【格闘技】5.6 RIZIN.10 | ~‡コキュートス‡~

【格闘技】5.6 RIZIN.10




『RIZIN.10』

[5/6.マリンメッセ福岡]


バンタム級トーナメント優勝者・堀口恭司、キックボクシングトーナメント優勝者・那須川天心、女子スーパーアトム級トーナメント優勝者・浅倉カンナなどが出場した、MMAイベント『RIZIN』の'18年度・第1弾 マリンメッセ福岡大会☆



※スカチャンでのPPV生中継を後日鑑賞
実況:矢野武、田淵裕章、小穴浩司、鈴木芳彦
解説:藤井惠
ゲスト:ケンドーコバヤシ
メインキャスター:朝比奈彩、おのののか
RIZIN統括本部長:髙田延彦



( ̄ー ̄)えー、という事で…

『RIZIN』も私のレビュー作成が滞る間に大会を重ねておりますが、当ブログではやっと5.6『RIZIN.10』でございます(笑)


昨年大晦日以来の大会となったこの5.6福岡大会から、大会名にNo.を付けて行く事になったらしく…過去の大会から数えて10大会目の今大会が『RIZIN.10』とネーミングされました☆

( ̄ー ̄)ちなみに…

その後、7月・8月・9月と3ヶ月連続で大会が開催されましたので、今現在(※'18.10月末)『RIZIN.13』まで進んでおります…(汗)


とりあえずは、今大会の時点での戦績・タイトル、状況などで書いてきますので、よろしくお願いします◎




■RIZINキックボクシングルール 63㎏契約 3分3R
北井智大vsダルビッシュ黒木


チームドラゴン主宰・前田憲作の秘蔵っ子と言われる “土佐のドラゴン” 北井智大(26歳/『RISE』ライト級3位/キック戦績11勝3敗)と、昨年10月『RIZIN 秋の陣』で格上の裕樹を相手にドローに持ち込み、今年『RISE WEST -63㎏ 九州最強決定トーナメント ~Road to RIZIN~』に優勝して2度目の『RIZIN』参戦となった “日向のメジャーリーガー” ダルビッシュ黒木(32歳/九州のキックボクシング団体『PRINCE REVOLUTION』-64㎏級王者/キック戦績19勝14敗)が激突した、RIZINキックボクシングルール 63㎏契約マッチ☆


1Rは様子見のような感じだったが、終盤に北井が飛び膝蹴りなどから攻勢◎


2R、積極的に前に出る黒木だが、北井も打ち返し互角☆

パンチを細かくヒットし、膝蹴りも決めるなど北井のペースか?


最終3R、ここまで押されていた黒木が左フックをヒットさせてダウン奪取!

立ち上がった北井が反撃し、逆に追い詰めて行く!

黒木も打ち返すが手数で負けている感じで、北井優勢なまま試合終了◎


判定は1-1、ドローに終わりました☆





■RIZIN女子MMAルール 54㎏契約 5分3R
村田夏南子vsランチャーナ・グリーン


1年4ヶ月ぶりの『RIZIN』参戦となった “吉田沙保里が恐れた天才タックラー” 村田夏南子(24歳/2012年全日本レスリング選手権大会優勝、全国高等学校女子レスリング選手権大会3連覇/MMA戦績6勝1敗)と、当初予定されていた選手の欠場により大会3日前の5/3に急遽参戦が発表された “大英帝国のムエタイ美女” ランチャーナ・グリーン(イギリス/28歳/WMC北イギリス地区王者、『TUF23』ベスト4/MMA戦績1勝1敗)が激突した、RIZIN女子MMAルール 54㎏契約マッチ☆


'16年にMMAデビューした村田は同年末に中井りんに完敗して5戦目にして初黒星を喫し、昨年9月には上腕二頭筋の腱を断裂し長期戦線離脱を強いられましたが、再起に向けてアメリカで打撃の修行を積み、今回の『RIZIN』再登場を迎えました◎


1R、村田はムエタイ出身のグリーンと立ち技でしっかりやり合い、絶妙のタックルからテイクダウン◎

上のポジションを取ると肩固めに入るが、グリーンがハーフガードを取っていたため極め切れず脱出されるも…今度はアナコンダチョークへ!


