父を我が家に呼び一緒に食事をした。 



笑顔溢れ、嬉しそうな顔を見て安心する

一方でなんとなく覇気の無さが気になる。




一点見つめて「もう3年か…」

前回もそう呟いていたっけな。



きっとまた、色々と思い出して自分の言動を

後悔している部分もあるのだと理解した。




そして、元気が出るかと思って初めて祖母と

リモート面会出来た際のスクショを数枚見せながら、



「会いたいね、おばあちゃんに!」




そう言うと、とても寂しそうな顔をした。




あれ、元気が出るかと思ったが間違いだったか。そうか、私も寂しいけど父はそれ以上か。




そうだよね、私は父よりうんと若い。

私も寂しいしコロナこんにゃろめ!と心底思うけど、だけど若いが故に未来に思いを馳せることが出来る。




だけど、父は?

確実に年老いてきて自身も出来なくなることが一つ、また一つと増えていく中、



「あと○年は生きる」




最近はそんな言い方になるものね。




また気付かされた。

私に出来ること、してあげたいと思った。






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