
20.10/4【観戦記】スターダム 名古屋大会 ②
(ーAー)という事で…
前回記事に引き続き、女子プロレス団体『スターダム』の愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会『STARDOM NAGOYA Rainbow Fight』の “観戦記&私の行動録” をお送りします。

セミファイナルのタッグマッチ、メインイベントのイリミネーションマッチの紹介を中心に書きま~す。
■前回7/24の名古屋国際会議場大会で “赤いベルト” を賭けてのタイトルマッチで闘ったワールド・オブ・スターダム王者・岩谷麻優と地元名古屋出身のジャングル叫女が、ユニットの枠を越えてコンビを組み、“大江戸隊” の刀羅ナツコ&ビー・プレストリーと激突したタッグマッチ☆
(ーAー)7.24名古屋大会は…
私が鍵紛失で来れなかった大会ですね。。。
(ーAー)y‐~……
今大会前日の10.3横浜武道館で行われた『TCSvs大江戸隊 敗者ユニット解散ノーDQマッチ』において、TCSとして叫女と組んでいた小波が寝返り、大江戸隊が勝利…TCSは解散となりました。
それを受けて、この日は小波が鹿島沙希とのコンビで大江戸隊としての初陣を飾るなど急遽変更されたカードもありましたが、岩谷と叫女がタッグを組む事はそれ以前から発表されていたカードで、前日のTCS解散を受けて組まれたわけではありません。
( ̄ー ̄)まあ…
横浜・名古屋のカードが発表された時点で「ああ…横浜でこうなって…名古屋でこのカードだから…多分そうなってく…んじゃないかな?」と、何となく予想は付いたんですけどね。
それを今言っても “後出しジャンケン” だと思われそうですが…それはさておいて、先ずは入場シーンから行きますか。(笑)
先ずは、反則上等のヒールレスラーの道を歩き出した感のある刀羅ナツコと、9.28後楽園大会で「日本に帰ってきた」ビー・プレストリーの大江戸隊コンビが入場☆
既に試合を終えた鹿島沙希(↓画像上・一番左)、小波(↓画像下・一番左)もセコンドとして登場しました。

(↑画像上下共に左から2人目:刀羅ナツコ、3人目:ビー・プレストリー)
続いて、“STARS” の岩谷麻優、やや戸惑い気味の表情にも見えたジャングル叫女のスペシャルコンビが入場☆

(↑左:ジャングル叫女、右:岩谷麻優)
選手紹介、最初は…コロナ禍の影響で母国イギリスから出られず、しばらく参戦出来なかったものの、9.28後楽園大会に乱入する形で「帰って来た」実力者ビー・プレストリー☆(↓)
前日の横浜大会では、王者だったジェイミー・ヘイター(※タッグパートナーでもある)がしばらく来日出来ないために返上扱いとなったSWA世界王座を賭けて渡辺桃と王座決定戦を行い、見事新王者となりました◎

(↑右の写真でビーの左側にいるのは私も大好きな村山大値レフェリー、右腕でアナウンスしてるのは美声の安藤頼孝リングアナ)
凶器攻撃、反則負けも厭わぬヒールと化してファンにも団体にも媚びない姿勢を見せる大江戸隊のリーダー・刀羅ナツコ☆(↓)

前日の大江戸隊との決着戦でパートナーだった小波に裏切りの椅子攻撃を浴び、TOKYO CYBER SQUAD(※TCS)は解散…「傷心のジャングルパワー」とコールされたジャングル叫女★(↓)

前日は強敵・朱里を死闘の末に退け、“横浜武道館プロレスこけら落とし” のメインを飾った “女子プロレスのアイコン” 岩谷麻優☆(↓)
コロナ対策で紙テープ投げ入れが禁止されているため、”紙テープくるくる“ が出来ない麻優さんですが…平常時は入場直後にコーナーから投げ入れていたリストバンドを、選手紹介のコールに合わせて見事な投球フォームで投げるパフォーマンスにアレンジしてます♪