1R終了ギリギリのところでグリーンがタップし、村田が完勝しました◎


左目がボッコリ腫れ上がっていた村田ですが、キッチリと一本を獲ってみせました◎




■RIZIN MMA特別ルール 120㎏契約 5分3R(肘有り)
ジャルジーニョ・ホーゼンストライクvsアンドレイ・コヴァレフ


スリナムからオランダに渡り、キックボクシングで70戦闘い62勝中52KOを挙げ、'13年にMMAデビューすると4戦全てにKO勝利している “アムステルダム破壊王” ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム/30歳/MMA戦績4勝0敗)と、'15年のプロデビューから9戦全勝の “新・北の最終兵器” アンドレイ・コヴァレフ ウクライナ(24歳/MMA Pro Ukraine ヘビー級王者/MMA戦績9勝0敗)が激突した、RIZIN MMA特別ルール 120㎏契約マッチ(肘有り)☆


ホーゼンストライクは、リングイン直前のチェックで塗布物が確認されたため、身体を拭かれた上でイエローカード1枚を喰らった状態で試合スタート★

1R、両者は強烈そうな打撃を繰り出していくが、ややホーゼンストライク優勢か?

しかしコヴァレフも時折ロシアン・フックを繰り出すなど、お互い譲らぬ展開でスタンド打撃戦に終始☆


2R、ホーゼンストライクがローキックなどを多用するが…コヴァレフがいきなりタックルに入りテイクダウン、サイドポジションから腕関節を狙いつつ、パウンドや肘打ち!

ホーゼンストライクはハーフガードを取るが、コヴァレフは細かいパウンドを続ける☆


最終3R、プレッシャーを掛けるホーゼンストライクにコヴァレフがタックルも、ホーゼンストライクが逆にテイクダウンして上を取りパウンド!

コヴァレフは何とか立ち上がり、スタンドへ戻るが…ホーゼンストライクのパンチがヒット!

コヴァレフはタックルに行き、ホーゼンストライクが切って上を取るも、離れてスタンドへ◎

打撃戦はホーゼンストライク優勢、最後もホーゼンストライクがテイクダウンして終了☆


判定は2-1…ホーゼンストライク勝利◎


ホーゼンストライクはMMAデビュー以来5戦全勝に☆
敗れたコヴァレフはMMA10戦目にして初黒星となりました★




■RIZIN MMA特別ルール 120㎏契約 5分3R
アンテ・デリアvsリカルド・プラセル


クロコップトップチーム所属でミルコ・クロコップのスパーリングパートナーを務める196㎝の “ミルコの愛弟子” アンテ・デリア(クロアチア/27歳/MMA戦績14勝3敗)と、元プロサッカーのゴールキーパーという経歴を持つ身長200㎝のドイツ系ブラジル人 “カナリア色のスカイスクレイパー” リカルド・プラセル(ブラジル/27歳/ブラジルのMMA団体『Aspera FC』ヘビー級王者/MMA戦績9勝0敗)が激突した、RIZIN MMA特別ルール 120㎏契約マッチ☆


デリアは'11年のプロデビューから8連勝を飾った選手との事ですが、膝の負傷もあって今回が2年半ぶりの試合…石井慧の練習パートナーとして寝技も磨いてきたそうです◎

一方、'12年にMMAデビューし9戦全勝のプラセルは、全ての試合をKOか一本で決着している “フィニッシュ率100%” の選手との事です☆


1R、パンチを出しながら前に出たデリアにプラセルがタックル、デリアが受け止め差し合いとなり…レフェリーがブレイク★

再びプラセルがタックルも、ガブりながらデリアが上の体勢でグランドへ◎

デリアがパウンド、プラセルは下から仕掛けていく☆

巧みにスイープして足を取りに行くプラセルだが、デリアが逃げてスタンドへ◎

プラセルがタックルから引き込み、下から関節を狙うが…デリアは凌ぎつつパウンドを打つ☆


2R、プラセルがバックブローの動きから組み付き、コーナーに詰めるが…展開が無く、レフェリーがブレイク★

プラセルがタックルに行くも、これを切ったデリアが上から強烈なパウンド!

