停電時でも、電話がつながりにくい状態でもテレビが見られるワンセグを見直しましょう。
東北大震災において、ワンセグが役に立ったという意見をブログなどでかなり読ませていただいた。
ワンセグ 地震 ブログでググル↓
ワンセグ(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B0
地デジもワンセグですので、一応、テレビ屋の専門範囲内となっていますが、ワンセグを説明しようとすると4セグ(ヨンセグ)や12セグ(フルセグ)の話しにも少し触れないといけないので、テレビ屋(アンテナ工事屋)がワンセグの説明をすると話しが長くなるという特徴も持っています。
が、今日は思い切って、そのあたりの説明はウィキペディアに任せて、結論のみ。
ワンセグは、電波が強い地域でよりよい受信状況になります。
もっと言ってしまうと、送信所(中継局)に近ければ近いほど、良好になります。(電波が強すぎて、うまく受信できない場合は適当に電波を遮断するなりすれば受信できると思われます。)
通常の地上デジタル放送(4セグ(ヨンセグ)や12セグ(フルセグ))よりも受信のハードルが低いので、通常の地デジが受信できない場合でも、ワンセグならば受信できる場合が多いです。
基本的には移動体受信であり、携帯端末受信なのでアレですが、携帯電話などのワンセグ端末の小さなアンテナでは受信できない場合やちょっと電波が弱い地域や家の中などでは、地デジ用アンテナの配線設備を上手に利用することで受信できるようになることがあります。
100円?ワンセグアンテナ実験
例↓
http://www.diginet.ne.jp/tokyo-ant/new.html#wansegu
しかし、とにかく、ワンセグは大袈裟なアンテナ設備ではなく、端末に付いている小さなアンテナで受信することが本道ですので、やはり電波の強い地域で使用するのがお勧めです。
もちろん、すでにこれだけ普及しておりますので、自動車などでワンセグをご覧になっていらっしゃる方も多いと存じておりまして、当然、その方々は東京タワーなどの送信所のそばに行った時の方がよく映るということも、首都高のトンネルなどに入れば、例え、東京タワーの近所であっても受信できなくなってしまうことを知っておられると思います。
中には、首都高などトンネルがあまり頻繁にあったり、電波のあまり強くない地域でのテレビの移動体受信の場合には、「アナログの方が音声が途切れない分、マシなのでは?」とおっしゃられる方もいらっしゃいますが、それを言ったら元も子もないので、そのようなご意見の場合、ラジオを聴くことをお勧めします。
「キレイな映像を携帯端末でも」という命題は、ワンセグはクリアしていると思います。
少し話しがズレてしまいましたが、
ワンセグ付きの携帯電話が「停電時や電話が通じない場合や通信が寸断された場合や緊急時」に役に立つアイテムであることが今回わかりました。非常持ち出し袋に入れておくモノというよりは、「いつも持っているモノだが震災時にも役に立つモノ」という位置づけでしょうか。
「テレビは、あとで。」のライフラインの順番からするともう少し先かも知れませんが、
もしも世の中にワンセグ付の携帯電話があまっていたりするのであれば、是非、被災地への救援物資に加えてみたらいかがでしょうか。
よろしくご検討をお願い申し上げます。
追記:東京スカイツリーからワンセグの電波が出るようになると、東京タワーからのワンセグよりも移動体で受信できるエリアが広がると、東京スカイツリーファンクラブブログのブロガーの私はそう考えております。
バッファロー社が東北地方太平洋沖地震の震災地区支援として、iPhone/iPad/iPod touchでテレビの視聴ができるワンセグチューナー「ちょいテレi DH-ONE/IP」の無償配布1,300台を決定。2011.3.18
http://buffalo.jp/product/news/2011/03/18_01/
地デジは延期しなくても大丈夫なのか。
http://ameblo.jp/tstfc/entry-10836189596.html
地デジ難視対策衛星放送はホワイトリストに掲載された方に限り2015年(平成27年)3月末まで実施