「ブレードランナー2049」観ました(ややネタバレあり) | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
http://tsingmoo.web.wox.cc
青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

ユナイテッドシネマとしまえんにて。
かなり空いてました、、

私は、前作も含めレプリカントを遺伝操作で作った「生物学的には全くの人間」と見るのでもともと世界観は合わないのですが、映像は好かったです。

3時間という長さや事前の評判から、もっと複雑なストーリーかと思っていたけれど、話自体は割とシンプルでした。

レイチェルの「複製」の容貌が先日見直した「ブレードランナー」(35年前)のまんまなのは(それも事前に情報として読んでいたけれど)結構驚けたかなと。
動いてる女優さんはもちろん別の人で、顔の部分はCGなのかな、多分。

前作同様「人間とは」というアイデンティティの問題が主題の話だと思いますが、そこはやや薄まっている気もしました。
主人公の捜査官Kの上司が口にする「魂」という言葉もどことなく空虚に感じられたり。
もっとAIや完全なアンドロイドなども交えた複雑な話だと好かったな、とは思いました。

デッカードを探しに来たKが、置いてあったグランドピアノのD音を鳴らした時はデッカードのDを意識しているのかなとつい思ったりなど。

あ、レプリカントの模造記憶を作っているのが○○というのは冴えたアイディアだった。

エンディング、Kは死んでしまうわけではないものの、前作のエンディングをイメージしているなと感じました。
それにしてもKはただのくたびれもうけではないかな、、