'24.7/21【観戦記】マリーゴールド名古屋大会 ③ | ~‡コキュートス‡~

'24.7/21【観戦記】マリーゴールド名古屋大会 ③

(−A−)という事で…

7/21(日)に愛知県名古屋市の名古屋国際会議場イベントホールで開催された『MARIGOLD Summer Gold Shine 2024』の観戦記を書いております。
前回記事で全5試合中の第3試合までを紹介しましたので、今回は残るセミファイナルとメインイベントの2試合について書いて行きますね。


■マリーゴールド名古屋大会のセミファイナルは、青野未来&翔月なつみとビクトリア弓月&田中きずなが激突した初代ツインスター王座決定トーナメント1回戦☆

先ずは、ビクトリア弓月&田中きずなの19歳コンビが入場。

↓昨年4月にプロレスリングWAVEでデビュー、キャリア1年に満たない昨年末にはWAVE認定タッグ王座を奪取(※パートナーは炎華。今年2月に陥落)するなどの目覚ましい成長を見せましたが、今年4月から体調不良により欠場を続け、7/1付けで同団体を退団…7/12の記者会見でマリーゴールド入団が発表され、翌7.13両国国技館でマリーゴールドデビューを果たした "女子プロレス界のプリンセス" 田中きずな
↓昨年11月にスターダムでデビュー、キャリア2ヶ月弱の今年1/3に開催された『ルーキー・オブ・スターダム 2023 新人王決定トーナメント』に優勝するなど今後の成長が期待されましたが、同団体を退団してマリーゴールド旗揚げに参加…地元名古屋出身の "勝利を目指して弓を打つ" ビクトリア弓月
この2人は、きずなのマリーゴールドデビュー戦となった7.13両国国技館でもタッグを組んでおり(※天麗皇希&後藤智香と10分時間切れドロー)、早くもチーム感が出てる雰囲気がありますね。
田中きずなのマリーゴールド入団については、こういう移籍劇があると決まって「引き抜きだ!ロッシーがまたやりやがった(怒)」みたいな声が必ず出るんですが…きずなの諸々の発言からは「何かあったのかな…」的な感じがしますし、またWAVE側にも言い分があるでしょうから、憶測でどうこうは言わずにおきます、、、

続いて赤コーナー、青野未来&翔月なつみが入場。

↓7.13両国国技館で松井珠紗を破り、"55kg以下" で争われる初代スーパーフライ級王者に輝いた "リングに羽ばたく蒼き闘志" 翔月なつみ
(゚∀゚)なつみ姐さん♪
プロレスラーとしても素晴らしい翔月なつみ選手ですが…メッチャ美人よね♪

( ̄ー ̄)見惚れますな。(笑)
↓同じく7.13両国国技館で、6.16名古屋を皮切りに3度闘って決着が付かなかったMIRAIを4度目の対決で遂に倒し、その直後に大怪獣ボジラと王座決定戦に臨み、見事勝利…初代ユナイテッドナショナル王者に輝いた "Brilliant Future" 青野未来
つまり、初代ユナイテッドナショナル王者・青野未来と初代スーパーフライ級王者・翔月なつみの "初代チャンピオンコンビ"…もし、このトーナメントを勝ち抜けば、前代未聞の「初代2冠王者コンビ」となります。
( ̄ー ̄)未来様、今日も美しい…♪

↓試合前の両チーム…前日の7.20新木場でジュリア&Sareeeに対戦をアピールし「マリーゴールドのエースになる!」と宣言したビクトリア弓月&田中きずな、対する青野未来&翔月なつみは「ここで負けるはずがない」と言わんばかりの余裕さえ漂います。

青野と翔月が握手の手を差し出すも、弓月&きずなは応えず拒否!

翔月vs弓月の顔合わせで試合が始まると、いきなりスピーディーかつ目まぐるしい攻防を繰り広げる両者!

青野vsきずなの顔合わせに代わり、きずながドロップキック連発も…全て受け止めた青野は逆にドロップキック一発でダウンさせ、力強いボディスラムから逆エビ固め!

思わず悲鳴を挙げながら、何とかロープへ逃れたきずなでしたが…青野と翔月はきずなをロープに磔にして交互にミドルキック!(汗)

そして、今度は翔月が強烈な逆エビ固め!

翔月はカットに入ってきた弓月も蹴り飛ばしますが…この隙を突いたきずながフライングラリアットから腕十字へ!

右腕に狙いを定めたきずなは、得意の脇固めを鮮やかに決めてみせますが…同じく脇固めの使い手でもある翔月は、巧みに脱出するとお返しの脇固め!

