
’21.7/18③【美術館】ロダン館
(ーAー)という事で…
プロレス関連の大会配信を連日観たりしつつ、のんびりしてたら、あっという間に7/22~25の4連休も終わり…“7/18(日)の行動録” も途中になったまま、10日以上経ってしまいました(汗)
(↓前回・前々回のブログはこちら)
前回記事では、『古代エジプト展』の展示会場を出て「右に行けば『ロダン館』」というところまで書きましたので…
(↑この奥が『ロダン館』)
…今回はその続きになります。
前々回の記事でちょっと触れましたけど、この静岡県立美術館のお隣の静岡県立大学には何度か仕事絡みで来た事がありまして…昼休みなんかに周辺を散歩したりした時に、場所によっては “謎の宇宙船か何かの一部” みたいな(?)美術館の白い屋根の一部が見えるんですが、その部分が県立美術館内のロダン館なんですね。
そこに今回、念願叶って。というと大袈裟ですけど、『古代エジプト展』を観覧した場合は別料金を払わずに観れるという事だったので、これは良い機会だなと。…まあ、ロダン館単体でも一般300円なんですけどね(笑)
(ーAー)そんなこんなで(?)…
静岡県立美術館公式ホームページ内のロダン館の概要は、こちらのリンクを見て下さいね(↓)
また、ロダン館に展示されてる作品の全容について詳しく知りたい人は、同ホームページ内の作品紹介ページを参照して下さいね。(↓)
↓これは静岡県立美術館2階の案内図なんですが、上部の紫っぽいブルー(?)の楕円形の部分がロダン館になります。
ちなみに、スカイブルー(でいいのか?汗)っぽいブルーの部分の内の “ロダン館から下に真っ直ぐ延びてる部分以外” が『古代エジプト展』が開催されてたスペースでして…
『古代エジプト展』のスペースから出た私は、右に曲がってロダン館へ向かいます。…実際は1度トイレに行き、チケットの裏の日付スタンプ確認後に再入場したんですけどね(笑)
早速、両側に作品の数々が点々と設置されてまして…
↓こちらはその中の作品の1つ、エミール=アントワーヌ・ブルーデル作『ロダンの肖像』です。
そのブリッジギャラリーの先、ロダン館の入口の手前には、オーギュスト・ロダンの生涯の簡単な紹介があり…
(ーAー)ロダンと言えば…
誰でも名前は知ってるぐらいの超有名な、というより人類の歴史を代表するかのような彫刻家かと思いますが…詳しくは、例の如くWikipedia貼っときますので、そちらをどうぞ(笑)
(ーAー)自動ドアから中に入ると…
エントランス(?)からは、自然光で明るい楕円形の館内全域を見渡せる作りになっていましたが…正面の中央部にはロダンの代表作『地獄の門』がそびえ立ってます!

館内は所々が階段状になってまして、すぐにでも降りて近くで見たい気持ちもありましたが…とりあえずエントランスの先端から見下ろすように撮影。

(↑近くにいるお客さんとの対比で大きさが分かりますね・汗)
作品手前の床には、『地獄の門』の着想の元となったダンテの『神曲』の一節が、イタリア語の原文、英語訳、何種類かの日本語訳が記されてます。
↓その中の平川祐弘 訳(1996年)

↓エントランスからズームして撮影。…近付かずとも圧倒されますね、こりゃ(汗)

(ーAー)ところで…
「静岡県立美術館にあるロダンの作品の数々は本物?レプリカ?」という素朴な疑問を持った事がありまして、以前にチラッと調べたんですが…今回改めて調べてみました。
そもそもブロンズの彫刻というのは「粘土等で原型を製作→原型を石膏等で型取り→その原型を元に鋳造所の職人が金属を型に流す→元の型さえあればいくらでも複製可能」というものなので、有名な絵画のように「これ1つだけが真作」というようなものではなく、「世界にいくつも本物のロダンの彫刻がある」という事なんですね。
ですが、生前のロダンから作品群やアトリエと共に死後鋳造の権利がフランス政府に寄贈され、ロダン美術館の厳正な管理によってのみオリジナルと認められる事が、フランスの法律で定められているそうです。
その辺含めた話の参考までに、2つの記事を貼っときます。私が説明するより話は早いんで(笑)
こちらなロダン館の案内図ですが、真ん中の黄色い部分の “現在地” となってる辺りがエントランスとなり…

(ーAー)そこから更に1段降りたところが…
いよいよ『地獄の門』です!

↓平川祐弘 訳の『神曲・地獄篇』の一節も再度撮影。

「われを過ぎんとするものは一切の望みを捨てよ」
( ̄ー ̄)しかしまあ…
近くで見ると更に圧倒される素晴らしさというか、何と表現したらこの感情を言い表せるのか分かりませんが…
一言で言うなら「凄ぇ!!」としか。(←語彙・笑)

(↑史上6番目に鋳造された『地獄の門』らしいです)
↓こちらが『地獄の門』の上の方にある “考える人” 。

ダンテ・アリギエーリによる一大叙事詩『神曲』、そして『地獄の門』についてのWikipediaも貼っときますね。
…この辺りの説明してたらいつになってもこの記事終わらないしね(笑)
このロダン館にはもう1つの『地獄の門』がありまして…それは巨大な『地獄の門』の向かい側、入口から入ったエントランス部分の下(1階)に中型、いや小型というべきですかね、『地獄の門』第三試作というものがありました。(↓)

巨大な完成品を見たばかりというか、すぐそこにあるため、ぶっちゃけちょっと微妙な出来映えですけど、試作品ならではのレアな感じがありますね♪
『地獄の門』に向かって左の1段上がったスペースには、『地獄の門』に関連した彫刻の数々があり…

そこから更に1段上がったスペースには、かなり大きな『考える人』が鎮座してます◎

物差しになるものが無いため、この写真では分かりづらいかと思いますが…かなりデカくて、動き出したら怖いぐらいの圧倒的迫力がありましたね♪

元々は『地獄の門』の中に作られたもので、当初は『詩人』という作品名だったそうですが、その後『考える人』というタイトルになったんだとか。
大・中・小の3サイズが作られたとの事で、この「デカいな(汗)」と私が圧倒された『考える人』は大かと思われます。(笑)
また、入口の自動ドアの手前にロダンのプロフィール等と共に飾られてたものが、おそらく小サイズでしょうね。

( ̄ー ̄)はい、例によって…
『考える人』についてもっと詳しく知りたい方は、Wikipedia貼っときますので、見て下さい。
( ̄ー ̄)そんなこんなで…
『古代エジプト展』も『ロダン館』も予想以上に素晴らしく、しばしの時間堪能させてもらったわけですが…まだ本日7/18の予定は終わってません。
静岡県立美術館を出て、遊歩道の先の駐車場から出発したのは15:40頃でしたかね。
タブレットのナビを頼りに富士市を目指し、一般道を東に走りまして…16:40頃、ふじさんめっせに到着♪
(ーAー)という事で…今回はここまで!
次回と次々回は、プロレスリング・ノア ふじさんめっせ大会の観戦記をお送りする予定ですので…全くタイムリーでは無くなりましたが(苦笑)、奇特な方はまた読んで下さいね。
アリーベデルチ!またな♪
(ーAー)y‐~ムフフ
Wikipedia等添付を活用したりして、内容端折ったつもりも…何だかんだで詰め込み過ぎた記事になってしまった気がしないでもないです(汗)