昨日 11月16日(火)で KCSEが終わりました。

KCSEというのは、
Kenya  Certificate  of  Secondary  Education
の頭文字で、

要するにケニアのセカンダリスクール(日本での中3~高3の4年間) の最後に行われる全国統一試験です。

これの結果がこの後の進学の全てを決めるらしいので、結構どころかムチャクチャ大事な試験です。

ケニアの学校教育は全てこれのために行われている、と言っても過言じゃありません。

日本で例えるなら、大学はモチロンのこと、専門学校も含めて、全ての高校以降の進学先の選択が、センター試験の結果だけで行われる、みたいな感じでしょうか。 (間違ってたらスイマセン・・・)

各大学の選考試験というのがないらしく、とにかくこれで全てが決まるらしい。

挙句に、ケニアではどこの大学に進学できるか、はモチロンのこと、どういう学部に通えるか、それもこのっKCSEで決まってしまいます。 大事だよね、かなり。


でこの試験、科目ごとに色々と試験が設定されていて、中にはかなりの長期に渡って行われるモノもあります。

参考までに一つ、一番長いものは Agriculture の Project というもので、1月~9月にかけての9か月間を使ってやるようです。 残念ながら私の学校ではこれを選択している生徒はいなかったようで、誰もしていなかったようですが、きっと実際に農作物を育てて評価するタイプのものなんでしょうか。

他にも私が関わる科目の CS(Computer Studies) の Project という試験では、与えられた課題に従ってデータベースを作るというような試験が行われていました。 この試験の期間は、3月~9月までの 7ヶ月間でした。
長いよね。いくらでもカンニングできるだろうし、そのへんどうなってんだろ?


もちろんメインは普通の筆記試験で、科目も 英語、スワヒリ語を筆頭に、数学、生物、物理、化学に、歴史と政府(History and Government)、地理、宗教(キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教)、などの筆記式、2時間半の試験が控えています。


試験を行う日程も、一日2科目がいいところで、ケニア全土的に統一して行われるため、10月21日の英語の試験から11月16日のコンピュータのプラクティカルまで、およそ1ヶ月に渡って、毎日科目が変わって行われました。


いや~、しかし無事に終わってよかった。うちの学校では全ての試験を自分の学校で行ってました。たぶん他の学校でもそうなんでしょう。試験官と、警察が来て試験を担当してました。 警察はAK47のような機関銃を持って来ます。違和感ありまく。ケニアでは銀行の前なんかにも警備員が機関銃を持って警備してますが、いまだに慣れません。 日本では、どんなところでも基本的に銃器を見かけることがないからなんでしょうね。 他の外国なんかでは、抑止力として警備員が銃を見えるようにして立っているってのは普通のようです。

CSのプラクティカルに使うPCもウチの学校のPCラボのPCだったので、試験を受ける生徒の数だけPCを準備する必要があるわけです。

私が学校に来た当初はまともに動くPCが2台くらいだったんですが、最終的に何とか無事に試験をこなすことができました。 と言っても、プラクティカルを受けた生徒の数は、7名。なのでPCが7台動けば何とかなったんですけどね。


とりあえずケニアのセカンダリスクールにおける、一大イベントが終わりました。

この後は、他の学年の試験があって、それが終われば11月23日(火)で今年の学校も終わります。

そしたら、旅行でも行くかな。


最近の活動で 一番の問題? というか悩みは、マウスがないことだ。

数も足りないし、ラボにあるマウスも質が悪い。

日本にいるときは触るPCも個人持ちのものだけだったし、今までマウスやキーボードの良し悪しについて、あまり考えたことはなかったんですが、ここケニアに来てからとても重要なものであることに気付かされました。

ケニアのマウスは、すぐ壊れる。

そしてよくわからないが、ある日マウスの数が減っている・・・。

誰か盗っていった? と思っていたらなぜかスタッフルームで同僚の先生が使ってるし。

なので、今ラボにはまともに動くPCは9台ほどありますが、マウスは6個 しかないです。

学生たちは自分が使おうとしているPCにマウスがないと、他のPCから早いもの勝ち、とばかりに引っこ抜いてきて使います。
これが良くないんだろうなぁ。PS/2 だろうが USBだろうが、差込口のプラグに向きがあることも知らずにおもいっきり挿し込むので、PS/2のマウスは、ま~すぐ壊れます。
接触不良を疑いたくなる気持ちもわかるけど、ちゃんと差し込むところを見て欲しいもんです。

はぁ・・・


というわけで、一応自腹でマウスを3台設置してみました。でもそのマウスの質がなぁ・・・。悪いんだよなぁ。

でも他にマウス自体が売ってないのでしょうがないです。
今度ナイロビに行ったら、MSのマウスとかないか探してみよう。


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今週末はウチから約120km離れたところに住んでいる、短期隊員の家へお邪魔してきました。

メガネかけてる方の小林のブログ とてもステキな任地に住まわれている彼女は、誰が呼んだか『森の妖精』 。 ルーラルエリアの森の奥にある Kenya Forestry College にて、PCインストラクターとして活動されてます。任期が短期隊員ということで、2年ではなく、11ヶ月で帰国をするので、12月の頭には帰ってしまいます。

というわけで行ってまいりました。 妖精の家、ロンディアーニ。

メガネかけてる方の小林のブログ かねてより、寒い寒いとは聞かされてたんですが、標高は調べたところ、2,300m程度。私の任地のエルドレットは、標高2,100mなのでそれよりも少し高い。さらに周囲の環境が、森に囲まれているだけなので、
確かに寒そう。

ホントに何もない。 普通隊員が住んでるところは、村落隊員だとしても、まぁ小さい村落だからこそ歩いて10分も行けば何かを帰るお見せがあったりするもんですが、たぶんこの任地にはホントに何もない。

珍しいね。大体どこでも野菜やコーラは売ってるのに。



メガネかけてる方の小林のブログ 学校自体はかなり規模の大きい学校で、建物もかなりキレイな建物が並んでいる。
ただ残念ながら、隊員が使っているゲストハウス兼住居は木造のかなりくたびれた建物。
もちろん床はコンクリ。これは寒いわ。
私の任地もかなり寒いですが、負けました。

メガネかけてる方の小林のブログ 暗くなると、ちょっとここがアフリカだということを忘れるほどの寒さがやってくるわけです。
さらに家の周りには、灯りと言えるようなものも何も無いので、森の中のコテージに泊まっているようなもんです。


なんというか、日本でだったら夏の軽井沢の別荘?
そこまで持ち上げませんが、森の中のフォレストカレッジで、近くに牧場の牛乳産直でアイスクリーム屋があったり、クレープ? などの観光客向けの店でもあれば、日本人だったら喜んで暮らしたい!!

ってなる人もいるんではないかと。

ホントに結構いいとこでした。

人によってはだろうけど・・・。

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ライオンって うしろから見ると みすぼらしい とまでは言わないけど、 貧相だよね。

前から見ると たてがみがカッコいいんだけどな~ と思う。

メガネかけてる方の小林のブログ 参考までに 前から見たライオン。

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ハイエナ が かわいいと思うんですけど、 ダメ?

全然カッコよくないけど、小太りのプロレスラーみたいで、立ち姿もカッコわるい

が カワイイ。

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