのは先ほどまで海の中に潜り非日常的空間を堪能していたはるかだった。
『今日は波も穏やかで綺麗に見えたんじゃないのか?』
僕は彼女に問いかける。
彼女は無邪気な笑顔で僕の元へと歩み寄りGoProで撮影した水中の様子を見せてくれた。
『すごい素敵なクルージングだわ。いつもありがとう。』
『いや、いいんだよ。君が笑ってくれるなら僕はどんな願いも叶えたいと思うからね。』
少し恥ずかしそうな表情を見せたはるかは『着替えてくる』と言って船内へとはいっていった。
僕は思う。
大切な人の笑顔を見れるだけでこんなに幸せなのかと………
と、いう夢を見ながら僕はフィリピンのセブ島でリゾートホテルで1人佇んでいる。
どうも。堤です。
今回はいよいよフィリピン旅行記最終日。
この日は目標である『Sunburn(日焼け)』をしている。
詳しくはこちらから。
この理論でいけば僕は日本に帰国後只者ならぬ風格が身につきたくさんの人の黄色い声に応えることになるだろう。
その風格は『大人の余裕』から醸し出されるものであり言うなれば高額のヴィンテージワインのようなものである。
と、いうことで僕は
これでもか!と言うくらい日向に寝転がっていた
こんな感じでキラキラ女子がインスタグラムに投稿しそうな写真を撮ったり
少し悲しいのは1人というところのみである。
しかし物は考えようであり努力している必死な姿を見せることほど悲しいものはない。
つまり一人でこっそりとやってる方があいつ授業中ずっと寝てるけどテストはめっちゃいいやんというこれまたイケメン理論と同じようなものなのである。
そうこう過ごし真っ黒に日焼けをした僕はホテルを後にした。
え?最終日これだけで終わり?と、思うだろう。
すまない。
日焼けに徹しすぎたためこの日ほど中身のない1日はない。
本当に帰国のフライトまでゴロゴロ日焼けに徹していた。
それでもこれのおかげで僕は日本で本当のモテる男になれる。
そう思って過ごしたこの一ヶ月。
結論から言おう。
帰国直後についたあだ名が
『日雇い労働者』
である。
おい、まるで話が違う。
予定ではギラギラした男になりお金持ち風ゆえの余裕が生まれるはずだったのに真逆にいってしまっている。
それもそのはず日焼け初心者の僕はサンオイルなどはまったく塗らずに東南アジアの灼熱の太陽に立ち向かった結果
ゆでだこみたいに真っ赤になってしまった。
鼻の頭とおでこだけが痛々しい日焼けの跡が残ってしまい『え?飲んでんの?』とお客様から心配される次第である。
↑こんな感じ。
全然思っていたのと違うではないか…
しかし悔やんでも仕方ない。
この痛々しい日焼けがおさまりさえすれば僕はイケテル男に…
と、思ったのも束の間
自分のターンオーバーの素晴らしさに驚いた
つまりこの痛々しい日焼けが治る頃には僕はまたいつもの『つっつん』に戻ってしまいお客様からも『フィリピン行ってたのに全然焼けてないね~』と突っ込まれる次第である。
それでも僕はこれからも多くの人の『イケてる男』になるため日々精進していこうと思う。
更新に少し時間がかかり過ぎてしまったが以上でフィリピンブログを終えたいと思う。
ご静聴ありがとうございました。
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