塾生紹介(しんのすけ 6年) | TSM(トータル・スポーツ・マスター)のブログ

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しんのすけ(6年)は、4年生の終わりから陸上競技に挑戦し始めました。
 
・・・小学生リレー競走大会までの道のり・・・
5年生春の県大会へ向けて、80mHに挑戦し始めました。
始めたころは、ハードリングもバラバラ、80mを走るスプリントもまだまだでした。
 
初めての80mHは2016年5月
17”86(-1.1)
県大会標準記録へ17“00までもほど遠い結果です。
その2週間後が県大会をかけた最終競技会
17“06(-1.5)
僅か0.06秒に涙しました。
 
その後、気持ち的にも少しハードルから離れてしまったように見えましたが、
次の目標を秋の県大会、そして6年生最後の春の県大会に設定して
ハードリングのレベルアップ、ハードル間の動きを重点的に頑張りました。
初めはハードル間が4歩で速く動かすことから始め、徐々に3歩に移行していきました。
どうしても少ない歩数でと考えてしまうところですが、彼にはスピードが上がってくれば
自然といけるようになるから、と話して反復練習を繰り返しました。
 
残念ながら秋の県大会をかけた競技会では春同様0.06秒届かずでしたが、気持ちは前を向いているように見えました。
なにより、同じ目標を持っている仲間と練習ができたことが大きいと感じます。
一人では単調な練習で飽きてしまいがちですが、目標を持ち、支えてくれる仲間とともに
互いの目標に向かって練習に励むこと。これがTSMの素晴らしい一面ではないでしょうか。
 
そして6年生の初戦
コーチ陣もドキドキしながら見守った競技会
「ひっかけるなよ!」
「転ぶなよ!」
「フライングするなよ!」
「練習通りいけば必ず超えられる!」
様々な思いを胸に秘め送り出しました。
結果は15“77
見事17“00の目標をクリアしたことと、秋からの半年で1秒以上も自己ベストを更新しました。
そして県大会では15“31とさらに記録を伸ばし、1年で2秒近くも80mHで記録を更新しました。
 
保護者の方も送迎等で頑張ってくれたことが、彼の気持ちの変化にもつながったかもしれません。
お母さんとは5年生の時から我慢ですよ。一生懸命頑張っているので見守ってください。など塾生、保護者、コーチで目標が共有できたと感じます。
伸び悩んだ時に家庭でダメ出しをする方がいると聞くこともありますが、子どもが伸び伸びと頑張れる環境を作ってあげてほしいと思います。
指導はコーチ陣に任せて、保護者の方はTSMのよき理解者でいてください。
そして目標を共有していきましょう。
 
ちなみに彼は1000mにも挑戦していきます。
学校で行われる冬の行事、持久走大会でも頑張っているんですよ。
5月に行われた尾張旭市の陸上大会でも頑張っていましたね。
いろいろな種目、スポーツに挑戦してほしいと思います。
 
(コーチ桑山)