しかし、それを凌ぎながらプラセルは下から仕掛けていく◎


最終3Rもプラセルがタックル、デリアに切られると引き込んでグランドへ☆

デリアはパウンドを打っていくが、プラセルも決定打は喰らわず下から仕掛け続けるも…残り1分のタイミングでレフェリーがブレイク★

デリアがタックルからリフトしてテイクダウン、パウンドを打つが…試合終了!(汗)


判定3-0でアンテ・デリアが勝利を収めました◎



( ̄ー ̄)うーん…

髙田本部長や田淵アナウンサーが妙にデリア推し?みたいな偏った喋りをしてるような感じで…違和感あったなぁ(苦笑)




■RIZIN女子MMAルール 49㎏ 5分3R(肘有り)
浜崎朱加vsアリーシャ・ガルシア


柔道をバックボーンに'09年にMMAデビューし、国内では10戦10勝、米国の女子MMAイベント『INVICTA FC』で世界アトム級王者となった “日本人初の世界女王” 浜崎朱加(36歳/第4代INVICTA FC世界アトム級王者、初代JEWELSライト級王者/MMA戦績14勝2敗)が、昨年末の女子アトム級トーナメントはベスト4止まりだったものの、'16年には同トーナメント優勝者・浅倉カンナに勝利している “ジョシュ・バーネットの秘蔵っ子” アリーシャ・ガルシア(アメリカ/24歳/MMA戦績3勝4敗)と激突した、RIZIN 女子MMAルール 49㎏契約マッチ(肘有り)☆


近年は世界最大のMMAプロモーション『UFC』でも女子に力を入れてきてはいますが、まだ階級は少なく、アトム級は制定されていないため、アトム級においては『INVICTA FC』のチャンピオンが事実上の世界最高峰と言えますし…米国の著名なMMAサイト『SHERDOG』でも世界女子アトム級1位にランキングされているのが、浜崎朱加です☆

これまで浜崎は、RENAのコーチ役兼セコンドも務めていましたが、今回待望の『RIZIN』初参戦…いつもとは逆にRENAがセコンドに入っています☆

ちなみに、浜崎は解説の藤井惠の弟子でもありますね◎


1R、積極的に前に出てパンチを振るった浜崎は、組み付くとあっさりテイクダウン☆

ガルシアは立ち上がるが、浜崎は離さないままスタンドでもコントロール◎

浜崎の払い腰はガルシアがかわし、離れて打撃の間合いを取ると、パンチを連発して前に出て組み付くが…浜崎が離れて再び打撃の間合いへ☆


2Rも浜崎は打撃から巧みにテイクダウンし、上を取ってサイドポジションからマット・ヒューズ・ポジションに入りパウンド!

ガルシアはロープを蹴るように利用しながら脱出するも、浜崎は離さず再度グランドへ◎

ジワジワとパスガードを成功させるが、そのタイミングでガルシアがスイープ☆

足関節を狙うガルシア、蹴りあげを狙う浜崎!

下から浜崎がオモプラッタで腕を固めるが…ラウンド終了!(汗)


( ̄ー ̄)うーん…面白い!


最終3R、スタンドの打撃の攻防が続き…浜崎がタックル→ガルシアが腕を取る→浜崎が対処してバックを取る→バックを取り返したガルシアがチョークを狙う→浜崎が正対するという技術の攻防を展開◎

腕を狙うガルシアだが、浜崎がバックを取り、亀の体勢になったガルシアに腕十字を極めかけた浜崎だが…ガルシアが粘って試合終了!(汗)


