アドリブやフェイク上達のコツ | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
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青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

過去にも何度か書いていますが。
クラシカルな言い方なら「変奏」ですね。
モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」やバッハの「ゴルトベルク変奏曲」でやってることとジャズその他でのアドリブ、やってることの「意味」は全く同じです。
リズムと使える音の許容範囲が若干違うだけ。

コード進行をきちんと把握することは大事ですが、最低限ルート(ベース)の進行が分かっていれば何とかなります。
オスカー・ピーターソンのピアノソロなどでも、左手は単音で右手弾きまくりのアドリブもよくあります。

参考にしたいソロ(楽器でもvocalでも)がある場合、確実に聴音するのがアドリブ上達のコツです。
分析すれば尚好いですが、分析しないとしてもきっちり聴音した時点でコード上のどんな音が並んでラインになっているか、どんなリズムになってるかが把握できるでしょう。

結局は聴音、耳トレですね。