悪魔もいれば天使もいるのつづき
※2年程前の出来事です。
病院へお見舞いに行った時
おばあちゃんはその日詰め所に居た。
「あ、おばあちゃん!来たよ~
ここに居たんだねぇ」
「あ、こんにちは~!
○○さん、お孫さんいらしたよ!
ほらほら、渡さなきゃっ!」
と、大好きな天使ナースが
何やら渡すよう促している。
おばあちゃんは理解出来ていない。
なんだろう?
取り敢えず言われるがまま
私に一枚の紙を渡してくれた。
受け取った瞬間…
😭😭😭!!
おばあちゃん…
書いてくれたの??
私の涙腺は崩壊…
するとその天使ナースもそんな
私の姿を見て目をうるうるして一言…
「○○さん、最初は字が下手だから
書くのは嫌って言ってたんだけど
書いたんですよ😊」
その紙に書かれていたのは…
○○○🖤
ありがとう ○○○
最初は私の名前
最後は姉の名前
「そうだったんだ…
ありがとうおばあちゃん。
本当にありがとう、書いてくれて。
私とっっっても嬉しいよ!」
するとおばあちゃん、
とっても不思議そうにキョトン顔で
「わたし……?書いてないよ……?」
って…
書いてないんかーーーい!笑
みんなでヅコーっとコケそうに笑
震える手で一生懸命、一文字一文字
書いてくれたことは見てすぐに分かった。
それと、あんなに書く事が大好きで
字が綺麗だった祖母がそこに対して
自信を無くしてしまっているとも
初めて分かり胸が苦しくなった。
今のところこれが祖母から貰った
最新のお手紙。
愛しい…