北陸旅行で助けられたこと① | アラカン主婦のブログ

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60代の夫、息子&娘は双子の20代。私は50代。

夫が年金を、貰うようになってからの日々の生活を残したいと思いましたが、夫は、仕事を続けていて多忙。私はスッキリとした家で、手抜きしながら、楽しく暮らすことを心掛けています。

旅行には思ってもみなかった良いこと、

悪いことはあるある…

だとは思いますが。

今回はその悪いこと編、

からの助けられた貴重な体験をしました。



1日め金沢駅から福井県へ行き、

2日めは反対側の富山県、

更に岐阜県までというやや過酷なドライブを無事に終えて、

3日めはゆったりした気持ちで、

帰宅のため金沢の中心部に向かいました。



新幹線に乗る前に時間があったので、

『ひがし茶屋街』を目指しましたが、

歩いて回る広域のせいか、

ナビで電話番号がなく、

ひがし茶屋街という場所もヒットしなかったのです。(私だけかしら?)


仕方なく、

“ひがし茶屋街 駐車場”

でタイムズが出たので取り敢えずそこを目指してホテルを出発しました。



北陸自動車道の金沢西ICを降りて、

国道を走り順調にきて、

もう少しで到着…というところで、

事件は起こりました。

ナビが細い道に誘導しました不安




きっとこの奥にタイムズ駐車場ある、

きっとある、

きっと次を曲がれば、

次こそ…



「目的に到着しました」


え?

ない。

それらしき敷地には資材置場となってました。

(後で気が付きましたが、地震の影響で周りの塀などが壊れないようにブルーシールで覆っていたり修理中の寺院などがありました。その資材だと思います)



絶対に駐車場があると思って信じて疑わなかったので、

引き返すという発想がなく、

気がついたら、

相当細い道を何度も曲がりながら登ってしまいました。



どのくらい細いか、

写真を撮ればよかったのですが、

左右5㎝も余裕が無い感じアセアセ



主人は高速道路は平気ですが、

この細い道は、

うわーうわっという声を発しながらでした。



辺りは古いお寺がいくつかあるのと、

ぽつりぽつりの戸建て。

私が少し降りて、

その先の道を、

見に行くとあと10〜20mぐらい進むと

また広い国道が見えましたひらめきキラキラ



それでも…国道にでる最後3mぐらいが、

道幅が狭い不安

戻るもの地獄、

突っ切るのも更なる地獄。



主人には戻ろうとは言えなくて、

(ていうか、言うべきでしたおいで

私も車に乗り込んで

「このまま行けば国道に出られるよ。ほら軽自動車停まってるから、この辺りの人は皆通ってるんだから大丈夫!!」

と主人に伝えました。





主人がポツリと、

「これ、軽自動車じゃないけどね」



しまった不安ガーン

私すっかり軽自動車だと勘違いしてました。



トヨタのルーミーです不安




もう戻るしかありません。

眼の前の家の前が切替て出来るぐらい玄関前が空いていた(軽自動分ぐらい)ので、

そこで切替えて戻る事にしました。




主人が、

何度も切替えしていると、

そのお家の方が出てきました。

80歳ぐらいのおじいさんでした。


「すいませんアセアセ間違えて入ってきてしまって…切替えさせてくださいアセアセ


と伝えると、

旅行者と気がついたのか分かりませんが、

どうぞどうぞと、

一緒に見ていてくれました。

そして最後の細い3mのところを、

「行ける…かもよ?逆にここまでよく登ってこれたね」と泣き笑い



行けそうというので、

戻るのをやめて再度国道に向かおうとすると、

今度はその狭い道から、

勢いよく軽トラがこちらにやってきて停車!!

このまま進むと正面衝突になります。



うわっ、やはりルーミー切替えして戻らないと。。。と、

最大のピンチでした注意



すると、軽トラから降りてきたおじさん。

多分私より若いデス。



「運転替わりましょうか?」

目がハート飛び出すハート





「車幅どのくらいかなぁ。車検証ある?」

といって車検証を差し出すと確認して、

道幅を眺めながら、

「ミラー閉じてけば行けるかな」

と、

息子を後部座席に残して、

主人と私はそろそろと歩いてルーミーの後からついていきました。


そして、

車の両端から僅かに光が差し込むぐらいしか幅がない道を、

そろりそろりと、

無事に通り抜けてくれたのです拍手拍手拍手

泣き笑い



おじいさんもお家の前からルーミーを見守って下さっていて、

私達は振り返って何度もお辞儀をしてお礼を言いました。




軽トラのおじさんが、

国道の安全な所で停めて車から出てきました。

主人と私は、

また何度もお礼を言いました。

すると、

「これでもずっと観光バスの運転手やってたから」

キラキラキラキラキラキラ

さっすがーーー音符




車に乗っていた息子も

「ハンドルさばきが凄かった!!!」

と感動気味。

やはり大変だったようですダッシュ



細い道に迷い込んでから30分ほどことでしたが、本当に焦りました。

『ひがし茶屋街』をゆっくり散策する気分じゃなくなったので(また駐車場を探さないといけないので魂)、

次の『近江町市場』に行くことにしました。











はぁ、

ナビでたどり着けないあるあるですが、

まさか金沢駅から比較的近くで一本中に入るだけでこんな事になるとは…。

レンタカーのルーミー無傷でした気づき



運転を買って出でくださった元観光バスの運転手のおじさんには感謝してもしきれません。

本当にありがとうございましたニコニコ