(↑この日は遠くに投げるつもりが ”すっぽ抜けて“ リングサイド最前列のお客さんのとこに行っちゃいましたが…それもまた麻優さんらしい・笑)
試合の方は、痛めている左足等の影響もあって叫女が捕まって集中攻撃に晒され、岩谷もフォローするも流れは変わらない感じ…。
(ーAー)この試合…
リーダーの麻優さんの試合という事でSTARSのメンバーがセコンドに就いてたわけですが…かつて叫女選手がリーダーだった ”JAN“ でいっしょに組んでた飯田さんだけでなく、たむさんやキッドさんらSTARSのセコンド全員が「叫女さん!」「叫女!しっかり!」等と物凄く一生懸命叫女選手を応援してましてね。
仲間を亡くし、守ろうとした仲間に裏切られ、居場所の無くなった状態だった叫女さんにとって、本来別ユニットのはずのSTARSからの必死の声援は、嬉しかったんじゃないですかね。
てか、これ書いてる私がちょっとウルッとしてます(笑)
(ーAー)しかし…
意地の踏ん張りを見せた叫女も、痛めている左足をナツコにストレッチマフラーで極められ…耐えたいたもののレフェリーが試合をストップ!
ナツコ&ビーの大江戸隊の完勝に終わりました。。。
ビーが「キョーナ、ショッパイネ」と ”誰だよ、そんな日本語教えたの!“ という見下したマイクをした後、前日に叫女を裏切った小波が「TCSを解散させた後は、お前を破壊する」と挑発。(↑写真下:小波のアピール)

大江戸隊が退場した後、叫女は地元名古屋に集まったファンに「こんな無様な姿を見せて本当にすいません」と泣きながら謝罪します……。

(↑写真下は叫女の膝を気遣って支える麻優さん…)
”叫女の痛めている足に引っ掛かりそうになったマイクコードをそっと足を上げて外してから“ マイクを取った岩谷は、全然無様な姿じゃない、叫女の気持ちはメチャクチャ格好いいと称えた後…TCSが解散になった事に触れ、自分も(過去に)3回裏切られたと語り「気持ち、凄い分かる。でも、裏切られた人、絶対ここから這い上がる事しかないから。これからSTARSでいっしょにやっていきませんか?」と、握手の手を差し出しました!

これに応えようと叫女が立とうとすると、足のダメージを気遣ったか、岩谷は「待って、動くな」と制し、自ら近寄って握手…
そして、岩谷と叫女はハグを交わしました。。。

「膝、大丈夫?多分ヤバいと思います。大丈夫?」と言う岩谷、先ずは岩谷と名古屋のファンに感謝を述べた叫女は「膝、多分相当ヤバいっす。次、名古屋、帰ってくる時は、膝を治して、悪いところを全部治して完全復活した最高のジャングル叫女になって帰ってくるので、その時まで待っていて下さい!」と力強くアピールしました。

再びマイクを取った岩谷は「ジャングル叫女だけじゃないよ。TCSの他のメンバー、任せてください、STARSに。今日はいないのかな?でも岩谷麻優に付いて来れば…いや、岩谷麻優といっしょに成長していけば、みんなの未来明るいので、まあこれからのSTARSお楽しみに」と、この日は不在だった吏南、ルアカ、DEATH山さん。の旧TCSメンバーをSTARSで受け入れると宣言しました!

前述したように、ある意味私の予想通りだったんですけど…受け入れる麻優さんたちSTARSのメンバーも、厳密にはSTARSに出戻りとなる叫女さんも、みんなが凄いいい笑顔だったんですね。
(゚∀゚)良かった、良かった♪
…という展開だったんですけど、その後叫女さんが怪我の治療のために欠場に入る事が発表されまして(汗)
左膝前十字靭帯断裂、右膝外側側副靭帯断裂、右肩鎖関節完全脱臼の重傷で…
左膝と右肩は手術をするため、かなりの長期欠場になりそうですね★
( ̄□ ̄;)そんなになるまで頑張ってたのか…(汗)
とにかく、しっかり治しての復帰、お待ちしております。
■名古屋大会メインイベントは、前回7/24の同会場での8人タッグマッチが30分ドローに終わった ”QUEEN's QUEST“(QQ)と ”Donna del mondo“(DDM)が4対4イリミネーションマッチで激突☆
( ̄ー ̄)繰り返しになりますが…
前回7/24とは、私が刈谷ハイウェイオアシスで車の鍵を紛失して観戦出来なかった大会です。。。(笑)
先に入場してきたQQは前回と同じ渡辺桃、林下詩美、AZM、上谷沙弥の4人◎

