自然な絶対音感者の本音(?)② | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

大半の人が絶対音感がないと知った時に思うことが幾つか出てきますが、最も感じてしまうのは、


「それって生き物としてあまりにも聴覚が怠けすぎなのでは?」

「注意が足りないのでは?」


という素朴な感覚。


失礼な、と思われそうですが、


「生き物としてそれで大丈夫なのか、、?」


と心配してしまう程です、、


大半の人に絶対音感がないのはそれで困らないからなのでしょうが、ピッチ、高さそのものってそれだけで結構情報を含んでいると感じるので、音楽以前の問題として何とも危ういトレードオフをしてしまっているようには正直思います。

とはいえ、言語の獲得その他の中でピッチの直接知覚は不要という判断が殆どの人間で為されるのかな、とも思います。


音楽的な絶対音感の話に戻ると、一般的に、幼少期でないと絶対音感獲得は難しいとされるのですが、これはおそらく話が逆で、幼少期には誰でも自然な絶対音感があったのを成長過程で脱学習?してしまうので「取り戻す」が難しい、という話ではないかと思います。


とはいえ、大人になってからも、音そのものにじっくり、ゆっくり、沈潜するような、半ば瞑想的な音の聴き方をすることで「取り戻す」ことは可能だと思います。

取り戻したい人はこのブログの中の「誰でも絶対音感」などで試してみてくださいね。