
原題は「Killer of Killers」
「殺し屋中の殺し屋」ってとこですかね。
バイキング、封建時代の日本の忍者、侍、そして第二次世界大戦の米国パイロット。
それぞれの時代に降臨したプレデターとの闘いを描いた作品。
そして・・・。
日本の描写が、ハリウッドあるあるで妙な部分がありますが・・w
お城が要塞のようであったり、石灯篭の使い方が間違っていたり・・・w
でも、「サムライスピリッツ」は活きております。
監督はやはり「PREY」のダン・トラクテンバーグ監督。
この後「バッドランド」の監督も務めることに。
サウンドトラックはサラ・シャッハナ。
アニメーションでも、独特なカメラワークは健在。
魅せ方が上手いですね。
まぁ、「キラー・オブ・・・」なので、殺戮シーン満載ですがw
グロくはないです。あっさりと???
アメリカの監督さんだけあって、「第二次世界大戦」での戦闘機や車の描写は忠実度が高い。
とくに、戦闘機。
グラマン・ヘルキャットですかね?
操縦席内の描写もあります。
ここでの【闘い】は、戦闘機を用いた空中戦です。
ゆえに、プレデターの戦利品は「エンジン」
なかなかに見ごたえがあります。
以前の作品、【プレデターズ】で、各国の殺し屋を拉致して、プレデターとの決戦をさせるっている映画ありましたね。
ダン・トラクテンバーグ監督、アイディアが秀逸ですね。
「バッドランド」でも、ウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドと
さらには、獰猛な動植物が生存している惑星。
エンド近く、ちょっとした仕掛けも・・・。
ところで・・・
「バッドランド」のIMAX上映を阻んだ、アニメ作品。
明日の池袋IMAXのチケット発売状況・・・
全4回の上映で、合計20席ほどしか売れていません。
イオンシネマ幕張新都心でも、全5回のIMAX上映で数席ほどしか・・・。
【平日だから】ではありません。
【F1】の再上映や【オッペンハイマー】では、池袋は平日にもかかわらず
全席完売でしたから。
そのアニメ作品、通常館での上映もあります。
IMAXを潰しての上映って意味あります?
4~5回ある上映のうち、1回でもバッドランドやF1再上映にまわしてもよくないですかね。
だって、チケット、全然売れていませんよ。
売れているチケットも、プレミアムシートではなく通常席。
若い人たちが買っているからでしょうね。
洋画の上映であれば、プレミアム席から売れていきます。
IMAX上映である必用ないんじゃないですかね。
通常館でも、大きなスクリーンがあります。
おなじように「映画 上映 アニメばかり」で検索している人が多数いるようでした。
知恵袋に「なぜ、アニメ上映ばかりなんですか」と質問を投げかけている人も。
アニメ映画を否定しているわけではありません。
結局「初回興行成績第一位」が欲しくて、無理矢理上映館を潰しているわけです。
くだらないですな。
「映画館で映画を観たい」大人たちの想いを大切にしてほしい。
小さなスクリーンで上映を続けても、観には行きませんよ。
「IMAXで観たい」んですから。
「バッドランド」もIMAXでの上映が2週間しかないんじゃ、興行成績もそりゃぁ伸びませんよ。
たしかに、コロナ明け、アニメ作品が映画館の救世主であったこともあるようです。
でもね。
各映画館さん。
考え直しませんか?
【映画ファン】のために。
そんなこんなで・・・