判定は3-0…浜崎朱加が勝利◎


一本こそ獲れなかったものの、内容的には文句無しの完勝でしたが…逆に言うと、ガルシアが予想外に大健闘した感じですね♪


3年半ぶりの日本のリングでの試合だった浜崎は、
一本を獲れなかったためか、笑顔は見られませんでしたが…マイクでしっかりと挨拶しました☆


(ーAー)それと…

解説の藤井惠は、3R途中からマイクを手で押さえて放送には声が入らないようにしながら、弟子である浜崎にアドバイスを送って応援してたらしいです♪

( ̄ー ̄)どうせなら…

昔『戦極』で吉田秀彦が解説なのに「行け行け!ミッチー‼️」と小見川道大を応援してたみたいにやってくれても良かったんですけどね(爆)

放送に入らないようにする気遣いが藤井惠らしいところですかね(笑)




■RIZIN MMA特別ルール 59㎏契約5分3R
マネル・ケイプvs朝倉海


昨年のバンタム級トーナメントを挑発的な言動含めて台風の目的存在として盛り上げた “傍若無人のアンゴラ番長” マネル・ケイプ(アンゴラ/24歳/RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント・ベスト4、KOC/Invictus Promotion フライ級王者/MMA戦績9勝2敗)と、昨年末に才賀紀左衛門にKO勝ちして『RIZIN』デビューを果たした “喧嘩最強 フロム THE OUTSIDER” 朝倉海(24歳/THE OUTSIDER 55-60㎏級王者/MMA戦績9勝1敗)が激突した、RIZIN MMA特別ルール 59㎏契約マッチ☆


1R、両者軽快な動きから打撃を狙う展開◎

ケイプがパンチをヒットさせてラッシュ、グランドに持ち込むが…立ち上がって脱出した朝倉がパンチで反撃!

(゚∀゚;)この辺からメモが追い付かん(汗)

あっという間に1R終了☆

( ̄ー ̄)朝倉海、やるなぁ♪


2R、緊張感のあるスタンド打撃の間合いが続く☆

ケイプがやや優勢かというところで、朝倉がタックルからテイクダウン◎

パウンドを狙う朝倉、ケイプはガードポジションで巧みに凌ぐ☆

パスガードしようとする朝倉だが、ケイプも粘る◎

朝倉がグランドの膝蹴りから立ち上がりサッカーキック、更にフットスタンプを見せたところで2R終了!(汗)


最終3R、お互い慎重ながらも気持ちは積極的、時折打撃が交錯する展開が続く☆

残り30秒ぐらいで、朝倉のオープンブロー気味に出した右手の指がケイプの目に入り、一時中断するも…程なく再開◎

打撃を打ち合う中、試合終了!


判定は2-1…朝倉海が勝利◎


敗れたケイプは「Why?」って感じで、不満そうに退場しました★



(ーAー)ここで…

リングアナウンサーを務めるお宮の松がリングに上がり、旗揚げから華を添えていたRIZINガールの卒業式&新RIZINガールの御披露目♪

6名の新RIZINガール、そして卒業する3人がリングに登場し、挨拶☆

( ̄ー ̄)あんまり客席の反応無いな。(笑)


休憩を経て、後半戦に突入しました☆




■RIZINキックボクシングルール 51.5㎏契約 3分3R
石井一成vs栄井大進


昨年10月の『RIZIN 秋の陣』では黒星を喫するも、その後2連勝して今回2度目の『RIZIN』参戦となった地元福岡出身の “西の神童” 石井一成(19歳/元True 4Uフライ級王者、Phumpamuang ミニフライ級王者/キック戦績21勝9敗)と、那須川天心のトレーニングパートナーで『RIZIN』初参戦となる “必殺三日月蹴り” 栄井大進(19歳/キック戦績5勝3敗)が激突した、RIZINキックボクシングルール 51.5㎏契約マッチ☆


1R、栄井の左のパンチがヒットするが、石井は冷静に対処し、反撃!

石井が徐々に圧倒していく展開に◎


2R開始すぐに石井の右ローキックが栄井の急所にヒットしてしまい、中断するが…何とか再開(汗)

栄井も積極的に攻めていくが、スピードと正確性で石井が優るか…

しかし、栄井も退かずにやり合って、2R終了◎


最終3R、両者アグレッシヴにパンチや蹴りを繰り出していく!

