【格闘技】6.22 DEEP 67 IMPACT | ~‡コキュートス‡~

【格闘技】6.22 DEEP 67 IMPACT





『DEEP 67 IMPACT』

            [6/22.後楽園ホール]


前DEEPフライ級王者・元谷友貴が、フライ級に転向した元フェザー級キング・オブ・パンクラシスト&元DEEPバンタム級王者・前田吉朗と激突する注目カード、そして4.29『DEEP 66 IMPACT』で大塚隆史とのバンタム級王座決定戦に敗れて現役引退を宣言した大沢ケンジの引退記念エキシビション&セレモニーが行われた『DEEP』後楽園大会メラメラ




■元ライトヘビー級キング・オブ・パンクラシストのKEI山宮と元修斗環太平洋ミドル級王者・中村K太郎が激突したウェルター級マッチは、予想外に一方的な展開にビックリマークあせる


膝蹴りを効かせてテイクダウンしたK太郎が、マウントを取って攻め込んでいき…マウント・パンチを連発パンチ!



セコンドからのタオル投入により、K太郎のTKO勝ちとなりましたアップあせる


(ーAー)うーん…

もうちょっと拮抗した試合になるかと思った…というか、下手したら決め手のないまま判定になりそうだな汗なんて、私のネガティヴな予想を裏切る(笑)、早い段階での完全決着になっちゃいましたね叫びあせる

山宮は普段はもうちょっと粘って攻め込ませないイメージがあっただけに、まさかの1R TKO負けに逆にビックリでした。。。




■元DEEPフェザー級&バンタム級2階級制覇王者・今成正和と修斗世界ランカー・越智晴雄が激突したフライ級マッチドンッ



越智のパンチに合わせてグランドに引き込み、得意の関節技を狙っていく今成ですが…越智は怯む事なくパウンドを連打し、流れを掴みますアップ


2Rには今成がヒール・ホールドの体勢に入る場面があったものの、越智は極めさせずに脱出ひらめき電球


ここで今成の左目周辺が腫れ上がっていたため、ドクターチェックが入り…

試合続行不可能の診断が下り、ドクターストップによるTKOで越智が今成に勝利しましたクラッカー


パウンドによるものか、スタンドでのパンチによるものかは分かりませんが、正当な攻撃によるダメージでのドクターストップですから、越智の完勝と言っていいでしょうねひらめき電球あせる


唯一無二のスタイルとも言われる今成の闘い方ですが、以前は相手が足関節などを警戒していたけれど、最近は引き込んでも躊躇せずパウンドを思い切り打ってくる選手も多くなり…

そうなってくると、なかなか勝ち星に繋がりませんよね汗

“足関十段”の関節技が極まるシーンが少なくなってきたのも、時代の流れでしょうか。。。




■初代DEEPフライ級王者で現王者・和田竜光へのリターンマッチを狙う元谷友貴が、昨年4.26『DEEP 62 IMPACT』でDJ.taikiに敗れてDEEPバンタム級王座転落後、フライ級に転向した前田吉朗と注目の初対決ドンッ


前田吉朗は、プロデビューしたパンクラスで初代フェザー級キング・オブ・パンクラシストに輝き、近年の主戦場であるDEEPではバンタム級王座を獲得した“団体を股に掛けた2階級制覇王者”であり、かつては『PRIDE武士道』や米国『WEC』、『DREAM』などにも参戦した大物ですが…

キャリアや知名度では差があるものの、前田吉朗との対戦が決まって、ファンや関係者に「これは見ものだなキラキラ」とワクワクさせてしまう存在が元谷友貴ですアップ


試合はスタートから目の離せない凄まじい打撃戦となりましたが、元谷がやや優勢にあせる

(左:前田、右:元谷)

前田はテイクダウンに成功し、グランドで逆転を計りましたが…ここでも元谷がポジションを返して攻勢に出ますアップあせる


凌いで立ち上がり、再びスタンドに戻った前田ですが、打撃戦から今度は元谷がテイクダウンひらめき電球

バックを取ってのパウンドでダメージを与え、前田にスイープを許したものの…下から三角締めの体勢へビックリマーク

さらに腕十字に変化し…1R終了1秒前の4分59秒、鮮烈な一本勝ちアップ



打撃戦の際にバッティングを主張したのに受け入れられずに続行となったので、決着後にやや不満げな表情も見えた前田でしたが…バッティングかどうか微妙なタイミングでしたし、最後の腕十字でタップの動きをしていたようにも見えましたし、まあ元谷の完勝ですかねあせる


見事“大物喰い”を果たした元谷は、マイクを取るとフライ級王者・和田竜光に挑戦をアピールカラオケ

リングインした和田も挑戦を快諾し、8.23後楽園『DEEP 68 IMPACT』での両者のタイトルマッチが決定しました流れ星



初代王者・元谷から和田が王座を奪取した昨年8.25『DEEP 63 IMPACT』でのフライ級タイトルマッチは、凄まじく噛み合った大熱戦だっただけに、1年ぶりの再戦実現に期待が高まりますねアップ




