耳が聞こえる人で絶対音感がない人はいない | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
http://tsingmoo.web.wox.cc
青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

同じような内容を何度か書いていると思いますが。


動物は絶対音感しかないようです。

移調した同じメロディを同じとは認識出来ない。

オクターブは同じ音と認識するようで(哺乳類の場合)、オクターブ上下させたメロディは同じものと分かるようです。


人間だけ絶対音感者が極端に少ないのはどこかおかしい、、


意識状態というか脳波の状態が関係するんだと思います。

7歳までの子供が絶対音感を「習得」しやすいのは動物に近いリラックスした脳の状態が普通だから。

それだけでしょう。

大人でも意識的に深いリラックス状態になれば絶対音感「習得」は容易です。

本当は習得というよりは、最初からあるものを言語化するだけのこと。


タイトルの意味するところは文字通り。

そもそも最初からあるものを言語化(最近この言葉が流行っているそうですね)出来るようにするだけ。

ここでの言語化は音名にすることです。


先ずはリラックスして環境音をじっくり聴いてみる。

リラックスするほど音に深く沈潜出来るようになります。 

そうして聞こえ方を取り戻していけば、その延長線上に、言語化出来る「人間の絶対音感」はあります。