中盤、栄井がダウンするが…偶然のバッティングによるものだったため、ダウンは取り消し★

再開後、更に激しさを増して打ち合う両者!

石井優勢ながら栄井も退かずに試合終了!


判定3-0、石井一成が『RIZIN』初勝利を飾りました◎





■RIZIN MMA特別ルール 70㎏契約 5分3R(肘有り)
ダロン・クルックシャンクvs松本光史


『UFC』で13戦を経験し『RIZIN』でもアグレッシヴなファイトスタイルで好評を博すも、北岡悟('16.12/29)、矢地祐介('17.4/16)に連敗して以来約1年ぶりの参戦となった “デトロイトの蹴撃王” ダロン・クルックシャンク(アメリカ/32歳/Ringside MMAライト級王者/MMA戦績18勝10敗)と、中井祐樹、宇野薫、五味隆典、川尻達也らが歴代王者に名を連ねる『修斗』の第12代世界ライト級王座(※-70㎏級、以前の『修斗』ではウェルター級)に2年に渡り君臨し、現在3連勝中の “修斗伝統のベルト継承者” 松本光史(34歳/修斗世界ライト級王者/MMA戦績19勝7敗)が激突した、RIZIN MMA特別ルール 70㎏契約マッチ(肘有り)☆


1R、松本がプレッシャーを掛けるが、クルックシャンクも距離をキープしつつ、互角のスタンド打撃戦☆

しかし、クルックシャンクが左ミドルキックから右ハイキックを決めて流れが傾き…組み膝から左ハイキックでKO‼️



鮮烈な勝ち方で『RIZIN』では久々となる勝利を飾ったクルックシャンクは、マイクを取って感謝の挨拶◎

6月に結婚するというフィアンセ(※自分のジムの生徒らしい…)への感謝は、まああれとして(笑)…身体をいつもメンテナンスしてくれる接骨院の先生への感謝をアピールしたのは斬新でしたね♪




■RIZIN MMA特別ルール 70㎏契約 5分3R
ディエゴ・ヌネスvs矢地祐介


米国の『UFC』や『ベラトール』、南米や欧州でも活躍し現在3連勝中の “THE GUN” の異名を持つストライカーで、ヴァンダレイ・シウバの推薦で参戦した “UFC育ちの巌窟王” ディエゴ・ヌネス(ブラジル/35歳/Superior Challengeフェザー級王者/MMA戦績22勝7敗)と、昨年大晦日にはかつての憧れだった五味隆典に激戦の末に完勝、師匠・山本“KID”徳郁曰く「ゆとり世代のモンスター」“KRAZY BEEのお祭り男” 矢地祐介(27歳/第2代PXCフェザー級王者、元修斗環太平洋ライト級王者/MMA戦績19勝6敗)が激突した、RIZIN MMA特別ルール 70㎏契約マッチ☆


1R、両者蹴りで牽制し合う展開から、ヌネスがパンチ連発から組み付くも…離れて、スタンド打撃戦が続く☆

その後も時折突進しながらフックを振り回すヌネスだが、矢地もしっかり対応して左の蹴りやパンチを当てていく◎


2R、ヌネスが乱打戦を仕掛けるが、矢地も負けずに対抗☆

ヌネスがテイクダウンを狙うも、矢地が巧みに上を取りパウンド、ヌネスは足関節を狙う◎

矢地が立ち上がるもヌネスがタックルからテイクダウン、しかし矢地は立ち上がり、コーナーでの差し合い…展開が見られずレフェリーがブレイク★

残り1分で両者が打撃ラッシュ!

優勢だった矢地だが体勢を崩して倒れてしまい、下から蹴りあげたものの、ヌネスがインサイドガードで上を取る◎


最終3R、打撃から組み合う両者、矢地がテイクダウンもヌネスはすぐに立ち上がりながら、しつこくバックを取る☆

離れたヌネスがパンチから再び組み合い…その後、ヌネスが飛び膝蹴りからテイクダウン◎

ヌネスは上から上体を起こしてパウンド!

スタンドに戻り、打撃からコーナーで組み合った後…両者が打撃を打ち合う中、終了のゴング!


