今週もいつも通り月曜から始まった仕事。
やっと火曜まで乗り切ることができたと、自宅のソファで一息つく夜。
何気なくスマホの画面を観れば、SNSからの通知が届いている。
開くとそこには、
学生時代の友人達が楽しそうに旅行している画像投稿だった。
画面をスクロールして眺めていると、転職に関する動画広告が流れてきた。
「40代からの転職成功」
「年収アップ」
「人生が変わった」
若い頃なら、気にも留めなかったような動画だ。
しかし最近は、なぜか指が止めて内容を観てしまう自分自身がいる。
そして気付けば、
こんなことを考えている。
「自分はこのままで良いのだろうか」
今の仕事や職場が嫌なわけではない。
人間関係も悪くない。
生活に困っているわけでもない。
それなのに、
なぜか心は落ち着かない。
将来への不安。
収入への不安。
会社への不安。
健康への不安。
気付けば、
不安の理由を探している自分がいる。
30代、40代。
若かった頃とは違う感覚を覚える。
20代の頃は、
とにかく前へ進むことだけを考えて全力疾走だったが、
いま振り返ってみると楽しかったと思える。
仕事を覚える。
経験を積む。
給料も少しずつ増える。
昨日より今日、今日より明日。
そんなふうに、
成長している実感を持ちやすかった。
しかし、
30代、40代になると少し変わってくる。
役職が付く人もいる。
後輩や部下を持つ人もいる。
責任ある仕事を任されることも増える。
それはきっと、
周囲から見れば、順調と呼ばれるものなのかもしれない。
だが、本人だけは分かっている。
以前ほど、未来が見えていないことを。
「今の仕事をずっと続けていくことが、自分にとって本当に正解なのか」
「今の経験は、本当に市場で通用するのだろうか」
「もし環境が大きく変わったら、自分は対応できるのだろうか」
そんなことを考え始めて、
そして、
不安だけが少しずつ大きくなっていく。
ここで、一つ考えてみてほしい。
その不安は、
本当に転職したい気持ちなのだろうか。
会社を辞めたいのだろうか。
今の仕事に不満なのだろうか。
もしかすると、そうではないかもしれない。
実は、
頑張っている人ほど勘違いしやすいことがある。
転職したいのではなく、
別のことが分からないだけなのかもしれない。
では、その不安の正体とは一体何なのか。
そして、
なぜ頑張っている人ほど不安を抱えやすいのか。
その続きを、木曜日の後編でお話ししたい。
Believe in your possibility.
( by TSK )

