これって時々問題?になりますね。
何となく全体のキーが下がって(上がって)しまった時、絶対音感者は合わせてくれない、みたいに絶対音感者が悪者になってしまうことも、、
ただ弦楽四重奏だったらそんなこと多分問題にならないわけで。
下がる(上がる)方に合わせる??
あり得ないのではないかと思います、、
絶対音感者は合わせられないわけではないです。
むしろ、相対音感の細かな幅感覚も相対音感だけの人より精密な人が殆どで、絶対音感しかないという人は本当に稀だと思います。
だから合わせることは出来ます。
単にキーが下がる(上がる)のがイヤなので何とか保とう、戻そうとしているだけです。
それが何故か理解されない、知覚されないのでしょう。
相対音感だけでも下がってきたら気づくと思うのですが、そうでない人が多いようです。
絶対音感者もある程度のところで諦め、妥協は必要です。
ハーモニーが破綻してしまうとキーが下がるよりもあれなので。
下がる、上がるは音感の問題よりは特定音域の発声の問題が殆どです。
男声地声の高音は下がりやすいし、女声のファルセットは高くなりがち、また女声の中低音も支えなく歌うと下がってきます。
ア・カペラの場合、そういうパートごとの細かな事情が同時に起こるので、調分裂も起きがちですが、とりあえず、発声の問題がないか、から解決していくのが演奏の質を上げる上でも大事だと思います。