判定は2-1…矢地祐介が勝利◎



( ̄ー ̄)うーん…

互角の闘いではあったんですが、どっちかと言えばヌネスかな?って内容に感じたなぁ。

…細かい基準までは分からないけどさ、観ていての印象でね(汗)




■RIZIN女子MMAルール 49㎏契約 5分3R(肘有り)
浅倉カンナvsメリッサ・カラジャニス


昨年大晦日、RENAに完勝して女子スーパーアトム級トーナメントに優勝した “純情可憐タックル女子” 浅倉カンナ(20歳/RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 女子スーパーアトム級トーナメント優勝、レスリング クリッパン国際大会優勝/MMA戦績11勝2敗)と、米国『KOTC』の中心ファイターだという “アンディ・ウィンを2度破ったオールラウンダー” メリッサ・カラジャニス(カナダ/30歳/元KOTCアトム級王者/MMA戦績3勝3敗)が激突した、RIZIN女子MMAルール 49㎏契約マッチ(肘有り)☆


1R、テコンドーや空手がベースのカラジャニスを相手に、打撃でジワジワとプレッシャーを掛けていった浅倉は、見事なタックルからテイクダウン◎

サイドを取るとカラジャニスが立ち上がろうとするが、浅倉は逃がさずバックを取って再びグランドへ持ち込む☆

( ̄ー ̄)浅倉が圧倒してますね♪

立ち上がったカラジャニスをタックルからリフトして再びテイクダウンした浅倉は、極めるまでは至らずも肘や膝も打ち込んで圧倒したまま、1R終了◎


2R、流れを変えるべく積極的に打撃を繰り出すカラジャニスだが、浅倉は絶妙のタイミングでタックルからテイクダウン!

カラジャニスは下から打撃も交えて仕掛けるが、浅倉は対処してサイドからマウントへ移行し、逃げようとするカラジャニスの首を取ってチョークへ!

これをカラジャニ凌ぐが…浅倉は腕十字へ!

腕が伸び切ったかに見えたが、ややポイントがずれていたか…カラジャニスが粘って極まらず★(汗)

浅倉が腕を離さずアームロックの体勢になったところで2R終了★(汗)


最終3R、スタンド打撃でも負けてない感じの浅倉◎

組み合った体勢からテイクダウンを狙った浅倉は、カラジャニスの粘りに遭いながらもテイクダウン成功!

パスガードしてサイドからマウントを取ると、腕十字を狙うが…カラジャニスが逃れてスタンドでの組み合いとなり、離れてパンチを打ち合ったところで試合終了!(汗)


判定は3-0…浅倉カンナが完勝しました◎


一本獲れなかったのは残念でしたが、内容的には圧倒しての勝利…判定まで粘ったカラジャニスの健闘を称えるべきですかね☆


そして試合後、浅倉がマイクで福岡のファンに挨拶すると、リングサイドで試合を観ていたRENAがリングインしてマイクを取り、ワンマッチでの浅倉とのリマッチをアピールしました!(汗)

これに浅倉は「RENAさんは大晦日からまだ1試合もやってないし、いきなり再戦は違うんじゃないかな?と思います…」みたいな、複雑な心境を素直に口にし、再戦については保留★

それでもRENAは、7/6に行われる『シュートボクシング』のビッグマッチ『Girls S-cup 2018』でMMAの試合をすれば「大晦日以降お互い2試合目になる」とか何とか、食い下がりますが…浅倉は保留の態度を崩さず☆


( ̄ー ̄)うん…保留した浅倉が正しいですね(キッパリ)

RENAはMMAでそれなりの相手に勝ってから再戦をアピールすべきで、「7月に『Girls S-cup』があるから、そこで試合すればその後(※7/29)の『RIZIN』で私も大晦日以降2戦目」とか、その試合でどうなるかも分からないのに再戦の日付を指定するのも…はっきり言って図々しいですね(苦笑)

また、このやり取りの雰囲気から察するに、おそらく事前の根回しも無い…少なくとも浅倉は聞かされてない状態でのリマッチ要求でしょ、これ?(汗)

