ユナイテッドシネマとしまえんにて。
かなり空いてました、、
私は、前作も含めレプリカントを遺伝操作で作った「生物学的には全くの人間」と見るのでもともと世界観は合わないのですが、映像は好かったです。
3時間という長さや事前の評判から、もっと複雑なストーリーかと思っていたけれど、話自体は割とシンプルでした。
レイチェルの「複製」の容貌が先日見直した「ブレードランナー」(35年前)のまんまなのは(それも事前に情報として読んでいたけれど)結構驚けたかなと。
動いてる女優さんはもちろん別の人で、顔の部分はCGなのかな、多分。
前作同様「人間とは」というアイデンティティの問題が主題の話だと思いますが、そこはやや薄まっている気もしました。
主人公の捜査官Kの上司が口にする「魂」という言葉もどことなく空虚に感じられたり。
もっとAIや完全なアンドロイドなども交えた複雑な話だと好かったな、とは思いました。
デッカードを探しに来たKが、置いてあったグランドピアノのD音を鳴らした時はデッカードのDを意識しているのかなとつい思ったりなど。
あ、レプリカントの模造記憶を作っているのが○○というのは冴えたアイディアだった。
エンディング、Kは死んでしまうわけではないものの、前作のエンディングをイメージしているなと感じました。
それにしてもKはただのくたびれもうけではないかな、、