Autumn in New Yorkのアレンジをした時のこと | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

さっきシンガーズアンリミテッド演奏でこれを聴いていてふと思い出したこと。

トライトーン用にこの曲をアカペラアレンジ(音源化してないけれど、アカペラコーラス3(緑本)に収録)した時、手もとにシンガーズアンリミテッドの音源しかない状態で書いた記憶が、、

スタンダード曲なので、本来ならなるべく色んなバージョンを聴いてからアレンジし始めて然るべきなのですが。
YouTubeなども無く、いやそもそもインターネットやってなかった頃か。
図書館でCDなど探しても上手く他の音源が見つからなかったのかもしれない。

採譜ではなくアレンジのつもりだったので、まずシンガーズアンリミテッドの、ともすると小節すら分からない(笑)アレンジから原曲の骨格を再構成。
その上で、ジーン・ピュアリングのアレンジの痕跡が残らないように(笑)リハモし直すなどしてアレンジ。

沢山のバージョンを聴いてからアレンジに向かうのが普通はいいのですが、限定された変形物から基本に戻して別変形という作業も面白いです。

方法論としては、資料がちゃんと手に入る場合はあまりお勧めしません(笑)
ただ、少ない材料で新しいバリエーションを生み出す実践にはなりますね。

今年の秋はこのアレンジを歌う予定がないけれど、また歌いたいな。