浅倉に “その場の空気” でOKさせちゃって「既成事実を作って再戦を決めちゃおう」という主催者の意図が働いてRENAに再戦要求させていたならば…『RIZIN』主催者、とんだカブロンだよな(怒)

RENAが活躍した事で『RIZIN』の女子MMAが盛り上がったのは事実だけど、大晦日に完敗したまま “時計が進んでいない” 状態のRENAに浅倉と再戦を口にする資格は無いよね(キッパリ)

まあ、主催者に言わされてたんだとは思うけど…「私がカンナちゃんと再戦するのをみんな望んでるんでしょ?」みたいな感じの、このタイミングでの図々しいアピールを観て…ちょっと “アンチRENA” になっちゃいましたよ(苦笑)

そして…場の空気に流されずに保留の態度を貫いた浅倉カンナ、私の中の支持率が上昇しました(笑)


( ̄ー ̄)しかしながら…

どうせ強引に再戦組まれちゃうんだろうなぁ。と予想していた通り…7.29『RIZIN.11』で浅倉カンナvsRENAの再戦が行われる事になります。。。




(ーAー)ここで…

残りの2試合は地上波生中継のため、会場はその時間調整に入ります…(苦笑)

とりあえず、お宮の松の司会でKINGレイナと真珠・野沢オークライヤーがリングに上がり、『FIGHT CLUB』とかいうアプリで対戦…(汗)

レイナと真珠が挨拶を行った後、本日2回目の休憩に入りまして………

約10分後の試合再開前、お宮の松が生中継開始時の盛り上げを煽ります(汗)


( ̄ー ̄)確かに地上波は大事だけどさ…

高いチケット代払って会場まで来てるのに、無料で観れる地上波放送のための時間調整で待たされるお客さん…いい面の皮だよなぁ(汗)




■RIZINキックボクシングルール 69㎏契約 3分3R
中村優作vs那須川天心


昨年大晦日の『RIZIN KICKワンナイト・トーナメント』で圧倒的強さを見せて優勝し、今年2.12『KNOCK OUT FIRST IMPACT』では「過去最強の相手」と言われたムエタイのスアキム・シットソートーテーウに判定勝ち、MMA含めて29戦全勝・27KOの “神童” 那須川天心(19歳/RISEバンタム級王者、BLADE FC JAPAN CUP -55㎏トーナメント優勝、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者/キック戦績24勝0敗)と、日本拳法出身で『DREAM』や『DEEP』、『VTJ』で活躍する現WSOF-GCフライ級王者の “絶対にすべらないナニワ拳法” 中村優作(31歳/キック戦績0勝1敗)が激突した、RIZINキックボクシングルール 69㎏契約マッチ☆


1R、独特のステップで距離を取る中村が一瞬の踏み込みで攻めてくるが、天心も対処して打撃を当てていく展開☆

MMAファイターである中村はいつもの癖か、流れの中で組み付いてテイクダウンする動きを何回か見せてしまう★(汗)

中村のパンチもヒットしていたが…1R終了間際、天心の胴廻し回転蹴りがカウンターで決まって中村がダウン!(汗)


中村が立ち上がったところで1R終了!(汗)


2R、中村のパンチがヒットするが…その後、天心の左ストレートが炸裂して中村ダウン!(汗)

立ち上がった中村は退かずに闘いを続けるが…左ミドルキックからの左フックに再びダウン!(汗)

それでも立ち上がった中村は、ダメージは明らかながらも向かっていくが…天心の左ストレートにダウン‼️



このラウンド3度目のダウンにより、那須川天心がTKO勝ち!

