予想外に、本当に予想外に早く就活が終わってしまった。
面接を受けるまでは新卒で入る事など微塵も考えていなかった、とあるベンチャー企業。
そもそもなんで自分が会計士ではなく一般企業に就職してみたいと思ったのかと言うと、新卒のチケット(3000万の価値があるという人も)を最大限に活かすなら、中途も多い監査法人ではなく、ほぼ新卒でしか入れないし研修とかに色々お金を掛けてくれる大手企業だろうと思ったから。
自分はまだまだ常識という点で弱い面もあるし、一般的なサラリーマンの仕事を知らないでいきなり「士業」に就くことには抵抗があった。(これには自分の親が学者で、同じく世間知らずであることも関係しているかもしれない。笑)
しかし当然ながらベンチャーでは充実した研修など望むべくもない。
転職を前提に考えても、職歴の頭に「三菱商事」と書いてあるのと名前も分からないベンチャー企業が書いてあるのとでは転職バリューが天と地の差である。(これは恐らく自分が将来起業して出資を受ける際にも付きまとうだろう)
じゃあ何故、商社ではなくベンチャーなんて選択をしたのかと言うと、自分が三菱商事に求める物は、他の企業でもある程度得られる物だからであろう。しかしこの会社で得られる経験は、他の企業でも他の時期でもなかなか得られないようなものじゃないだろうか。
自分は、この企業は絶対に今後もっと大きくなりベンチャーの枠を超えていくことになると信じている。(事業内容とか、社員の質を見るからに)
そしてもうすぐ始まる、その企業にとって一番の正念場である海外進出の時期にjoinできれば、そこで得られる経験は大手に入ってぬくぬくと研修を積むよりもずっと濃密で貴重な経験ができるはずだ。
そこでこそ自分がやりたかった、マニュアルに縛られず「自分の頭で考える」仕事ができると思っている。
もちろんリスクは底抜けに高いことは認めたい。
3000万のチケットをIPO銘柄に全額突っ込んだような気分だ。
でもこの会社に入らないで、もしこの会社が大成功したら自分は物凄く後悔すると思う。
逆にここに入ってもし潰れても、監査法人かどっかに拾ってもらえればそんなにひどい事にはならないだろうと。
リスクが限定されてるんなら、ここは一つ夢を買ってみるのもいいんじゃないかなと。
商社に入れればそれはそれで堅実で素晴らしい道だと思うし、世間で言う所のエリート街道まっしぐらってところだろう。それはそれで憧れる。
けど、自分ってやつはつくづくリスク選好的な人間なんだろうな。
商社に入った場合の自分の未来はある程度想像できるけど、ベンチャーに行った自分は成功するのか失敗するのか全く想像できない。全て自分の頑張りと能力次第。
でもそれが一番働いててワクワクできるし、夢のある生き方だなあって思うんだよね。
世間的な勝ち組になれるかは分かんないけれど、
人生楽しんだもん勝ちって言葉に倣えば、これこそが一番の勝ち組ってやつなんだろう。