【格闘技】11.4 UFC217 | ~‡コキュートス‡~

【格闘技】11.4 UFC217




『UFC217:BISPING vs ST-PIERRE』

[11/4.米国ニューヨーク州ニューヨーク マディソン・スクエア・ガーデン]


4年ぶりに復活した“GSP”ことジョルジュ・サン・ピエールが王者マイケル・ビスピンに挑戦したミドル級タイトルマッチをメインに、コーディ・ガーブランドに元王者T.J.ディラショーが挑戦したバンタム級タイトルマッチ、“絶対王者”ヨアンナ・イェンドジェイチェクvsローズ・ナマユナスの女子ストロー級タイトルマッチの3大タイトルマッチが開催された、昨年11月以来2度目となる『UFC』ニューヨーク MSG大会きらきら



※FOXスポーツ&エンターテイメントでの録画中継を後日鑑賞
実況:清野茂樹
解説:中井祐樹




■ミドル級 5分3R
ジョニー・ヘンドリックスvsパウロ・コスタ


元ウェルター級王者でこれがミドル級転向3戦目となるジョニー・ヘンドリックス(アメリカ/34歳/MMA戦績18勝7敗)と、デビュー以来10連勝中でこれがUFC3戦目の元ジャングル・ファイト王者パウロ・コスタ(ブラジル/26歳/MMA戦績10勝0敗)が激突した、ミドル級マッチキイロキラ


1R、プレッシャーを掛けて蹴りやパンチで積極的に攻めるコスタに、ジョニヘンはサークリングしてパンチを出しながらタックルに行きますが…対処したコスタが優勢な展開が続きますキラキラ2

ジョニヘンのパンチが当たる場面もありますが、コスタの余裕は消せない雰囲気です汗


2R、コスタの指がジョニヘンの目に入り一時中断…再開後、コスタが猛ラッシュ!ピンクグラ

(左:コスタ、右:ジョニヘン)

何とか組み付こうとするジョニヘンでしたが、コスタの勢いは止まらず…危険と見たレフェリーが試合をストップぎく

ブラジルのパウロ・コスタが元ウェルター級王者ジョニヘンをほぼ圧倒してのTKO勝ちを飾りましたうえふぅ



( ̄ー ̄)いやはや…

また今後が楽しみな選手が出てきましたなGOOD


逆に、かつて無敵を誇った“GSP”ジョルジュ・サン・ピエールを追い詰めた事もあるジョニヘンですが…あの強さがすっかり影を潜めた感じですねド●モ風③




■ウェルター級 5分3R
スティーブン・トンプソンvsホルヘ・マスヴィダル


昨年11月のMSG初進出大会で王者タイロン・ウッドリーに挑戦してドロー、その後のリマッチで僅差の判定負けを喫して王座奪取は成らなかったスティーブン・トンプソン(アメリカ/34歳/ランキング2位/MMA戦績13勝2敗1分)と、かつて『戦極(SRC)』や『strikeforce』でも活躍したホルヘ・マスヴィダル(アメリカ国籍:キューバ出身/32歳/ランキング4位/MMA戦績32勝12敗)が激突した、ウェルター級トップランカー対決キイロキラ


1R、独特のスタンスを広く取った構えでプレッシャーを掛け、得意のサイドキックなどを放つトンプソンに、マスヴィダルもローキックを中心に対抗しますが、後手に回ってる感じの展開ガーン

トンプソンのサイドキックを喰らってマスヴィダルが倒れる場面も汗


2R、マスヴィダルがタックルの動きからパンチを連打しますが、凌いだトンプソンの右のパンチがヒットし、マスヴィダルがダウン!ピンクグラ

しかし、トンプソンは追撃せずにマスヴィダルを立たせ、スタンドでの闘いを続けますキラキラ2

距離を詰めたいマスヴィダルですが、トンプソンが絶妙の距離感でペースを渡さず打撃をヒットさせて行きますキラキラ3

(左:トンプソン、右:マスヴィダル)

最終3R、タックルに行くマスヴィダルですが、トンプソンは取らせず…お互い手を出しているものの、距離感とスピードで優るトンプソン優勢な展開のまま、試合は終了きらきら!!


