ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。

「ブレードランナー2049」公開時に

この「ボーダーライン」が挙がっていたので買ってみました。

エミリー・ブラントといえば、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で

素晴らしいアクションを魅せてくれていたの

これも、そんな感じでの起用なのだと思っていました。

 

普段は、人質奪還などの急襲任務のチーフを務める

FBI捜査官。

冒頭では、そんな「やり手」の彼女の様子が描かれます。

そして、そんな彼女に特殊な任務が。

次々にアメリカ本国に流れ込んでくる麻薬。

末端の売人を始末しても悪の根を断ち切ることができないので

メキシコへ乗り込んで、越境捜査を命じられます。

 

ボーダーライン

ここでは、国境を指しています。

原題は暗殺者を意味するSICARIO。

 

話は意外な方向へと進んでいきます。

そして、予想外の結末・・。

 

ヴィルヌーブ監督のタッチがサスペンス色を濃くしています。

セリフも少なめ。

映像が多くを語ります。

ずっと緊張が続きます。

この作品を見れば、なぜブレードランナー続編に

ヴィルヌーブ監督にオファーがいったのかが納得できます。

 

「世界観の構築」

 

素晴らしい作品です。

音声もドルビーアトモス仕様。

 

それにしても、このジャケットに写っている

各俳優陣がいい演技を魅せてくれます。