( ̄□ ̄;)ちょっと…強過ぎるな(焦)


しかし、中村優作の気持ちも伝わりましたね◎

昨年末の砂辺光久もそうですが、キックルールで出場させたMMAファイターには、本職のMMAでの出場機会を与えてやるべきですね、『RIZIN』は☆

↑なんて事を下書きに書いてたら、中村も砂辺もMMAルールで9.30『RIZIN.13』に出場しましたね(笑)


試合後のリング上でインタビューを受けた天心は、対戦した中村を称えた後、自らのホームだと語るキックボクシングイベント『RISE』の6.17幕張メッセ『RISE 125』をしっかりアピール◎

また、「『RIZIN』のキックトーナメントのベルトが欲しい」といった事をアピールしました☆


(ーAー)ちょっと余談になりますが…

この試合の煽りVTRでは、“契約上の問題の拗れ(?)” で『K-1』を出場停止となった大雅やHIROYAが中村とトレーニングしたり、インタビューを受けたりする映像が使われていて…また、試合のインターバル中に会場で観戦する2人をTVカメラが抜いたりしてまして。

那須川天心と『K-1』の武尊の対決が待望される中、事実上『K-1』から離れた大雅らTRY HARD GYM勢をVTRに起用するという事は…歩み寄る気は無いという事ですよね?(汗)


( ̄ー ̄)うーん…

個人的には、立ち技に関しては “肘無し” の『K-1』と “肘有り” の『KNOCK OUT』に任せ、『RIZIN』はMMAに特化するなどして、上手く棲み分けしながら協力してやって行ければいいと思うんですけどね…

どうやら『RIZIN』は『RIZIN』で立ち技もやってくつもりのようですねぇ★

…何か、モヤモヤするんだよな(苦笑)




■RIZIN MMA特別ルール 61㎏契約 5分3R
堀口恭司vsイアン・マッコール


昨年『UFC』との契約を自ら解除して『RIZIN』電撃参戦を果たし、バンタム級トーナメントでは宣言通りに圧倒的強さを見せて優勝した “史上最強のMade in JAPAN” 堀口恭司(27歳/RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント優勝、UFCフライ級最高位3位/MMA戦績23勝2敗)が、堀口も敗れているUFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンと唯一引き分けた選手でもある “軽量級世界最高峰” イアン・マッコール(アメリカ/33歳/元TPFフライ級王者/MMA戦績13勝6敗)と激突した、RIZIN MMA特別ルール 61㎏契約マッチ☆


イアン・マッコールは、昨年9月に開幕したバンタム級トーナメントに “ワイルドカード” として12/29の2回戦から鳴り物入りでシード出場しましたが…額をカットするアクシデントで、実力を披露する前にドクターストップとなってマネル・ケイプに敗退しているだけに、今回が仕切り直しの『RIZIN』参戦となりました◎


1R、サークリングしながらマッコールのパンチをかわした堀口が、カウンターの左フック一撃‼️


ダウンしたマッコールを追撃しようとしたところで、レフェリーがストップ!(汗)

試合開始のゴングから僅か4秒、堀口が実力者イアン・マッコールにTKO勝ちしてしまいました!(焦)



(゚∀゚;)うわ…凄すぎる(汗)


マイクを取った堀口は「那須川君、やろうよ」と那須川天心に対戦をアピールし、「立ち技最強トーナメント、俺も出ま~す!」と、開催が噂される『RIZIN』のキックボクシングトーナメントに出場を宣言しました!



この直後、画面には客席の元K-1 WORLD GP スーパーフェザー級王者・大雅の顔が映し出されました☆

( ̄ー ̄)あ、やっぱりそうか…

『RIZIN』は天心を中心にMMAファイターの堀口、そして『K-1』を離れた大雅などを集めてキックルールのトーナメントをやる気だな、こりゃ(汗)

となると…やっぱり武尊vs天心は無いかぁ。。。


↑この辺は大会を観た時に下書きにメモしてた事をちょっと編集した私の呟きですが…

年末に行われるだろうトーナメントに先立って、9.30『RIZIN.13』で那須川天心vs堀口恭司が実現しましたけど…それはまたいずれ☆


(ーAー)という事で…

今更ながらの5.6『RIZIN.10』レビュー、この辺で失礼しま~す♪

(ーAー)y‐~ムフフ










『RIZIN』も『K-1』も自分たちが上がってく事しか考えてないんだろうな。とAndroid携帯から投稿…あ、主催者の事ね。何で歴史に学ばないんだろうなぁ(苦笑)