判定は3-0…2年連続でのMSG登場となった”ワンダーボーイ“スティーブン・トンプソンが実力者マスヴィダルに完勝しましたうえ





■UFC世界女子ストロー級タイトルマッチ 5分5R
ヨアンナ・イェンドジェイチェクvsローズ・ナマユナス


今回で6度目の防衛戦を迎えた無敵の女王ヨアンナ・イェンドジェイチェク(ポーランド/30歳/MMA戦績14勝0敗)に、'14.12月の初代王座決定戦に出場するもカーラ・エスパルザに敗れ戴冠成らなかった現在ランキング4位のローズ・ナマユナス(アメリカ/25歳/MMA戦績7勝3敗)が挑戦した、UFC世界女子ストロー級タイトルマッチキイロキラ


戦前の予想は「ヨアンナ圧倒的有利、ナマユナスが勝つならグランドに持ち込んで得意のチョークしかないが…果たして、あのヨアンナをグランドに持ち込めるのか?」といった意見が大半でしたでしょうし、清野アナと解説・中井祐樹さんの試合前の論調も「ヨアンナがどんな勝ち方をするか?と!」みたいな感じでしたが……アオキラ


1R、自信満々のヨアンナに、ナマユナスもしっかり対応してのスタンド打撃戦となりますが…

ナマユナスの右のパンチがクリーンヒットし、ヨアンナがまさかのダウンぎく!ピンクグラ


ナマユナスは組み付くようにグランドに行きますが、ヨアンナが立ち上がってスタンドに戻り、再びスタンド打撃戦となったものの…

ダメージの残るヨアンナに、ナマユナスの左フックが炸裂し再びダウン奪取ぎく!!

ナマユナスは表情も虚ろなヨアンナをパウンドで追撃し…


防戦一方、いや…防戦もままならず殴られ続けたヨアンナは、遂にタップアウトムンクの叫び汗


(゚∀゚;)女王ヨアンナ陥落!ピンクグラビッグアップセット発生!!

ローズ・ナマユナスがまさかの1R TKO勝ちうえ

無敗のヨアンナに初黒星を付け、新王者に輝きました↑


( ̄ー ̄)……ん?

一瞬レフェリーが止めたようにも見えたんですが、スロー再生された映像で確かにヨアンナがマットをタップしてたわけで…そうなるとTKOじゃなくて一本勝ちになるのかな?

打撃でのタップだけに、ちょっと判断しづらいところですね涙分かる方がいましたら、教えて下さいj


(ーAー)話をオクタゴンに戻しますキラキラ2


あのヨアンナに快勝しても、クールな表情を崩さなかったナマユナスでしたが…


ブルース・バッファーさんから勝者コールを受け、レフェリーのジョン・マッカーシーに手を挙げられると…涙の笑顔を見せましたキラキラ☆



以下は、ジョー・ローガンさんによる勝利者インタビューカラオケ

ジョー・ローガン
「勝者で新たな世界女子ストロー級王者のローズ・ナマユナスです。気分はどうだい?

ナマユナス
「良い気分だわきらきら!!(※笑顔)」

ジョー・ローガン
「現実感ある?

ナマユナス
「いや、映画みたいねうれしい

ジョー・ローガン
「試合前は非常に感情的な場面が見られた。計量では彼女(※ヨアンナ)がカッとなるような事を言ってきたしね。ああいった状況の中であなたの心境はどうだった?

ナマユナス
「メディアやニュースは下らない事を取り上げてたわ。この格闘技の才能を活かして世界を良い方向に変えたかったの。(※以下、力を込めて)このベルトが全てってわけじゃないわ!ピンクグラ良い人でいる事が重要、これは素晴らしいけどおまけよ。みんなでハグをして素敵な人でいましょうキラキラ3これは闘いだけどエンターテイメント、終わればそれまでよキラキラ

ジョー・ローガン
「君の勝利を予想していた人の中でもKO勝ちは少数派だった。早々に右で捕らえたけど、この左フックで終わらせた(※ビジョンでKOシーンをリプレイ)。彼女が倒れて目が飛んでいた時は何を思った?

