顔面輪郭手術は必ず3点しなければならないのか?
頬骨縮小手術だけで小柄でなめらかな顔ができるケース



こんにちは。TS美容外科のイ·サンギュン代表院長です。


小さくて細長い顔を好む最近、顔面輪郭手術で本人の顔型を改善したいという方が多いです。

 

 目鼻が第一印象に重要な役割をすると言いますが、

 

目鼻を含んでいる顔の輪郭がバランスに合わないときれいだという印象を与えにくいこともあります。

 

 

 

顔面輪郭手術は大きくエラ縮小(エラ切り)、顎先縮小、頬骨縮小の3つを言いますが、

 

輪郭構造によってこの3つの手術がすべて必要な場合もありますが、

 

東洋人の場合特に頬骨が発達していて頬骨縮小手術一つだけでも小さくて細長い顔に改善される場合があります。 

 

どんな場合に頬骨縮小手術の効果が大きいのか、手術を受けた患者さんを見ながら話してみます。

 

 

 

 

 


45度、横頬骨が発達して頬骨が目立つ患者

 

 

 

 

この患者さんの場合は45度、側面頬骨が特に発達していて、

 

正面から見た時、あごより頬骨が大きい場合はあえてエラ手術や顎先縮小手術をしなくても十分に顔が小さくなる効果が見られます。
 

また、こめかみや頬骨の下側よりも頬骨が突出して目立ち、頬骨縮小手術後に大きな効果が得られるケースです。






デュアルフィックス頬骨縮小術


 

頬骨は大きく前頬骨、45度頬骨、横頬骨に分けることができますが、

 

前頬骨が広くボリュームがないと顔が大きくてのっぺりした感じを与えるので、

 

前頬骨の面積を減らしながらボリュームは維持した方がいいです。

 

 

 

 

 

 

1. 45度頬骨、横頬骨縮小

 

 

 


神経線を安全に確保しながら、切除線を神経線に最も近く位置させ、

 

前頬骨の部位をできるだけ多く切除して取り除きます。 

 

切除される部分が台形状になるため、台形切骨と呼ばれることもありますが、

 

切除された量だけ内側に入るため、目から頬骨の間の距離が狭くなり、余白が縮まります。 

 

また、45度の頬骨が縮小され、中に入ってくる時に飛び出した部分が滑らかに整理されていることも確認できます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 横頬骨縮小のための回転

 

 

 

 




横頬骨縮小のために頬骨を内側に押し込む際、回転して押し込むことが大切です。 

 

回転せずにそのまま押し込む場合、手術後の効果が微々たるものになり、

 

回して押し込む時に回転する方向を通じて頬骨を少し上げたり下げたりしながら位置を調節することができ、

 

左右非対称がある場合は非対称改善まで可能です。 

 

また、回転して内側に回る場合、前頬骨の方に組織が集まって自然にボリューム感が出ることもありますが、

 

前頬骨に過度でないボリューム感は全体的に顔に生き生きと見え立体感がある効果を与えたりもします。

 


 

 

 

 

 

 

3. 二重固定(デュアルフィックス)
 

 

 

縮小された頬骨ほど重要なのが固定です。

 

 正しい固定は不癒合のような副作用を予防することもありますが、縮小効果にも影響を与える可能性があります。

 

頬骨縮小手術後「効果がない」、「頬骨が再び大きくなった」と思われる方は、

 

固定がきちんとできているかを点検する必要があります。

 

実際、頬骨を5mmほど押して縮小させても、まともに固定されない場合、

 

咀嚼筋の動きによって再び広がり縮小しただけの効果が得られない場合が多いです。





硬い二重固定の長所は、不癒合や頬のたるみのような副作用を予防することはもちろん、

骨が再び広がるのを防ぐため、縮小された効果を維持し、開口運動を誘導して回復が早いです。



当院で行う二重固定はプレートとワイヤの両方を使用する方式ですが、

このうちワイヤ固定は両側の骨を貫通して巻き付けて固定し、二つの骨片がくっつき密着します。

 切骨をつけた状態でプレートを当てて固定する方法より密着して固定できます。




ワイヤーを利用した二重固定は口内切開で狭い切開部位からなる難易度の高い方式ですが、

もう少し硬く密着固定できるため、ワイヤーを一緒に使って固定する方法で手術しています。

 

 


また、デュアルフィックス固定法は重さが最も強く加えられる頬骨体部を堅く二重固定するため、

もみあげ切開による後固定は特別な場合でないと好みませんが、

もみあげ切開時に傷跡が残るものとは異なり、

頭皮切開は頭皮内の1~2cmを毛根損傷なく切開して傷跡が見えなくなり、回復後に髪の毛で再び隠れます。








今日ご紹介した患者さんは輪郭手術中に頬骨縮小手術だけを行っていた方で、

手術前に突出した頬骨が強く浮き彫りになり、強くてきついイメージを持っていましたが、

手術後に突出した頬骨が屈曲して輪郭ラインが滑らかに整理され、

より柔らかく女性らしいイメージに変化したのが確認できます。



もし頭の形が大きくなく、顔に肉がなく骨が大きい場合には、

頬骨縮小手術後より目立つ効果を得ることができます。



顔には骨だけでなく筋肉、脂肪組織が一緒にあるため、

手術前のCT撮影を通じて本人の状態をチェックしてみることが重要であり、

検査結果をもとに経験豊富な専門医と十分な相談を行ってから手術を計画することをお勧めします。















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