(↑写真下:前列左から上谷沙弥、AZM、林下詩美、後ろで立っているのが渡辺桃)
対するDDM…ジュリア、舞華、ひめかの3選手は変わりませんが、スケジュールの都合(?)で今大会は不在だった朱里に代わり、新メンバーのなつぽいが入った編成です☆

(↑写真下:左からなつぽい、ひめか、舞華…このカメラマン、凄ぇ邪魔。何で堂々と直立して撮ってんだよ。お陰でなつぽいのボディが見えないじゃん・怒)

(↑8選手が揃ったリング上…壮観です♪)
選手紹介…先ずはQUEEN's QUESTから。
前日10.3横浜武道館で林下詩美と保持するゴッデス・オブ・スターダム王座初防衛に成功した上谷沙弥☆(↓)

同じく横浜武道館でライバルのスターライト・キッドに完勝してハイスピード王座初防衛を果たしたAZM☆(↓)

前日は上谷とのコンビでゴッデス・オブ・スターダム王座初防衛に成功、そして ”シングルの祭典“『5★STAR GP 2020』優勝者の林下詩美☆(↓)

(↑髪の毛が真っ赤になってます♪)
横浜武道館ではビー・プレストリーに敗れてSWA世界王座戴冠成らずも、巻き返しに期待したい ”QQのリーダー“ 渡辺桃☆(↑)

対するDonna del mondo…
前日10.3横浜武道館に「DDM 5人目のメンバー ”XXXX“」として登場した、万喜なつみ改め…なつぽい☆(↓)

( ̄ー ̄)ちょっと説明しますか。
なつぽい選手は、万喜なつみのリングネームで'15年に『Actress girl'Z』でデビュー、スターダムにも上がっていました。その後、様々な団体のリングで活躍するも、'18年末にActress girl'Zを退団、翌'19年からは東京女子プロレスにレギュラー参戦していましたが、今年9月で契約を終了…DDMの新メンバー ”XXXX“ として、10.3横浜武道館に参戦し、DEATH山さん。に勝利しました。
で、今回のDDM入りに合わせて、リングネームを愛称だった『なつぽい』に変更したんですね◎
続いてこちらは、DDMの4人目のメンバーで女子としては長身の172㎝、”ジャンボプリンセス“ ひめか☆(↓)
'17年12月に有田ひめかとしてActress girl'Zでデビューし、様々な団体に上がって活躍しましたが、今年3月末でActress girl'Zを退団…6.21新木場1st RING大会にDDMの ”XXX“ としてスターダム初参戦、7/1付けでスターダムの所属となりました。
「デカいは強い。デカいは正義。デカいはかわいい」をモットー(?)とする大型選手で、この選手も生で観るのは今回が初めてでした♪

(ーAー)ところで…
「XXXXとかXXXって何よ?」と思ってる人もいるかと思いますので、ちょっと説明しますと…
ジュリアがDDMを結成するにあたり、最初に連れて来た2人の選手が『X』と発表されていた舞華と『XX』とされていた朱里でした。
そこからの流れ(?)で、やはり事前には名前を伏せて ”DDM 4人目の選手“を ”3人目のX“ という事で『XXX』と発表していたわけ。これがひめかですね。
で、DDM 5人目、4人目のXという意味で『XXXX』とされていたのが、なつぽいです♪
( ̄ー ̄)そんなこんなで(?)…
最初の『X』だったのが、こちらの舞華選手☆(↓)
TAKAみちのく主宰の『JUST TAP OUT』所属の選手でしたが、ひめかと同じく7/1付けでスターダムの所属となりました◎

そして、最後にコールされたのは、前日横浜武道館で因縁の中野たむの挑戦を退けて ”白いベルト“ ワンダー・オブ・スターダム王座初防衛に成功した ”美しき狂気“ ジュリア☆(↓)