ナマユナス
「冷静に、そして自信を持って私が王者だって思えたわ。これまでもずっと言ってきた事よ」

ジョー・ローガン
「パウンドを落とし続けて打撃でタップを奪ったね。そして君が世界女子ストロー級新王者だ。改めて気分はどう?

(※会場大歓声)

ナマユナス
「私はごくごく普通の人よ。何も特別じゃないわ笑

ジョー・ローガン
「自分でどう思おうが特別な選手だよ。おめでとう、素晴らしいパフォーマンスだった。皆さん、ローズ・ナマユナスでした!ピンクグラ


( ̄ー ̄※)おおきらきら!!

『このベルトが全てってわけじゃない、良い人でいる事が重要、これは素晴らしいけどおまけ、みんなでハグをして素敵な人でいましょう』

何て素晴らしい台詞でしょうかキラキラ☆

( ̄ー ̄)ローズ・ナマユナス、素敵ですうえ


(ーAー)一方、遂に陥落したヨアンナですが…

前日計量でやたらとナマユナスを挑発したり、入場してからも観客を意識したパフォーマンス的なポーズが目立ったり、良く言えば「スターらしくなった」と言えるんですけど…その分、ちょっと自信過剰だった気がしないでもないですね汗

喩えは悪いんですが…田舎から上京してきた“よく見りゃ可愛いけど素朴な女の子”が、都会で認めらてチヤホヤされ「私はスターよキラキラ3」みたいな態度を取るようになったみたいな。

( ̄ー ̄;)ちょっと違うか笑


まあ、新王者ナマユナスの活躍が楽しみにするのと同時に、ヨアンナの復活にも期待したいですねj




■UFC世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
コーディ・ガーブランドvsT.J.ディラショー


昨年12月に無敗のままドミニク・クルーズを破り王者となったコーディ・ガーブランド(アメリカ/26歳/MMA戦績11勝0敗)に、元王者で現在ランキング2位のT.J.ディラショー(アメリカ/31歳/MMA戦績15勝3敗)が挑戦した、UFC世界バンタム級タイトルマッチキイロキラ

ガーブランドの所属するチーム・アルファメールに、以前はディラショーも所属しており、元チームメイト対決でもありましたアオキラ


( ̄ー ̄)ちょっと脱線しますが…

『UFC』の名物リングアナウンサーであるブルース・バッファーさんの素敵な写真があったので、紹介しますねうれしい


普通のリングアナウンサーは、リング中央なりコーナーなどの角などに直立不動で選手をコールしますよね?手で選手を示すぐらいのアクションのみでj

ところが、このブルース・バッファーさん…全身でアクションを取りながら、選手に噛み付きそうな勢いで迫りながら渾身のアナウンスを行いますうれしい

↓( ̄ー ̄)こんな感じでカラオケ



(≧∇≦)ダハハ


( ̄ー ̄)いやぁ…

選手コールするブルース・バッファーさんだけを集めた映像とか観たいなぁきらきら!!(爆)


(ーAー)閑話休題、試合ですキラキラ2


1R、プレッシャーを掛けるガーブランド、独特の動きで構えを変えながら巧みに距離を取るディラショーという展開星

ガーブランドがラッシュする場面もありましたが、しっかり対処してクリーンヒットは喰らわないディラショーうえ

徐々にディラショーの方がプレッシャーを掛けるようになりましたが…終了間際にガーブランドの右のパンチにダウンぎく

すかさず殺到したガーブランドでしたが、ここで1Rは終了汗


2Rも緊張感のあるスタンド打撃戦が繰り広げられますふぅ

(左:ガーブランド、右:ディラショー)

ディラショーのハイキックがヒットしてガーブランドがダウンも、すぐに立ってスタンドでの闘いが続きましたが…

ディラショーの右フックを浴びてガーブランドがダウンぎく!ピンクグラ

すかさずディラショーはパウンドで追撃し…


レフェリーがストップし、ディラショーがTKO勝ち!!


