「いつまでも穴掘ってんじゃねえぞ。」
ぶっきらぼうだけど温かな赤兎馬から
英子へのエール。
「音楽をやめた後、どうされたのですか?」
孔明がロックのお酒をすっと
小林に差し出す仕草の美しさ。
小林が抱えてきた「後悔」を
静かに受けとめる。
孔明自身もたくさんの無念を経験している、そのことが伝わってくる。
再びギターを手にした小林と
喜びがにじむ表情で
それを見つめる孔明と。
ぐっときてしまった。
いくら策を仕掛けても
それを受け取るアンテナがなければ
事は成就しない。
緻密に練られた奇跡の連続は
孔明が英子を信じていればこそ。
ひとが、ひとを想う。
とても沁みる8話でした。
最終章。楽しみに待っています。