代わった青野は、きずなを逃さずコーナーに詰めてドロップキック連発!きずなも反撃を試みますが、青野はペースを渡さず39ロック(※オリジナルの足関節技風逆エビ固め?)へ!

翔月を振り切った弓月がこれをカット!弓月ときずなは連係で青野を攻め…

弓月vs青野の顔合わせになり、弓月が猛攻に出ますが…青野は豪快なツアー・オブ・ジ・アイランドで反撃!

きずながフォローに入り、2人で攻撃して流れを変えると、弓月は払い腰?一本背負い?を連発しますが…反撃に出た青野はダブルアーム・スープレックス!

弓月は得意の変則的な連続丸め込み "ローリングアロー" でフォールを狙うも、翔月がカット!

青野と翔月は2人で弓月に連続攻撃!そして…青野が必殺スタイルズクラッシュを決めて弓月をフォール!
若い弓月&きずなの健闘は光ったものの、青野未来&翔月なつみが見事貫禄の勝利を飾りました◎

両チームの実力差は明らかでしたが、目が釘付けになる好勝負でしたね♪
↓は、今回の試合で唯一、未来さんを正面からちゃんと撮れた1枚♪
勝ち名乗りを受けた後、未来さんとなつみさんはそれぞれ四方に身体を向き直しては、礼をしてました◎
この勝利により、青野未来&翔月なつみはトーナメント準決勝・決勝が行われる7.30後楽園に順当に駒を進めました。
( ̄ー ̄)いやあ…

青野未来&翔月なつみ、メッチャいいコンビだな♪ビジュアル良くて試合っぶりも良かったら、そりゃ推しますよ!(笑)



■約1ヶ月ぶり2度目となるマリーゴールド名古屋大会のメインイベントは、ジュリア&桜井麻衣vs林下詩美&MIRAIのタッグマッチ☆
元スターダム勢vs元アクトレスガールズ、あるいは元スターダムと元アクトレスガールズで組んでの試合はありましたが、元スターダム勢だけによるタッグマッチはマリーゴールド旗揚げ以来初めてじゃないでしょうか?


メインイベント開始を告げるメロディが流れる中、オープニングの挨拶以外は本部席からアナウンスしていた大平ひかるさんがリング上へ。

先ずは、林下詩美&MIRAIが入場。
↓北側のエプロンに立った林下詩美。
↓リングインし、詩美は南西、MIRAIは南東のコーナーに登ってそれぞれポーズを取り…その後、リング中央で並んでポーズ♪
林下詩美とMIRAIは、スターダム時代は同じユニットにいた事は無いため、タッグを組むのはちょっと新鮮な感じがしますね。

続いて、ジュリア&桜井麻衣が入場。

↓笑顔を振りまきながら入場の桜井麻衣♪
↓トゲトゲ(?)の付いたサングラスを掛けたジュリアは、入場からも緊張感を漂わせてます!
前回の名古屋、そして6.2浜松は手首の負傷で欠場中でしたが、今回は待望の "プロレスラー" ジュリアの入場です!
↓スターダム時代はジュリアに師事していた桜井麻衣も、久々のタッグ結成に嬉しそう(?)。
桜井はアクトレスガールズ退団後、スターダムに入団した当初は中野たむ率いるCOSMIC ANGELSに入ったんですが、その後ジュリア率いるDonna Del Mondoに移り、急成長を遂げたんですね。それだけに、この2人には独特の絆のようなものがあります。

メインイベントは、4選手が入場してから改めて大平ひかるリングアナがコール。

↓7.13両国での青野未来との決着戦に敗れ、初代ユナイテッドナショナル王座獲得は成らず…巻き返しを狙う "魂の申し子" MIRAI
↓7.13両国で「プロレスラーになるきっかけだった憧れの存在」WWEのイヨ・スカイとのシングルマッチという夢の対決を実現させた "世紀の逸材" 林下詩美
↓この日は敵味方に分かれましたが、MIRAIとのコンビ "ミライサク" で初代ツインスター王座を狙う "リングのシン・超貴婦人" 桜井麻衣
↓5.20後楽園のマリーゴールド旗揚げ戦で右手首を骨折(※右橈骨遠位端骨折)し、以降欠場を強いられるも7.13両国国技館で遂に復帰…Sareeeに敗れて初代マリーゴールドワールド王座は逃したものの、凄まじい試合を見せた "狂気のカリスマ" ジュリア
( ̄ー ̄)うわあ…

やっぱり試合するためにリングに上がったジュリアは惚れ惚れする格好良さだなあ♪

試合前、ジュリアと詩美は動かず、MIRAIと桜井だけが握手を交わします。

スターダム時代も数えるほどしか絡んだ事は無く、未だにシングル対決は実現していないジュリアvs詩美の顔合わせで試合開始!