ストップされた次の瞬間立ち上がってディラショーに迫ったガーブランドでしたが…まあ、レフェリーが止めなきゃあのまま殴られ続けたわけですからねガーン

しばらくは納得行かないとばかりの不満そうな態度を見せていたガーブランドですが、やがて冷静になったか…勝者コールの際には拍手を送り、ディラショーとハグを交わしてましたねきらきら!!


(王座返り咲きを果たしたT.J.ディラショー)


以下、ジョー・ローガンさんによる勝利者インタビューですカラオケ

ジョー・ローガン
「勝者で世界バンタム級王座を奪還したT.J.ディラショーです。試合後にコーディに何と言ったんだい?

ディラショー
「叫んでただけさ。彼が立った時はとにかく興奮して叫んでた」

ジョー・ローガン
「一旦落ち着いてからは?

ディラショー
「おめでとうって言ってたよ。彼は若くて強いし、また闘う事になるだろう。これがコーディ・ガーブランドの最後じゃないさキラキラ3

ジョー・ローガン
「驚異的な一戦だったよ。初回は取られていたから尚更ね。激しい打ち合いで初回終了間際にダウンしたけど効いてた?

ディラショー
「彼は速いし強打の持ち主だ。どんなに調整しても顎を鍛える事は出来ないからね。右で倒されたけどすぐ立ち上がったし、試合を通して意識はしっかりしてた」

ジョー・ローガン
「2Rに直撃させた左ハイを見てみよう。(※ビジョンを観ながら)これが始まりだった。左ハイを当てて、そこから追い打ちを掛けて仕留めた。ここで(ガーブランドは)立ったけど手応えは?

ディラショー
「確かだったね。彼は速いからボディとローに蹴りを入れていたんだ。そのうち頭部が空くと思っていた。どっちにしろ彼のガードは低いから、チャンスはあったんだよ」

ジョー・ローガン
「ドミニク・クルーズにかなりの僅差で敗れた後、素晴らしい試合をやってのけたね。再びベルトを腰に巻いた気分は?

ディラショー
「ずっと俺の腰に巻かれてるべきなんだ。これからも王者でいなきゃいけないんだよ。これは俺のベルトだ。デメトリアス・ジョンソン、待ってろよ。お前の防衛記録は偽物だ。俺と闘わずに逃げ回りやがっておこるフライ級のベルトも獲って防衛記録を止めてやる!ピンクグラ

ジョー・ローガン
「最高のパフォーマンスだったよ。おめでとう。新王者T.J.ディラショーでしたうえ


( ̄□ ̄;)何と汗

1階級下のフライ級で絶対政権を気付き、UFC史上最多防衛記録を作ったばかりのデメトリアス・ジョンソンに宣戦布告ですよぎくふぅ

これは階級を落としてデメトリアスとやってやるぜ!ピンクグラってアピールですよねきゃー

( ̄▽ ̄)ワオきらきら!!


(ーAー)そっちの話はさておいても…

長期欠場から復活したドミニク・クルーズがディラショーからベルトを奪った試合では「誰も捕まえられないんじゃないか?と!」と言いたくなる動きを見せたんですが、そのドミニクの動きを完封して強烈なパンチをバシバシ当てて勝ったのがガーブランドだったわけで。

それだけに「ドミニクのステップを攻略したガーブランド相手ではディラショーも捕まえられちゃうだろうな」という予想をする人が多かったかと思いますが…

先ほどのヨアンナ陥落に続き、またもや予想を覆す王座交代劇がニューヨークMSGに現出しましたアオキラ汗




■UFC世界ミドル級タイトルマッチ 5分5R
マイケル・ビスピンvsジョルジュ・サン・ピエール


昨年10月にダン・ヘンダーソンを相手に初防衛を飾ってから約1年ぶりの試合にして2度目の防衛戦となる王者マイケル・ビスピン(イギリス/38歳/MMA戦績31勝7敗)に、かつてウェルター級で絶対政権を築いていた“GSP”ことジョルジュ・サン・ピエール(カナダ/36歳/元UFC世界ウェルター級王者/MMA戦績25勝2敗)が挑戦した、UFC世界ミドル級タイトルマッチキイロキラ


