骨格が老化するとはこういうこと事
背骨は細かく分けるとこんな感じです。
この中で真っ先に固くなるところ、胸椎です。
背骨の老化とはこの胸椎が固くなることを意味します。
本来は一番背骨の中でくにゃくにゃ動くところ。
イラストでは胸椎は後弯(後方にカーブを描いている。)してますが、老化するとこの後弯がなくなります。
胸椎の後弯がなくなると、くっついている肋骨も本来は丸みを帯びるところがぺしゃんこになります。
縦長に伸びてしまうから。
この後弯がなくなると背骨が一直線、背中が真っ平になります。
一見姿勢がいいように見えますが、頭の重さが直に腰椎に乗ります。
本来は頭を胸椎のクッションで一度受けることを腰椎が直接受けることで腰痛が起きてきます。
また、肩が上がってくる(僧帽筋がモリモリになる)のは、頭の重さに耐えきれなくて、頭が前に逃げます。
俗にいう首猫背ですが、そうすると肩が前に乗りあがるのです。
元々、肩というのは前に乗りあがる構造なのですが、背骨に後弯ができると背中のカーブに合わせて後ろに降りてきます。
後ろにさがる僧帽筋が前に乗るので変に頑張る。
そう、肩こりになります。
つまり肩こり、腰痛は骨格の老化の始まりとも言えます。
骨格が老化すると色々な不調が起きてきます。
骨格ベクトレでは、胸椎の後弯を取り戻して骨格を正しい位置に巻き戻していきます。