観てきました

『愛のかたまり』
楽日のマチネであります。
そこが劇場だと
知っていなければ
確実に
見逃してしまうような
小さなビルの
白いドア。
入ると
劇場特有の薫りが漂い
これから
芝居が始まるんだという
ワクワク感が高まります

さて
間もなく開演という時間
場内に流れた音楽
第三舞台だ

現在
活動停止中の劇団
第三舞台の
幕開け前と終演後に
必ず流れていた
第三舞台ファンには
定番の音楽…

作・演出の坪田塁さんが
以前に言っていた
80年代小劇場ブームへの
オマージュって
こういう事か…

暗転による幕開け。
暗闇から響く
役者さんの声。
その呼び掛けが
ほんの一瞬だけど
大高洋夫さんや
小須田康人さんの声に
聞こえた気がしました。
明るくなった舞台には
手の届きそうな
位置に立つ役者さん達。
軽快なテンポで展開する
坪田ワールド。
台詞の掛け合い
間に流れる映像
その中で
登場人物
ひとりひとりのキャラが
明らかになっていきます。
少しずつずれながら
時空間を行き来し
どこまでが現実で
どこまでが夢か
わからない世界。
そんな中
みんなの心が確実に
「得体の知れない物体」に
近づいて行くのです。
自分の心の声を
自分の生の声にして
『愛のかたまり』の
正体に辿り着いた(
)彼らの未来に
暖かい風が
吹いた気がしました。
随所にちりばめられた
笑いや
役者さんの個性を
生かした演出
チームワークが問われる
台詞の掛け合い
久々に
「演劇的な芝居」を
観た気がしました。
個人的には
役者さんの
瞳の色までわかるような
客席の近さは
ファンとしては
ウルウル・ドキドキですが
舞台全体を見渡せる
後方の席で
もう一度観たかったなぁ。
DVDが1月に
発売になるので
全体を観るのはそちらで
と考えています。
2月に
第二段の上演が
決まったので
今度は是非
前方で一回
後方で一回
観ようと思います。
今日
「伝説」の舞台の
第一章を肌で感じられて
本当に幸せでした。
『愛のかたまり』
形にできないそれは
あの舞台
そのものだったのかも
知れませんね
