総括
職員ももっと本音で説明をすべきで、反省すべきところはあります。ただ、町の人にも知って欲しいのは、思いをもって、ご意見を言われるのならそれ相応の勉強をしていただきたいし、少なくとも反対の意見について、そうかもしれないと検討する姿勢をもって欲しいと感じます。
さもなければ、相手にとって失礼ではないか。公務員も町の皆さんも対等で、どちらが上ということはありません。お互いを尊重しあう態度が重要だと感じます。 総括コメント文責 Sさん。
町の意見交換会の概要
日 時:令和3年11月25日(木)19:00~20:30
内 容:ある地区(「当地区」とします)のまちづくりの方針等について説明し、それについての意見交換。
主な意見と回答
Aさん 当地区でも人口は減っている。人口減に対する取組みはないのか。
職員A 当プランは、町が何かをするというものではなく、土地利用の方針を示すものである。当地区においては、田光杉谷山麓部を産業拠点と位置づけし、企業の立地ができるようになっている。
Sさんコメント 問いと答えがかみあっていない。一方、当地区は都市計画の区域に入っていない。計画に入っていないところには、重点的に街づくりをすることがしにくい法制度になっている。町だけでは、人口減少の取組みをしても焼け石に水。それよりも、どこに住んでも不便が小さくなるような取り組み(交通手段の整備、ICTの活用による、買い物・受診等のオンライン化)をすることが現実の解。
与えられた枠内で、できそうなことをから実施をしないと、何もよくならない。
Aさん 当プランができてから20年程経過しているが、その間に町は何かしてくれたのか。町としては積極的に企業誘致等をやらないのか。
職員A 町としては土地利用の位置づけをしているが、町が企業誘致等に取り組んだ経緯はない。企業が何か事業をやりたいということがあれば町としても相談には乗る。
Sさんコメント 企業誘致はしている。菰野IC付近で実施中。企業誘致に取り組んでいないというのは事実に反する。ただ、Aさんが気にしているゴルフ場建設予定地は、土地造成だけでも100憶円ぐらいかかること、地権者が極めて複雑に入り組んでいることから、事業化は困難。まずは100億円をどこから持ってくるか。菰野町だけでこれだけのお金を用意するのは無理(菰野町は、一般会計の規模が130憶円)。
Bさん 当プランでの位置づけの根拠はあるのか。このような状況だからこういう位置づけにしたと示せるものはあるのか。ただ前回のプランを踏襲しているだけなのか。
職員A 今回の見直しの際に、Aさんが気にされている山麓部については削除する案もあったが、当地区にも産業拠点がないと発展がないということでプランに入れさせていただいた。
Bさん プランを作成する際に、地元の現状と問題を把握しているのか。
職員A 地区での懇談会等で地元の意見は聞いているが、すべてを把握できているかというとそうではない。
Sさんコメント すべて把握できているわけではないが、問題解決に必要な把握はしている。
Bさん 地域からの要求があれば、聞いてくれるのか。
職員A 田光杉谷山麓部で、企業から何かやりたいという要求があれば、相談には乗る。
Sさんコメント 要望の中身が、菰野町でできそうなことで、弱者保護にどうしても必要だとか、地域ごとの公平さに見合うものならば、前向きに検討する。ただ、要望の多くは、現実的でないとか、単純な好き嫌いとか思い込みの類もある。そういうものが事業化できないのは当然。
Cさん パブリックコメントは反映されているのか。
職員A すべての意見を反映しているわけではないが、町の方針と合うような意見については反映している。
Sさんコメント パブリックコメントも、行政に詳しいわけではない方が独自の意見を展開されることも少なくない。そのようなご意見は反映しようがない。
Bさん 問題は複雑で複層的になっているので、まちづくりについて総合的に対応する窓口やプロジェクトを立ち上げるべきではないか。
職員A 組織のことなので、今ここでは答えられない。
Sさんコメント 総合的なプロジェクトなどを立ち上げる前に、そのような枠組みがなくても解決できるはずの問題が山積している。その解決をするのが先決。
Cさん 政策推進室はどのような業務をしているのか。
職員B 事務分掌は施策の推進管理と行政改革に関すること。施策の推進管理については、町の方向性を示すものである総合計画と行政実施計画の内容について推進管理をしている。
Bさん 三重県が新たな県立大学の設置を検討している。県からは何も情報提供はないのか。
職員A 県からは何も情報はない。
Bさん 大学があれば人口も増え、経済活性化に繋がり、当地区の問題点を解決できるのではないか。官民連携してプロジェクトチームを作って誘致を進めてもらいたい。
職員B 政策推進室は総合計画の施策を推進していく立場であり、これは政策を作るという話になるので、町長の判断が必要。
Sさんコメント 大学があれば人口が増えるというのは、実際は逆で、人口が多く便利なところでなければ学生は入学しない。既存の大学もどんどんなくなっている。菰野町に大学を作るというのは失敗の可能性が極めて高い。やってみないとわからないという意見には、宝くじも買わないと当たらないというレベルの意見。
また、この地区で大学を作るとなると、造成工事等が必要で、やはり造成だけで100憶円の単位でお金が必要になる。このようなお金を菰野町のこの地区に出すとなると、菰野町も国も県も民間もどこでも支出は極めて難しい。
Dさん 鈴鹿山麓パークウェイ構想という話が議会の質問であった。町長答弁では検討します程度の回答であったと思うが、どうなっているのか。
職員A パークウェイ構想については概ね完了していると認識している。
Sさんコメント たとえば、306号線の危険を小さくするため、集落を迂回するバイパス道路を作るというだけで、10億円では足りないようなお金がかかります。しかもその最低限の道では、利用の見込みが立たないといわれます。概算で、100メートルの道路を作るのに1000万円ぐらい必要になるということが目安。道路の拡幅でやれば多少安価にはなる。
また国や県に道を作ることを要望しても、それをやるなら他の道の整備計画と一体的でなければ、実現することはない。
Aさん 脱炭素社会を推進していくには、安全に配慮したうえでソーラーパネルの増設についても検討していかなければならないのではないか。そのような研究開発をしている企業を募ることも必要ではないか。
職員B ソーラーパネルの建設については賛否両論あるので、推進していくかどうかは、町長も含め慎重に検討していくべきだと考える。
Sさんコメント 理想は素敵です。ただ、もっと身近で、緊急の問題が山積しているのが現状です。その解決だけで全く間に合っていないので、新しい提案を事業化することができる現状にありません。
以上