パソコンを新調したので、諸々ソフトをダウンロード。

音の調整に使っているT-Racksもサイトにログインして、

既に買ってある製品をダウンロード。

IK マルチメディア社の良いところは、

ウインドウズとマックの両フォーマット対応であること。

そして、以前マック用に購入した製品のウインドウズ版も使えること。

実にユーザーライクな会社です。

 

で、表題のお話。

 

T-Racksでは、まず「オーディオハードウェア」のセッティングが必要です。

本来、キューベースなどの音楽ソフト上でプラグインで使用するものなので

ASIOドライバーが基本設定になっています。

が、自分は単体で使うスタンドアロンでの使用なので

オーディオセッティングはDirextX経由に設定します。

そうすると、いくつか候補が表示されるのです。

が。

IKマルチメディア社は本社がイタリアであるため

平仮名や漢字などの大文字表記は受け付けません。

パソコンのログインの際のアカウント名に日本語が使われていたり

データをセーブするフォルダに日本語が使われていてもNG。

その仕様から、オーディオハードウェア名が日本語になっているものも

文字化けしてしまって認識できません。

 

ま、ひとまずRealtek Degital Output(Realtek Definition Audio)が表示されているので、設定。

各メーターなども駆動しているので、PCスピーカーのボリュームを上げて・・・。

あれれ??

音が出てない・・。

 

で、ためしにiTunesを鳴らしてみたら音は出る。

はて??

 

で、インストールに何か問題があったのか調べるために

プレミアでプラグインとして使ってみました。

こっちは、普通に音が鳴るし、効果もかかる・・・。

そこで、プレミアの環境設定からオーディオアウトプットを見てみると

「スピーカー(Realtek High Definition Audio)」になってます。

 

ん?

 

T-Racksに表示されていない接続名です。

 

そうなんです、文字化けしてしまっていて認識されていないのです。

「スピーカー」を日本語表記が使われているから・・。

 

ウインドウズのデバイスマネージャー>オーディオの入力および出力を見てみたら

やはり、「Realtek Digital Output(Realtek Definition Aoudio)」と「スピーカー(Realtek Definition Aoudio)」

のふたつが・・・。

この、「スピーカー」を英語表記に直せばいいわけです。

 

実際のやりかた。

ウインドウズのタスクバーに表示されているスピーカーアイコンを右クリック。

その中の「サウンド」をクリック。

表示された「サウンド」の「再生」タブをクリック。

認識されているデバイスのアイコンが表示されるので

スピーカーアイコンを右クリック。

「全般」タブに表示されている「スピーカー」を「Speaker」に打ち変えて

適用をクリック。

これでT-Racksでも「Speaker(Realtek Definition Aoudio)」と表示されるようになるので

ここに設定して、レイテンシーを調整してやれば解決。

 

・・・。

前のパソコンでもこんな作業したっけな???

ひょっとして、最近のウインドウズ、またはPCで

「スピーカー」という日本語表記に変わった??