■元谷vs前田のメインイベント終了後、4.29『DEEP 66 IMPACT』で大塚隆史とのバンタム級王座決定戦に敗れた直後に現役引退を宣言した“金網の伊達男”大沢ケンジの引退エキシビションが開催されましたクラッカー


(ーAー)大沢ケンジは

'03年にプロデビューし、修斗で活躍後…'08年に米国『WEC』に参戦ひらめき電球

当時の『WEC』は、『UFC』と同じズッファ社が主催していたものの、まだ吸収合併される前であり…“軽量級世界最高峰の舞台”とも言われていたイベントでしたチョキ

そのWECで1勝2敗1分の戦績を残した大沢は、帰国後の'10.5.29『DREAM JAPAN GP』から『DREAM』に参戦メラメラ

その後は'12.12.24『VTJ 1st』昨年10/20の長南亮引退記念興行『TRIBE TOKYO FIGHT』にも参戦・勝利合格

『ゴング格闘技』誌のインタビューによると、『VTJ』でリオン武に勝利した事で『UFC』からのオファーがあるかと思ったものの、結局オファーはなく、気持ちを切り替えて自身初となるベルト戴冠を目指したとの事で…

今年4.29『DEEP 66 IMPACT』でのバンタム級王座決定戦に臨みましたが、判定ながらも完敗を喫した事で“無冠の帝王”のまま、現役引退を決意したと、こういう事らしいですねパーあせる


(ーAー)引退エキシビションでは…

大沢が主宰する『和術慧舟會HEARTS』所属の愛弟子・江藤公洋に始まり、大沢の師匠格にあたる門馬秀貴、大沢が最初に入門した道場『和術慧舟會A-3』での先生だった小路晃、先に現役を引退した“日本MMAの未来を見据える同志”である長南亮、そして現役UFCファイターでバンタム級ランカーでもある水垣偉弥の5人が次々と登場し、引退への手荒い餞の闘いを展開叫びDASH!


弟子の江藤はまだ良かったのですが…

門馬には厳しくグランドで攻め込まれショック!

プロレスラーとしても活躍した小路には、何故かラリアットなどのプロレス技を豪快にぶち込まれにひひ

他の選手は素手のグラップリング(組み技)のみだったのに、オープンフィンガーグローブ着用で登場した長南に“打撃あり”でやられまくり叫び

最大のサプライズだった水垣には、'06.10月に対戦して敗れた時の仕返しとばかりにタイトに攻められドクロあせる


(ーAー)といった感じで

ヒドい目に遭いながらも、大沢は実に楽しそうな表情でやられまくってました笑


( ̄ー ̄*)なんか、いいねー♪

こういう引退エキシビションもさキラキラ

(前左から水垣、大沢、江藤、後ろ左から門馬、小路、長南)


その後の花束贈呈では、佐伯繁DEEP代表、「どういう関係ですかねはてなマーク」と実況席も色めき立った(?)“ゆずポン”こと元女子プロレスラーの愛川ゆず季、慧舟會の同門・岡見勇信などがリングに登場しましたが…

私のブログでお馴染みの(?)こんな人物もかけつけましたアップ


(ーAー)中邑真輔です♪

(>□<)イヤォビックリマーク笑


中邑は、和術慧舟會で総合格闘技の練習してたんですよねひらめき電球


(ーAー)y-~~


マイクを取った大沢は「僕は世界一を目指してずっとやってきました。世界一にはなれませんでしたが…みんなこういう時に『人との出会いに恵まれた』って言いますけど、人との出会いに一番恵まれてるのは僕です」と、感謝の挨拶カラオケ


引退の10カウント・ゴングが鳴り渡り、選手としての大沢ケンジは幕を閉じましたキラキラ



(ーAー)私が大沢選手の試合を観たのは

'10年の『DREAM』参戦以降になるんですが、その頃の大沢選手は米国で経験を積んだ事でクレバーな渋い闘いをする選手になってたんで、元々そういうスタイルなのかなはてなマークと思ってたんですよあせる

しかし、それ以前は打撃を中心にガシガシやり合うようなスタイルだったみたいですねパンチ!

ですが…私が観た時期の“渋い闘い”をする大沢ケンジ、結構好きでしたアップ

単純にアグレッシヴな殴り合いみたいな試合を好む人はどう思ったか知りませんけど、私としては凄い見応えがある試合を毎回見せてくれてたというかひらめき電球


今後の大沢ケンジは「日本のアンドレ・ペデネイラスになる」と志し、指導者として選手育成に力を注いで行くとの事で…

理論派でもある大沢ケンジだけに、期待して良さそうですねパー


(ーAー)大沢選手、お疲れ様でしたビックリマーク

あなたの試合、面白かったですキラキラ


(ーAー)y-~~ムフフ










中邑真輔にもエキシビションの相手をして欲しかったなぁ。とAndroid携帯から投稿…ちなみにバッドラック・ファレにKOされた翌日ですね、この大会。ニヤリ