ええ、初見は知人が所有する2Dのブルーレイでした。

小さめの画面での視聴。

もうしわけないのですが、昼食後であったこともあって

途中で寝てしまい。。。

 

冒頭部分を見ていて、「これ、ひょっとして3D映画なのでは??」

というシーンが沢山あったので、検索してみたらやはり・・

 

日本では未発売なのかと思っていたら、メーカーさんが発売してくれていました。

映画館では2Dでの公開だったそうです。

 

設定などがちょっと中国とかとごっちゃになって感じはあるのですが・・

 

これ、CGではなくストップモーションアニメだそうで。

CGが発達している今、なぜ手間ひまをかけてあえてそうしたのか、3D版を見てわかりました。

 

実物を撮っているので、物の質感、リアル感があります。

だからこその3D撮影。

2Dではその意図がまったく伝わりません・・・。

 

背景などはCGによる合成だそうです。

3Dでの視聴では、空気感がまったく違いました。

「3D映画」には3Dである意味があるのです。

 

2Dではきつい表情に見えた母親も

3Dでは、顔の丸みも表現されるので、優しさも感じられました。

 

うちは、それほど大きい画面ではありませんが

5.1もアンプやスピーカーも含めそれなりに揃っています。

 

今回3Dブルーレイで観たとき、眠くなるようなことは一切なく

むしろ、綺麗な映像に目が釘付けでした。

テレビ画面の大きさと、視聴距離の関係で

視界いっぱいに近いので、映画への没入感もあるようです。

3Dでの視聴の際には、部屋を暗くした方が見やすいので

それも手伝ったようです。

「とても素敵な映画」という印象になりました。

 

まぁ、なにせ

シャーリーズ・セロンとマシュー・マコノヒーですしね。

日本語ふき替えも、少年役は原語版に似ているんですが

母親と父親役がやはり・・・。

言葉の強弱、ニュアンスの表現がやはりぴか一でして。

アニメーションのキャラクターに命を吹き込んでいます。

役どころが、シャーリーズ・セロンは主人公を守るお守りの

木彫りの猿の人形が命をあたえてもらった、猿(オランウータンかな?)と、呪いをかけられてクワガタの姿になってしまったサムライの父親がマシュー・マコノヒー。

この大物俳優同士が、「猿」「クワガタ」と相手を罵り合う場面もあったりして、そのあたりのやりとりが楽しい。

 

日本語ふき替えの方は、子供でも分かりやすいように

あえて、セリフの強弱を抑えて、聞き取りやすいようにしているのだと思われます。

翻訳もわかりやすい表現になっていました。

 

3D環境をお持ちの方、これ超絶お勧めです。

とても美しい、素敵な映画でした。

最後の方で、頬を涙が・・

発売元がGAGAなんですが、3Dでの発売に感謝感謝です。

きっと、社長さんが「映画が好き」なんでしょうね。

 

一方・・・

まもなく公開される「アラジン」

国内のトレイラーを見る限り、2Dでの公開のみのようですね・・・

どうみても、3Dならではの構図がありました。

なぜ、ディズニージャパンはこうした愚行を繰り替えすのでしょう・・・。

3Dで観たら、さぞかし楽しいでしょうね。

「夢と魔法」はどこへいってしまったんですかね?????

「ディズニー」という名前は外してほしいですね。

ただの、一企業に成り下がってしまいましたから。