ウェルター級において2度王座に輝き、2度目の戴冠後は並み居る強豪の挑戦を退けて文字通り“絶対王者”に君臨していたGSPは、'13.11月にジョニー・ヘンドリックスを相手に9度目の防衛に成功した1ヶ月後、6年間守っていたベルトの返上と休養を発表…つまり、チャンピオンとして負けないまま長期休養に入りましたピンクキラ

そのGSPの丸4年ぶりの復帰戦が、絶対王者に君臨していたウェルター級の1つ上の階級であるミドル級での初めての試合、しかもいきなりタイトルマッチと発表されたのは、今年の3月の事でしたアオキラ

当然、現在進行形でタイトル挑戦を目指して闘っているミドル級のトップランカーなどからは非難も噴出していたわけですが…

いざタイトルマッチを迎えてみれば、ビスピンvsGSPはやはりMSG大会のメインイベントに相応しいビッグカードだよなキラキラ3と感じざるを得ませんねうれしい


(ーAー)y‐~


1R、緊張感のあるスタンドでの探り合いキラキラ2

互角の展開の打撃戦が続きましたが…残り1分のところでGSPがテイクダウン、ビスピンがすぐ立ってスタンドに戻ると、GSPのスーパーマン・パンチがヒットしますきらきら!!


(ーAー)さすがGSP…

4年ぶりの実戦とは思えない試合っぷりですねうえ


2Rも、先ずはスタンドでの打撃戦となりますが…ややGSPが優勢な感じでしょうか?

(左:GSP、右:ビスピン)

しかし、気の抜けない緊張感バリバリの攻防です汗


その後、GSPがタックルからテイクダウンし上のポジションを取りましたが…ビスピンが脱出して立ち上がり、互角の打撃戦のまま2R終了ふぅ



3R、いきなりタックルに入ってテイクダウンするGSPうえ

ビスピンはガードポジションを取りますが、GSPはインサイドガードで押さえながらパウンドを打っていきます!ピンクグラ

ビスピンは足で突き飛ばすようにしてやっと立ち上がります汗

ビスピンの下からの打撃でカットしたのか、GSPの顔面から出血が見られますガーン


スタンド打撃戦が続きましたが、GSPの左のパンチがヒットし、ビスピンがダウンぎく!ピンクグラ

GSPはすかさずパウンドで追撃し…


ビスピンのバックを取ると、一気にチョークへ!!


外そうともがいたビスピンでしたが、やがて力なく失神し…GSPが勝利を飾りました↑


4年ぶりの復帰戦にして初のミドル級マッチで、GSPが2階級制覇を達成…見事過ぎる復活劇を見せつけたのですきゃー



(゚∀゚;)凄ぇな!ピンクグラ汗


オクタゴンサイドで観戦していた暫定王者ロバート・ウィテカーも、脱帽といった感じで拍手を送っていますうれしい


また、敗れたビスピンも意識を取り戻すとGSPを称え…そんなビスピンにGSPが「これまでで一番強い相手だったよ」と言葉を掛けたところで、ジョー・ローガンさんのインタビューに突入しましたカラオケ


ジョー・ローガン
「2人から話を聞きたいが、最初にジョルジュから。まずはおめでとう。クレイジーな大会になったよ。この試合前に何年ものブランクがあって、1階級上のミドル級の王座に挑戦した。この事に関しては?

GSP
「今は言葉が何も出て来ないよ。夢が叶ったんだ。応援をありがとう!ピンクグラこの会場で応援してくれたみんなに感謝する!ピンクグラそしてマイケルにもね。これは偉大なスポーツだ。本当にありがとう。夢が叶ったよきらきら!!

ジョー・ローガン
「長年試合に出ていないのに、試合では硬さが無くてリラックスしていたね。想定外の事はあった?

GSP
「彼の打撃はかなり痛かった。何回かグラッときたけど必死に隠してた。もう二度とやりたくねーぜ汗TVの前で(汚い言葉を言って)ごめんね笑

ジョー・ローガン
「こうしてまたあなたを見られるなんて、何より“王者のあなた”と話せるなんてねキラキラ3今あなたはミドル級王者で2階級を制した。これからはミドル級王座を防衛する?それともウェルター級で闘うのかい?