力強いロックアップでガッチリ組み合い、お互いスタートから譲る気無し!リストや首を取り合う基本的な攻防にも緊張感が漂います。


桜井とMIRAIに交代するも、そこにジュリアも入ってきて桜井がペースを握り…MIRAIにパラダイスロック、カットしようと入った詩美にもパラダイスロック!桜井がMIRAI、ジュリアが詩美を踏みつけて「この、庶民がぁ!」と叫びます(笑)

反撃したMIRAIからタッチを受けた詩美が桜井を攻めるも、桜井が反撃して再びジュリアvs詩美となり、流れに乗ってジュリア攻勢!MIRAIが入ってくるもジュリアに蹴散らされてしまいます(汗)

ジュリアと詩美がエルボー合戦、そして投げ捨てジャーマン合戦を繰り広げ…ジュリアが飛びついて蜘蛛の巣(※変型卍固め)を決めるも、詩美はそのまま体勢をズラしてコウモリ吊り落とし!

詩美からMIRAIにタッチ、MIRAIはミサイルキックからジュリアを攻め立てますが…ジュリアはカウンターのエルボーからバックドロップ!

代わった桜井がMIRAIにビッグブーツを連発し、エルボー合戦も桜井が押しますが…MIRAIは逆襲のバックドロップ!

コーナー最上段に登りますが、ここにジュリアが割って入り、雪崩式ダブルアーム・スープレックス!

攻勢に出た桜井を止めようと詩美が入ってきますが、ジュリアも入ってきて逆転…コーナー最上段に2人で登ったジュリアと桜井は「オー、マイ、ジュリア!」と叫びながらダブルのダイビングエルボードロップ!

桜井は再度コーナー最上段に登るも、追ってきた詩美が雪崩式コウモリ吊り落としを狙いますが…その下に入ったジュリアが詩美を桜井ごとパワーボム!(汗)

MIRAIが桜井に猛攻を掛け、桜井も喰らいついていきますが…MIRAIはラリアットからSSコロンビアwithミケーレ!

続くミラマーレ・ショックを切り返した桜井がマイパンロールで丸め込むも、カウントは2!

そして、詩美がジュリアをセーブする隙に、MIRAIがミラマーレ・ショックで叩きつけ…ラリアットをぶちこんで粘る桜井をフォール!

林下詩美&MIRAIが激戦を制し、勝利を収める結果となりました◎

↓決着後、桜井に駆け寄るジュリア、、、
勝敗こそ付きましたが、どっちのチームからも "やりきった感" が漂っていたように見えました。。。
マイクを取ったMIRAIはMIRAIが勝ったぞお!今日の試合、今日の試合、凄え凄え楽しかったなあ、おい!…林下詩美とは組むのは、やっぱり何かちょっとだけ、変な感じすんなぁ(笑)」と語った後、「おいジュリア、ジュリア。ジュリアはやっぱり凄えよ。本当は、もっともっと、隣で、いや、隣じゃねーな、近くで闘っていたいよ。でも、時間は限られてる?限られてるのかな?だから、こういう11つの試合を、もっともっと大事に、闘っていきたい。ジュリア、もっともっとやりてえよ!」とジュリアに語りかけます。
ジュリアはMIRAIと額を突き合わせながら何か言葉を交わし、人差し指を立てました。。。
続けてMIRAIは「桜井麻衣、昨日は隣、今日は対角。でも、これが、"ミライサク" だよね。桜井麻衣、今日、どう思ったの?」と言葉を投げ、桜井は「MIRAIとは、組んでも、闘っても、凄い、楽しかった。絶対、MIRAIと一緒に、タッグのベルトを獲りたいって、思ってるよ!」と、ミライサクでの初代ツインスター王座獲りへの気持ちを語り…

更に「でも、タッグもなんだけど、私は、どうしても!やりたいカードがある。それは……ジュリアとの、シングル!」と、ジュリアに対戦要求!
マイクを取ったジュリアは「名古屋の諸君、ただいま!お待たせしました。旗揚げ戦を終えてからずっと欠場してて、でもその間、みんなの事見てましたよ。桜井の事、よーく見てましたよ。桜井が今、持ってる悩みとか葛藤とか全部リングで見せてくれてたと思う。だから凄い成長で、今までずっと隣にいた時よりも急スピードで、強くなったね。ビックリしてる。私も思ってた、お前がもう一皮剥けるには私にぶっ飛ばされる事が必要だよな?私のお前への愛情、愛情を、桜井麻衣に注入してやるよ。まあまたその時はよろしくな」と、桜井の成長を認めつつ、事実上対戦を受諾しました。 