(ーAー)この試合、イリミネーションマッチは…
フォールやギブアップを獲られた選手、トップロープ越しに場外に落ちた選手(※オーバーザトップロープ)は失格となり、最後まで選手が残っていたチームが勝ちとなる試合です◎
QQはハイスピード王者AZM、DDMはハイスピード王座挑戦を口にしているなつぽいが先発して試合開始!
( ̄ー ̄)ざっくりと書きます(笑)
しばらくは一進一退の攻防が続くも、林下詩美と舞華が両者オーバーザトップロープで同時に失格。
続いて、鉄柱にしがみついたり「来るなー!」って叫んだりとコミカルな部分も見せたジュリアを、上谷沙弥がオーバーザトップロープで失格させます。
QQ 3人、DDM 2人となるも…ひめかが渡辺桃を場外に転落させて、3人対3人。
そのひめかの巨体を小柄なAZMが得意技・あずみ寿司で丸め込んでフォール!
DDMの最後の1人となったなつぽいは、オーバーザトップロープで落ちそうになるも…場外にいた舞華(※既に失格した選手たちもリングサイドにいます)が見事キャッチ!そのまま反対側のエプロンまでなつぽいを運び「場外に足を着いてないため」セーフ(笑)
一騎打ち状態でせめぎ合った末に、なつぽいがAZMを場外に落としました!
ここで未だ失格ではないものの敢えて闘いに加わっていなかった上谷がリングに入り、なつぽいと勝負に出ます。
チームメンバーの声援を受けて頑張った両者、なつぽいを蹴り落としてオーバーザトップロープを決めた上谷が生き残りました!
イリミネーションマッチは、上谷沙弥の1人残りでQUEEN's QUESTの勝利!

(ーAー)そんなこんなで…
メインが終了したのは17:45過ぎだったかな。
時間にして2時間弱、試合数も5試合でしたが、短いとか少ないとか全く感じない、充実した大会でした♪
(ーAー)そして…
平常時であれば、大会後のお楽しみとしてサイン会やチェキ会があるんですけど…この数ヶ月はコロナ対策のため、それも自粛が続いてるんですね。
なので、試合が終われば帰ります(笑)
席の方角毎に規制退場となり、北側階段席の番になったので立ち上がって歩き出したら、ツイッターで知り合った馴染みのフォロワーさんに声を掛けられたので、会場から出るまで話しながら歩きました。
そのフォロワーさんが歩いていった方向から行った方が車を停めた駐車場に近かったみたいなんですが、頭が回らず(笑)来た方向から建物を出てグルッと歩く私(汗)
途中にスターダムの社用車が停まってて、後ろの角をぶつけたのかテープで補強してあったんですが…テープの上に手書きで『ポンコツ』と書かれていました(笑)
( ̄ー ̄)この人の仕業かな?
駐車場から出る車も並んでたので、ツイッターをチェックし、”リベンジナゴヤ“ を完了した事を書いたりしてから(笑)、ほとんどの車がいなくなった18:15頃、名古屋国際会議場から出発。
名古屋高速の六番南ICより高速に乗り、伊勢湾岸道へ。
当初は「帰りは刈谷ハイウェイオアシスで『いきなりステーキ』だな」と考えてたんですが、ピザを食ったのも15:00頃でステーキ食うほどの食欲は無かったので、今回はやめにして…刈谷ハイウェイオアシスはスルーしました。
しばらく走り、赤塚PAというところに初めて寄ってみたんですが…食堂のメニュー見たけど、今いちピンと来るものが無かったので、休憩だけで再出発。
その後、浜名湖SAまで走って…鰻でも食っちゃうか⁉️と一瞬思ったものの、高速のSAでそんな贅沢してられんしね、あごだしラーメンと餃子のセットにご飯付けて夕飯にしました。(↓)
最寄りのICを降りたのが21:15過ぎだったでしょうか。途中でコンビニに寄ったりしつつ一般道を走りまして…22:00過ぎに静岡県某所の某社寮に到着しました。
(ーAー)という事で…
2回に分けてお送りした10.4スターダム名古屋大会観戦記、お付き合いいただいた方、ありがとうございました。
約8ヶ月ぶりのスターダム観戦、プロレス観戦自体も約7ヶ月ぶりでしたけど…久しぶりの生観戦、楽しかったです♪
私自身、コロナ対策下でのプロレス観戦は初体験だったわけですが…
かく言う私、そもそもが ”基本的にソロ活動“ なんでね、座席の感覚が空いてるのは願ったり叶ったりですし(笑)…
声援を送れず拍手だけってのも、普段からほとんど声出さずに観戦してる方で、たまに「麻優!」って叫ぶぐらいですからね、特に苦にはなりませんでした。
(ーAー)y‐~ムフフ
コロナ前からソーシャルディスタンスな男がAndroid携帯から投稿