GSP
「私の実際の体重はこうじゃない。挑戦する事が目的だったんだ。ある時期の私は忙しすぎて次から次に挑戦を受けた。ウェルター級ですら小さい方だったよ。今も本来はウェルター級のサイズだ。でも、筋肉も付けたし、この試合を闘ったんだ。今はちょうど良い感じだよキラキラ

ジョー・ローガン
「大画面で闘いぶりを見てみようj

GSP
「何も覚えてないから、ありがたいよ笑

ジョー・ローガン
「左で捕らえたんだよ。この完璧な左フックを見てよ。これが効いて倒れたんだ。この時の事を覚えてる?

GSP
「そうだね。マイケルのためにも全てを言いたくないけど、右を打つ時の彼の弱点を見つけたんだよ。だから彼の左側にフェイクを入れて、注意を引き付けようって作戦だった」

ジョー・ローガン
「そして君はグランドで追撃に掛かった。打撃で仕留めようとして隙を見つけると、リアネイキッドチョークを極めたね」

GSP
「トリックだよ。罠みたいなもんさ。私の方が経験があるからね。数年前の私は猪突猛進型だったけど、闘う上で大切な事は対戦相手に罠を掛ける事。相手を仕留める上で大分楽になるよ」

ジョー・ローガン
「成長して戻ってくるって言ってたけど、証明したね」

GSP
「格闘技は肝っ玉とかそんな話で括れない。技術や罠の仕掛けや知性が重要なんだ。その事を自分よりデカい男と闘う事で私のファンに証明したかった」

ジョー・ローガン
「あなたは史上最も偉大なウェルター級ファイターだ。華麗なる復帰戦を見られて良かったよ。UFCミドル級王座の戴冠おめでとううえ

GSP
「マイケルは今まで闘った中で最もタフな相手だった。私はファイターだけど、この男のファンでもあるんだ。ハードワークという言葉のお手本のような選手だよ。マイケルに心からのリスペクトを示したいきらきら!!

(左:ジョー・ローガンさん、右:GSP)

ここでGSPとビスピンが改めて握手キラキラ☆

ジョー・ローガン
「ジョルジュ・サン・ピエールでした!ピンクグラ……マイケル・ビスピンに話を聞きます。試合の感想を聞かせてくれ」

ビスピン
「ジョルジュに声援を送ってくれ。おめでとう。今夜は彼の方が強かった。ニューヨークで色々言ったけど、みんなに楽しんで欲しかったんだ。とにかく彼の方が俺よりも上だったって事さ。ここまで仕上げてくるなんて凄ぇよ。彼を称えてくれって以外、大して言う事無いな。俺のキャリアを支えてくれたみんなありがとう。あそこにいる妻と子供たちが居なければ、俺は存在していないよ。裏方として俺を支えてくれたみんな、そしてUFCにも礼を言わせてくれ。引退を口にしたけど、俺はまだ終わっちゃいないぞ。今夜は単純にジョルジュが上だった。言い訳無し。ぶっ飛ばされて締め落とされた。おめでとうアオキラ

ジョー・ローガン
「あなたは疑いなく最もタフな男の1人だよ。素晴らしい試合をありがとう。マイケル・ビスピンに大きな拍手を!ピンクグラ


(゚∀゚)ワオうえ汗

GSPのコメントやビスピンを称える言葉も素晴らしかったけど…一切の言い訳をせずにGSPに敬意を示したマイケル・ビスピンキラキラ☆

( ̄ー ̄)漢だねぇうえ

完敗だったけど、格好良かったですうれしい



(ーAー)という事で…

1年ぶり2度目の『UFC』ニューヨークMSG大会は…何と3大タイトルマッチの全てでタイトルが移動するという、飛んでもない大会となりました↑汗

しかも試合内容も素晴らしいものばかりでしたし、「凄い大会でした!ピンクグラ」と言うしかないですね、こりゃうれしい


(ーAー)y‐~ムフフ










4年か…早いよなぁ。とAndroid携帯から投稿