そして「マリーゴールドの諸君よ!ジュリアはここにいるぞ、いつでも待ってるからな。他にだ~れも言ってくる奴がいねえんだったら、どっか行っちゃうからな。というわけで、アリーベデルチ!またな!」と告げると、MIRAIそして詩美の胸板を叩いてから、先に1人で退場して行きました。


MIRAI「ジュリアはいつ何時(なんどき)でも格好いいな、この野郎!(笑) 桜井麻衣、絶対、タッグチャンピオンになるぞ!」


桜井「もちろん!よろしく!」

(−A−)実はですね…


このメインイベントの途中から、初代ツインスター王座決定トーナメントに勝ち残ってる選手たちが、会場の片隅からリング上の闘いを熱視線を送ってたんですね。


MIRAI&桜井の優勝宣言を受けて、すぐさま天麗皇希&後藤智香がリングに上がります!


後藤は「初代ツインスターチャンピオンは、私と皇希。tWin toWerなんで。次の後楽園大会、準決勝の相手、指名します!」

「青野未来&翔月なつみ!」


( ̄ー ̄;)え?この流れでそっちかい!(笑)


指名を受けた青野&翔月がおもむろにリングに向かい(↓写真上)…翔月が「おい、後藤ぉ。お前舐めてんのか⁉ お前らみたいな、何にも残してない奴が獲れるようなベルト、この団体に1つもありません。自分たち "初代シングルチャンピオン" が、タッグの、初代も、いただきますので。まあ、指くわえて見てろ」と迫力満点にアピール!(↓写真下)

( ̄ー ̄)かく言う私…


なつみ姐さんのオラついたマイクアピール、メッチャ好きでね…たまんねーな、こりゃ♪(爆)



ここで残る野崎渚&CHIAKIもリングに上がり、CHIAKIが「という事は?という事はですよ?CHIAKI様とノザキ様の相手は、MIRAIそして "シン・超貴婦人" 桜井麻衣という事ですね?まあ誰が相手でも大暴れしてやるよ、おらっ!」とアピール。

準決勝の相手が決まり、それぞれが次の相手と視殺戦を展開しますが…そのまま動きが無いと見た翔月が「……誰か締めろよ」(爆)


(≧▽≦)なつみ姐さん、いい♪(笑)


これを受け、MIRAIが「とりあえず!締めるから帰れ!勝ったのはMIRAIだ!」と叫び…


青野は退場する前にMIRAIにユナイテッドナショナル王座の "純白のベルト" を掲げて不敵な笑みを浮かべてからリングを降りました。


( ̄ー ̄)未来さん、いいぞ♪



初代ツインスター王座決定トーナメントには出場していないため、ここまでのやり取りをリングの隅で見ていた詩美がマイクを取り、「なんだか凄くタッグ戦、盛り上がってて羨ましいですねえ。まあ私は、パートナーいないからさ、タッグトーナメント出てないんだけど、こんな楽しそうなタッグ戦線見てたら、私も早く素敵なパートナーを見つけたいなと思いましたよ。今この次期だからこそ、色んな人と組んで、最高のパートナー、見つけたいと思います。それこそ、ジュリアでもいいしね?ジュリアは対角のほうがいいか。素敵なパートナーを見つけて、自分も最高のタッグチーム、見せたいと思います。皆さん、とりあえずタッグトーナメントまだまだ続きますんで、楽しみにしてて下さい!」と挨拶。

最後にMIRAIが「名古屋のみんな!次来る時は、今度こそしっかりベルト巻いて帰ってくるから、待ってて!じゃあ、最後に『シャイン・フォーエバー!』と言ったら、皆さん『マリーゴールド!』で、お願いします!いいですかあ?魂込めて!シャイン・フォーエバー!マリーゴールドぉ!」と、名古屋大会を締めました。

↓偶然なんだろうけど、赤と青のコスチュームがそれこそ正式なタッグチームみたいなビジュアルでしたね(笑)

(−A−)そんなこんなで…


大会は14:50頃かな?大いに盛り上がる中、終了!


という事で、今回の記事はここまで!次回は大会終了後のサイン会等々について書きますね。


(−A−)y~ムフフ











MIRAIや桜井麻衣のジュリアへのアピールやジュリア自身のマイクから「ん?」と思った人もいますかね?ジュリアさんはWWEに行く事が決まってるという話?噂?がありまして、そもそも「マリーゴールドにいれる時間は限られてる」と本人も明言してましてね。その件について、7.30後楽園(※これ書いてる時点で明日!)で何らかの発表があるみたいです、、、


また、記事内で散々書いてきた初代ツインスター王座決定トーナメント準決勝・決勝が行われるのも7.30後楽園…ギリギリになっちゃいましたが、開催前に名古屋大会メインイベントまでを書けてよかったです。(←自己満足・笑)