日本公開日初日の昨日の朝一9:30から池袋HUMAXにて鑑賞。
前の方は開いてましたが、真ん中から後ろの席は詰まっていました。
日中合作。
原作は夢枕貘の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」。
原作はこれから読むところ。
中国での映画タイトルは「妖猫伝」。
この方が映画の内容はよく伝えているかな。
映像的にもストーリー的にも楽しめました。
「幻術」的描写が妖しく美しく危険で残虐。
美女もたくさん登場。
当然ながら楊貴妃は特に。
空海と白居易が楊貴妃の死の真実を解き明かしていくミステリー仕立て。
勿論フィクションですが、空海が密教の教えを受けるのを許されたラストの部分は色々に取れる。
空海自身、相当な「幻術使い」でもあったようなので(映画では派手な幻術を彼は使わないけれど)。
役者さんがみんな素晴らしい。
全編日本語吹き替え版でしたが、役者さんの口に完全にリンクした中国語、日本語両方出てくる音でも観てみたい。