【映画】フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) | ~‡コキュートス‡~

【映画】フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)

(−A−)という事で…

今回は、こんな奇想天外な作品を紹介します。

■'23.10/14 鑑賞
『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』
(1965年公開)

(−A−)☆☆☆★


 

第二次世界大戦末期に日本に運び込まれた「フランケンシュタインの心臓」から成長した不死身の巨人を巡る人間ドラマと、その巨人と地底から出現した怪獣バラゴンの闘いを描いた、東宝とベネディクト・プロによる初の日米合作怪獣映画☆


監督は本多猪四郎、特技監督は円谷英二…初代『ゴジラ』(1954年)の名コンビによる作品です。



(−A−)えー…

昨年10月に本作を鑑賞してから、大分時間が経ってしまいましたが…その頃の私は「東京女子プロレスを観に行って来ました♪」とか、後藤真希のLIVEに行って「やっぱり女神だわ」とか、浮かれたブログを書いてたかと思いますけど(笑)、なぜ突然こんな古い映画を観たかと言いますと、ちょっとばかり後藤真希も関係?してきます。

どういう事かと言うと、昨年9.23品川での後藤真希LIVEの配信を後日観るつもりで、タイミング良く案内が来た無料リトライキャンペーンに乗っかって『U-NEXT』に再登録したまでは良かったんですけど…見逃し配信期間が1週間だったのを "当日から1ヶ月" だと勝手に思い込んでまして、結果的に「見逃し配信を見逃した」という笑えないジョークみたいな話になったんですね(苦笑)

(↓詳しくはこちらの記事内に書きました)
そんなわけで、最大の目的は果たせなかったものの、通常は月額2000円ちょいするU-NEXTが1ヶ月(※9/20に登録したので10/20まで)無料で観れるので、何か観とかなきゃ勿体無いですよね。

何か連続アニメでも観ようかとも思いましたが、全話を観てる時間も無さそうでしたし、さて何を観ようかな?と考えてたら…ふと、この『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』が浮かびまして。

(−A−)思い返せば…

子供の頃に東宝や大映などが制作した怪獣映画を紹介した本を見て、観た事のない作品に思いを馳せつつも、当時はTV放送してくれるのを待つ以外に観る方法も無くて、「これ観たいなあ♪」と思いながらも観れなかった怪獣映画がたくさんありました。というか、未だに未見の作品は数多いです(汗)

そんな中の1つが、この『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』でした。

(↓U-NEXTの作品紹介ページ)


(−A−)あらすじをざっくり紹介しますと…

第二次世界大戦末期、ドイツ・ベルリンのリーゼンドルフ博士(ピーター・マン)の研究室から運び出された "フランケンシュタイン博士が創造した不死の心臓" が日本海軍に引き渡され、広島に移送されるが…その直後に米軍によって広島に原爆が投下され、消滅したものと思われていた。

15年後の1960年広島で目撃された謎の浮浪児(中尾純夫)が、国際放射線医学研究所のボーエン博士(ニック・アダムス)と助手の戸上季子(水野久美)らに保護されるが、その少年は短期間に急成長して20mにも及ぶ巨人(古畑弘二)となり、鉄格子付きの特別室で手首を鎖で繋がれて「飼育」される事になる。

ちょうどその頃、かつて "フランケンシュタインの心臓" を日本に移送した際の責任者だった河井(土屋嘉男)は、働いていた秋田油田で地震が起こり、巨大な怪獣の角らしき発光体を目撃する。それは、中生代の終わりに地下へ潜って絶滅を免れた巨大爬虫類バラゴンのものだった。

また、河井は国際放射線医学研究所のニュースを聞き、巨人が敗戦直前に日本に運ばれた "フランケンシュタインの心臓" に関係するのではないかと考え、広島に向かう。

河井の話を受けてドイツに飛んだ研究所の川地博士(高島忠夫)は、リーゼンドルフ博士から「もしそれがフランケンシュタインなら、手首でもどこでも、身体の一部を切り落とせばよい。フランケンシュタインならまたその部分が再生されるはずだ」と助言を受ける。

取材のため研究所に殺到したマスコミの照明で興奮した巨人は、暴れて研究所を脱走…破壊された特別室の中には "手かせ" によって千切れたらしき巨人の左手首が見つかり、それはタンパク質を求めて床を這い回っていた。謎の巨人は、やはり "フランケンシュタインの心臓" から成長したものだった!


( ̄ー ̄)えー、ここからは…

巨人を "フランケンシュタイン" と書きますね。ちょっと抵抗ありますけど。(笑)


研究所を脱走したフランケンシュタインは、広島から岡山→姫路→琵琶湖と東へ移動し、ドイツに気候が近い日本アルプス周辺にまで北上する。

一方、バラゴンにより白根山近辺で人畜が捕食されるという事件が起きたが、地底を移動し目撃者を全て喰い殺しているバラゴンの存在は世間には知られておらず…世論はフランケンシュタインが人間を襲って喰っているのではないかと疑い始め、遂には自衛隊が出動するなどの強硬策が実施され始める。

しかし、あくまでフランケンシュタインの潔白を信じて疑惑を晴らし、研究材料としても生きたまま捕まえたいボーエン博士と戸上季子は、フランケンシュタインが潜伏していると見られる日本アルプスで食料を投下し続け…フランケンシュタインの視力を無力化させて捕獲しようと提案した川地が照明弾を投げるが、照明弾の光に反応してバラゴンが地底から現われる。

バラゴンがボーエンらに迫り、絶体絶命の窮地に陥るが…そこにフランケンシュタインが現れ、バラゴンと壮絶な死闘を繰り広げる。。。



(−A−)という感じなんですが…

予告編がYouTubeにあったので、貼っときますね♪


( ̄ー ̄)そして…

本作には、実は2種類のエンディングがありましてね。

1つは「フランケンシュタインが死闘の末にバラゴンを倒した後、地割れに呑み込まれる」劇場公開時の "オリジナル版"。

もう1つは「バラゴンを倒したフランケンシュタインが突如出現した大ダコに湖に引き摺り込まれる」"大ダコ出現版"。

私がU-NEXTで観たバージョンは、大ダコ出現版の方でしたが、そんな事は知らないまま作品に見入ってましたからね…フランケンシュタインがバラゴン倒して、さてどんな終わり方すんのかな?と思ってたら、唐突に大ダコが出てきて、フランケンシュタインに絡みついて湖に引っ張りこみ、それで作品終了ですよ!

え?タコ?何で?え?タコに絡まれて湖落ちた!えーっ⁉ こんな終わり方⁉ マジか!…みたいなさ(爆)

( ̄ー ̄;)いやあ、口あんぐりですよ(汗)

ですが、すぐ思い出しました…東宝、大ダコ好きだっけな♪と。(爆)

まあ、その辺の事情やもっと詳細なあらすじを知りたい方は、↓のWikipediaでも見て下さいませ。


また、↓のブログ?レビュー?に製作の舞台裏含めた非常に詳しい話が書かれてますので、興味ある方は是非目を通していただきたいです◎



(−A−)という事で…

鑑賞してから3ヶ月以上も経っちゃいましたが、プロレス観戦記もとりあえず一段落したこのタイミングで記事を完成させて、やっと更新出来ました。

面白かったです♪

(−A−)y~ムフフ










半裸でゴツゴツしたビジュアルのバラゴンと闘うフランケンシュタイン、「絶対怪我するじゃん!」とか「今の痛そう」とか「角刺さるぞ!」とか、そんな事ばかり考えながら観てました(爆)